R4後期:保育実習理論②

R4後期 保育実習理論 問2
次のA~Dの音楽用語の意味を【語群】から選んだ場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A decresc.  →〇ア だんだん弱く

 →〇キ 特に強く

 

C 8va alta →〇ク 8度高く
D accelerando →〇エ 自由に
【語群】
ア だんだん弱く  イ だんだんゆっくり  ウ 静かに   エ 自由に
オ 8度低く    カ 今までより速く   キ 特に強く  ク 8度高く
ケ だんだん速く  コ とても強く
(組み合わせ)
A B C D
1 ア ウ ク オ
2 ア キ ク ケ →〇
3 イ キ エ カ
4 イ コ カ エ
5 ウ コ オ ケ
正答:2


R4後期:保育実習理論③

R4後期 保育実習理論 問3
次の楽譜から属七の和音(ドミナントセブンス)を抽出した正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(組み合わせ)
1 ① ② ④
2 ① ③ ⑤
3 ② ④ ⑤ →〇
4 ② ⑤ ⑥
5 ③ ⑤ ⑥
正答:3


R4後期:保育実習理論④

R4後期 保育実習理論 問4
 次の曲を4歳児クラスで歌ってみたところ、最高音が歌いにくそうであった。そこで完全5度下げて歌うことにした。その場合、A、B、Cの音は、伴盤の①~⑳のどこを弾くか、正しい組み合わせを一つ選びなさい。
著作権の関係により公表できません。

(組み合わせ)
A B C
1 ⑫ ⑰ ⑪
2 ⑫ ⑮ ⑩
3 ⑧ ⑬ ⑦
4 ⑩ ⑬ ⑧
5 ⑩ ⑮ ⑨ →〇
正答:5


R4後期:保育実習理論⑤

R4後期 保育実習理論 問5
 次のリズムは、ある曲の歌い始めの部分である。それは次のうちのどれか、一つ選びなさい。
著作権の関係により公表できません。

  1. スキーの歌(文部省唱歌 作詞:林柳波 作曲:橋本国彦)
  2. 浜千鳥(作詞:鹿島鳴秋 作曲:弘田龍太郎)
  3. ほたるの光(日本語詞:稲垣千頴 スコットランド民謡)
  4. おぼろ月夜(文部省唱歌 作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一) →〇
  5. たきび(作詞:巽聖歌 作曲:渡辺茂)

正答:4


R4後期:保育実習理論⑥

6R4後期 保育実習理論 問6
 次の文のうち、適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 唱歌「桃太郎」の作曲者は、山田耕筰である。  →×
  2. サンバは、アフリカの民族音楽である。 →×
  3. 2音でできている「わらべうた」は、上の音で終わることが多い。 →〇
  4. ワルツは、2拍子の踊りの音楽である。 →×
  5. ニ長調の階名「ソ」は、音名「ト」である。 →×

正答:3


R4後期:保育実習理論⑦

R4後期 保育実習理論 問7
 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」2「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」のオ「表現」の(ウ)「内容の取扱い」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
・ 身近な自然や身の回りの( A →事物)に関わる中で、( B →発見)や心が動く経験が得られるよう、諸感覚を働かせることを楽しむ遊びや( C →素材)を用意するなど保育の環境を整えること。
(組み合わせ)
A    B    C
1 玩具  創造性  素材
2 事物   発見   素材 →〇
3 事物  創造性  素材
4 玩具   発見   教材
5 事物  創造性  教材
正答:2


R4後期:保育実習理論⑧

R4後期 保育実習理論 問8
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
主任のM保育士と新任のR保育士は、2歳児Gちゃんが床で描画する様子を見ながら話をしています。
R保育士: 手にクレヨンを持って、手首はあまり動かさずに、( A →腕)全体を動かして線描をしていますね。
M保育士: 弓なりに描く( B →弧)線や上下に描く縦線が特徴的ですね。この時期の発達過程の特徴的な描き方として( C →なぐり)がきとも言いますが、他の言い方をする場合もあります。
R保育士: ( D →スクリブル)ですね。クレヨンを握り持ったり、指の間にはさんだりして、色々な描き方をしていますね。それぞれの子が、どのように描いているか、これからじっくり見守っていきたいと思います。
【設問】
( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
AB C D
1 指 輪郭 ひとふで スクリブル
2 腕 弧 ひとふで フィンガー・ペインティング
3 腕 弧 なぐり スクリブル →〇
4 腕 輪郭 なぐり フィンガー・ペインティング
5 指 輪郭 なぐり スクリブル
正答:3


R4後期:保育実習理論⑨

R4後期 保育実習理論 問9
 次の牛乳パックを材料とした手作りの紙の製作方法の一例に関する記述として( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
① 牛乳パックを2、3日、水に漬け、パックを柔らかくすると同時に、表面の防水のコーティング(シート)を剥がす。
② 牛乳パックを取りだして細かくちぎり、( A →ア 水)と一緒にミキサーにかけてドロドロにする。
③ ドロドロを、水の入った広めの容器の中に入れてよく混ぜ、巻きすの上に置いた( B )に流し入れてすく。
④ これを平らな板の上に置き、( B →エ すき型枠)をはずし、巻きすごと裏返す。
⑤ 水気をしぼり、巻きすをはずす。( C →オ タオル)で水気をきって、その上から( D →キ アイロン)を当てて乾燥させる。
【語群】
ア 水       イ 小麦粉   ウ ボウル  エ すき型枠  オ タオル
カ ガスバーナー  キ アイロン  ク 金網
(組み合わせ)
A B C D
1 ア ウ オ キ
2 ア ウ カ ク
3 ア エ オ キ →〇
4 イ エ オ ク
5 イ エ カ キ
正答:3


R4後期:保育実習理論⑩

R4後期 保育実習理論 問 10
次の文は、色彩に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。


赤み、青み、緑みなどの色みのことを( A →色相)といい、これは( B →有彩色)が持っている性質の一つである。
( A )環とは、図のように色を環状に配置したもので、色みが自然な階調で循環するように表されている。
( C )とは、( A )環で 180°離れた位置にある色同士のことである。絵の具の( C )同士を混ぜると、黒、灰色などに近い色になる。
図において、赤の( C →補色)は、( D →青緑)である。

(組み合わせ)
A    B    C   D
1 彩度  有彩色  補色  空色
2 純色  無彩色  純色  空色
3 色相   純色   混色  空色
4 彩度  無彩色  純色  青緑
5 色相  有彩色  補色  青緑 →〇
正答:5


R4後期:保育実習理論⑪

R4後期 保育実習理論 問 11
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
4歳児クラス担当のL保育士は、友達同士の対話が豊かになってきた様子を見て、子どもの手にちょうどよい大きさの封筒を使用すれば、人形を作り、人形劇遊びができるのではないかと考えた。
ある日、朝の挨拶の際に、手作りの封筒人形が保育士役を演じる様子を見せたところ、子ども達は関心を持ち、人形をつくってみたいと言った。
【設問】
次のうち、保育士の今後の対応として、「保育所保育指針」と照らし合わせて適切ではないものを一つ選びなさい。

  1. 様々な色に気付くよう、多色のペンやシールを用意した。 →〇
  2. 人形を使って演じる際に、生活や遊びの中で触れた出来事の中で、感動したことを伝え合う楽しさを味わう機会にしたいと考え、自分の人形をつくることを提案した。 →〇
  3. 「かいたりつくったりすること」を楽しめるよう、描く用具や切る用具、貼る材料や用具を設定した。 →〇
  4. 人形劇を体験させるために、保育士が誕生会での上演と演じるお話を決め、繰り返しセリフの練習を行った。 →×
  5. 自分のイメージを動きで表現したり、演じて遊んだりするなどの楽しさが味わえるよう、保育室内に舞台となる環境を設定した。 →〇

正答:4


R4後期:保育実習理論⑫

R4後期 保育実習理論 問 12
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
保育士が5歳児達と手作りのすごろくで遊ぼうとしています。保育士は、いくつかの展開図を描いてサイコロを作ろうとしましたが、一つだけサイコロにならないものがありました。
【設問】
次の図1~5の中からサイコロを作ることができない展開図を一つ選びなさい。
※のりしろは、この場合考慮しない。

正答:5


R4後期:保育実習理論⑬

R4後期 保育実習理論 問 13
 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」1「乳児保育に関わるねらい及び内容」の(2)「ねらい及び内容」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
玩具などは、音質、形、色、大きさなど子どもの発達状態に応じて適切なものを選び、その時々の子どもの興味や関心を踏まえるなど、遊びを通して( A →感覚)の発達が促されるものとなるように工夫すること。なお、安全な環境の下で、子どもが( B →探索意欲)を満たして( C →自由に)遊べるよう、身の回りのものについては、常に十分な点検を行うこと。
(組み合わせ)
A    B     C
1 感性  学習意欲   自由に
2 感性  探索意欲  系統的に
3 感覚  学習意欲   自由に
4 感覚  探索意欲   自由に →〇
5 感覚  学習意欲  系統的に
正答:4


R4後期:保育実習理論⑭

R4後期 保育実習理論 問 14
 次の文のうち、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」(2)「ねらい及び内容」のエ「言葉」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. いろいろな体験を通じてイメージや言葉を豊かにする。 →〇
  2. 絵本や紙芝居を楽しみ、簡単な言葉を繰り返したり、模倣をしたりして遊ぶ。 →×
  3. 親しみをもって日常の挨拶をする。 →〇
  4. 生活の中で必要な言葉が分かり、使う。 →〇

正答:2 ○ × ○ ○


R4後期:保育実習理論⑮

R4後期 保育実習理論 問 15
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
大学生のQさんは、保育実習のオリエンテーションに行った際に、保育所の実習指導者と話をして、実習の後半に、指導計画を立案し実践することになった。そこで、保育所における指導計画を立案する際の留意点を整理することにした。
【設問】
次の文のうち、保育所における指導計画を立案する際の留意点として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 現在の子どもの育ちや内面の状態を理解する。 →〇
  2. 子どもの発達過程を見通す。 →〇
  3. 養護と教育の視点から子どもの体験する内容を具体的に設定する。 →〇
  4. 園行事のねらいと内容を設定した上で、それに子どもの活動や生活の流れを合わせる。 →×

正答:2 ○ ○ ○ ×


R4後期:保育実習理論⑯

R4後期 保育実習理論 問 16
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
P保育所のS保育士は、2歳児クラスを担当する勤務2年目になる若手の保育士である。勤務初年度は同じクラスを担当するベテラン保育士が保護者の対応を主に行っていた。S保育士は、2年目となり、少しずつ保護者への対応を担うようになってきた。しかし、保育所の方針に頻繁に苦情を訴えてくる保護者や子どもへのしつけや言葉がけが乱暴に感じられる保護者もおり、S保育士は、現在保護者対応について悩みを抱えている。
【設問】
次のP保育所やS保育士の行動のうち、守秘義務の観点から適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. S保育士は、対応が難しい保護者からの相談内容にどう対応してよいかわからずイライラしてしまい、気持ちを落ち着かせるために自分の母親にその内容を話す。 →×
  2. 保護者からの相談が、子どもへの不適切なしつけを疑うような内容だった時、S保育士はその内容を施設長に話す。 →〇
  3. P保育所は、第三者評価の際に、保護者からの相談内容や対応方法を記録していた日誌を、評価者に見せる。 →〇

正答:4 × ○ ○


R4後期:保育実習理論⑰

R4後期 保育実習理論 問 17
 次の文のうち、クラスの子どもたちに絵本の読み聞かせをする際の留意点として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 絵本を読む時の読み手の背景は、子どもが絵本に集中できるようにシンプルな背景がよい。 →〇
  2. 絵本は、表紙や裏表紙にも物語が含まれることがあることを理解しておく。 →〇
  3. 子どもが絵本の世界を楽しめるように、保育士は絵本のストーリーや展開をよく理解しておく。 →〇
  4. 絵本を読み終えたら、子どもが絵本の内容を正確に記憶できているかが重要であるため、直ちに質問して確認する。 →×

正答:2 ○ ○ ○ ×


R4後期:保育実習理論⑱

R4後期 保育実習理論 問 18
 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」の(1)「基本的事項」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
この時期においては、運動機能の発達により、基本的な動作が一通りできるようになるとともに、基本的な生活習慣もほぼ自立できるようになる。理解する語彙数が急激に増加し、知的興味や関心も高まってくる。仲間と遊び、仲間の中の一人という自覚が生じ、( A →集団的な)遊びや( B →協同的な)活動も見られるようになる。これらの発達の特徴を踏まえて、この時期の保育においては、( C →個の成長)と集団としての活動の充実が図られるようにしなければならない。
(組み合わせ)
ABC
1 集団的な 一斉 個の支援
2 集団的な 協同的な 個の成長 →〇
3 ごっこ 協同的な 個の支援
4 集団的な 一斉 個の成長
5 ごっこ 一斉 個の支援
正答:2


R4後期:保育実習理論⑲

R4後期 保育実習理論 問 19
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設で実習中のYさんは、配属先の施設に入所している高校生のZ君(18 歳、男児)が、担当のH保育士に「生きていても仕方がない」「将来特にやりたいことなんかない」と自暴自棄に話していたのを耳にした。Z君は家族や親族からの支援は期待できないと職員から情報を得ている。実習指導者からZ君の自立支援について考えてみるよう指導を受けた。
【設問】
次のうち、Z君の自立に向けて検討した結果として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「そんな甘い考えでは自立できない」と自覚を促す。 →×
  2. 「退所後も自立できるまで責任もって面倒みるよ」と個人的な支援を約束する。 →×
  3. 進路選択に必要な資料等を提供し、十分に話し合う。 →〇
  4. 本人の意向をふまえ措置延長の必要性について検討する。 →〇

正答:5 × × ○ ○


R4後期:保育実習理論⑳

R4後期 保育実習理論 問 20
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
新任職員のGさん(男性)は、大学を卒業して、児童養護施設に勤めた。着任して3か月が経ったころ、K君(中学2年生)から馬鹿にされる発言を繰り返されるようになった。困惑しつつもGさんは、K君に馬鹿にするのをやめるように話すが、K君は全く気に留めない。それどころか言動がエスカレートしてしまった。Gさんは馬鹿にされることにとても腹が立ってきたが、その感情をどう処理してよいのか、わからない状態であった。
【設問】
次のうち、施設管理者等が取るべきGさんへの対応として、最も不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 施設長、基幹的職員などにいつでも相談できる体制を確立する。  →〇
  2. Gさんの成長を図るためにひとりで問題を解決させる。 →×
  3. スーパービジョンを実施する。 →〇
  4. K君に関するアセスメントを共有する。 →〇
  5. アンガーマネジメント等の研修を受けることを提案する。 →〇

正答:2


R4前期:保育原理①

R4前期 保育原理 問1
次の表は、「保育所保育指針」第1章「総則」(2)「養護に関わるねらい及び内容」の一部である。表中の( A )~( C )にあてはまる記述をア~オから選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

生命の保持(ねらい) 情緒の安定(ねらい)
( A 

②  一人一人の子どもが、健康で安全に過ごせるようにする。

③ ( C )

④  一人一人の子どもの健康増進が、積極的に図られるようにする。

②       一人一人の子どもが、安定感をもって過ごせるようにする。

② ( B )

③  一人一人の子どもが、周囲から主体として受け止められ、主体として育ち、自分を肯定する気持ちが育まれていくようにする。

④  一人一人の子どもがくつろいで共に過ごし、心身の疲れが癒されるようにする。

ア 一人一人の子どもが、自分の気持ちを安心して表すことができるようにする。
イ 一人一人の子どもが、快適に生活できるようにする。
ウ 一人一人の子どもの生理的欲求が、十分に満たされるようにする。
エ 一人一人の発育に応じて、はう、立つ、歩くなど、十分に体を動かす。
オ 一人一人の生活リズムに応じて、安全な環境の下で十分に午睡をする。
(組み合わせ)
A B C
1 ア イ エ
2 ア ウ オ
3 イ ア ウ →〇
4 イ エ ア
5 ウ エ イ
正答:3


R4前期:保育原理②

R4前期 保育原理 問2
 次の文は、保育士を目指している学生A~Dが、保育の環境について述べた意見である。「保育所保育指針」第1章「総則」(4)「保育の環境」に照らして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「保育の環境は、保育士等や子どもなどの人的環境、施設や遊具などの物的環境、更には自然や社会の事象などがあり、これらが相互に関連し合い、子どもの生活が豊かなものとなるように、計画的に環境を構成し工夫することが大切だと思うよ。」 →〇
  2. 「保育所は生活の場であるとともに学びの場でもあるため、親しみとくつろぎの場であることよりも規律やマナーを守ることを一番に考えるべきだよね。」 →×
  3. 「保育士等は、保育所の設備や環境を整えたり、保育所の保健的環境や安全の確保などに努めて、子どもの活動が豊かに展開されるようにするべきだよね。」 →〇
  4. 「子ども自らが環境に関わったり、子どもが自発的に活動して様々な経験を積んでいくことより保育士等が計画する環境に関わらせることが大切だと思うよ。」 →×

正答:2 ○ × ○ ×


R4前期:保育原理③

R4前期 保育原理 問3
 次のうち、日本の保育制度の変遷に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 1999(平成 11)年、文部省と厚生省の幼児教育に関わる担当局長の連名による通知においてはじめて、「保育所のもつ機能のうち、教育に関するものは、幼稚園教育要領に準ずることが望ましいこと」とされた。 →×
  2.  2008(平成 20)年、「保育所保育指針」は大臣告示として改定され、規範性を有する基準としての性格が明確になった。 →〇
  3. 2017(平成 29)年の「保育所保育指針」改定で、教育に関わる側面のねらい及び内容に関して、「幼稚園教育要領」、「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」との整合性を図った。 →〇
  4. 2012(平成 24)年の子ども・子育て支援新制度により、保育所が幼児教育を行う施設として位置づけられた。 →×

正答:3 × ○ ○ ×


R4前期:保育原理④

R4前期 保育原理 問4
次のうち、「保育所保育指針」第1章「総則」(4)「保育内容等の評価」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 保育士等は、保育の計画や保育の記録を通して、自らの保育実践を振り返るとともに自己評価を行い、必ずその結果を公表しなければならない。 →×
  2. 保育士等は、その年に明らかになった課題は年度内に解決するように努めなければならない。 →×
  3.  保育士等は、専門性の向上や保育の質の向上のため自らの振り返りを重視し、職員相互の話し合い等は個人情報の観点から避けるよう留意すること。 →×
  4. 保育士等による自己評価に当たっては、子どもの活動内容やその結果だけでなく、子どもの心の育ちや意欲、取り組む過程などにも十分配慮するよう留意すること。 →〇

正答:5 × × × ○


R4前期:保育原理⑤

R4前期 保育原理 問5
次のうち、障害児保育についての記述として、「保育所保育指針」第1章「総則」(2)「指導計画の作成」に照らして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 保育所は、全ての子どもが、日々の生活や遊びを通して共に育ち合う場であるため、一人一人の子どもが安心して生活できる保育環境となるよう、障害や様々な発達上の課題など、状況に応じて適切に配慮する必要がある。 →〇
  2. 保育所では、障害のある子どもに対して一人一人ていねいな保育を行うために、クラス等の指導計画とは切り離して、個別の指導計画を作成する方がよい。 →×
  3. 障害や発達上の課題のある子どもの理解と援助は、子どもの保護者や家庭との連携が大切であり、連携を通して保護者が保育所を信頼し、子どもについての共通理解の下に協力し合う関係を形成する。 →〇
  4. 障害のある子どもの就学にあたっては、就学に向けた支援の資料を作成するなど、保育所や児童発達支援センター等の関係機関で行われてきた支援が就学以降も継続していくよう留意する。 →〇

正答:3 ○ × ○ ○


R4前期:保育原理⑥

R4前期 保育原理 問6
次の【Ⅰ群】の記述と、【Ⅱ群】の語句を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】

  1. 保育の目標をより具体化したものであり、子どもが保育所において、安定した生活を送り、充実した活動ができるように、保育を通じて育みたい資質・能力を、子どもの生活する姿から捉えたもの →〇エ ねらい
  2. 子どもの生活やその状況に応じて保育士等が適切に行う事項と、保育士等が援助して子どもが環境に関わって経験する事項を示したもの →〇イ 内容
  3. 子どもが健やかに成長し、その活動がより豊かに展開されるための発達の援助 →〇オ 教育
  4. 子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が行う援助や関わり →〇ア 養護

【Ⅱ群】
ア 養護
イ 内容
ウ 領域
エ ねらい
オ 教育
(組み合わせ)
A B C D
1 ア イ ウ オ
2 ア ウ イ オ
3 エ イ オ ア →〇
4 エ ウ イ ア
5 エ ウ オ ア
正答:3


R4前期:保育原理⑦

R4前期 保育原理 問7
次のうち、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」に照らして、1歳以上3歳未満児の保育についての記述として、不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 自らの体を動かそうとする意欲が育つように、毎日決まった時間に必ず体を動かすようにすること。 →×
  2. この時期は自己と他者との違いの認識がまだ十分でないことから、子どもの自我の育ちを見守るとともに、保育士等の仲立ちにより他の子どもと多様な関わりがもてるようにすること。 →〇
  3. 身近な生き物との関わりについては、子どもが命を感じ、生命の尊さに気付く経験へとつながるものであることから、そうした気付きを促すような関わりとなるようにすること。 →〇
  4. この時期は、大きく言葉の習得が進むことから、それぞれの子どもの発達の状況に応じて、遊びや関わりの工夫をすること。 →〇
  5. 身近な自然や身の回りの事物に関わる中で、発見や心が動く経験が得られるよう、諸感覚を働かせることを楽しむ遊びや素材を用意するなど保育の環境を整えること。  →〇

正答:1


R4前期:保育原理⑧

R4前期 保育原理 問8
次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
この時期においては、( A ア 運動機能)の発達により、基本的な動作が一通りできるようになるとともに、基本的な生活習慣もほぼ自立できるようになる。理解する( B カ 語彙数)が急激に増加し、知的興味や関心も高まってくる。仲間と遊び、仲間の中の一人という自覚が生じ、集団的な遊びや( C コ 協同的)な活動も見られるようになる。これらの発達の特徴を踏まえて、この時期の保育においては、( D ウ 個)の成長と( E ク 集団)としての活動の充実が図られるようにしなければならない。
【語群】
ア 運動機能  イ 競争的  ウ 個   エ 認知機能  オ 人間
カ 語彙数   キ 自我   ク 集団  ケ 事象    コ 協同的
(組み合わせ)
A B C D E
1 ア カ コ ウ ク →〇
2 ア ケ イ ウ オ
3 ア ケ イ キ オ
4 エ カ コ キ ク
5 エ ケ コ キ ク
正答:1


R4前期:保育原理⑨

R4前期 保育原理 問9
次のうち、障害や発達上の課題が見られる子どもの保育に関わる条約や法律に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」は、障害がある者にとって日常生活又は社会生活を営む上で障壁となるような段差などの建築物における障害物のみを社会的障壁と定義し、その除去のための合理的配慮について規定している。 →×
  2. 「子ども・子育て支援法」は、保護者が子育てについての第一義的責任を有するので、子どもの発達上の課題に関する保護者の要望があったときのみ、社会のあらゆる分野における全ての構成員が、子ども・子育て支援における各々の役割を果たさなければならないと規定している。 →×
  3. 「障害者の権利に関する条約」は、障害者の社会への完全かつ効果的な参加及び包容を原則としている。 →〇
  4. 「発達障害者支援法」は、保育所での保育において他の児童と別に生活することを通じて、発達障害児の健全な発達が図られるよう適切な配慮をするものと規定している。 →×

正答:5 × × ○ ×


R4前期:保育原理⑩

R4前期 保育原理 問 10
次のうち、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の4「保育の実施に関して留意すべき事項」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 子どもの心身の発達及び活動の実態などの個人差を踏まえるとともに、一人一人の子どもの気持ちを受け止め、援助すること。 →〇
  2. 子どもが自ら周囲に働きかけ、試行錯誤しつつ自分の力で行う活動を見守るだけでなく、子どもに対して、保育士等が積極的に援助を行うこと。 →×
  3. 子どもの入所時の保育に当たっては、できるだけ子ども全体に公平・平等になるように同じ対応をし、子どもが安定感を得て、次第に保育所の生活になじんでいくようにすること。 →×
  4. 子どもの国籍や文化の違いを認め、互いに尊重する心を育てるようにすること。 →〇
  5. 子どもの性差や個人差にも留意しつつ、性別などによる固定的な意識を植え付けることがないようにすること。 →〇

正答:3 ○ × × ○ ○


R4前期:保育原理⑪

R4前期 保育原理 問 11
次の文は、「保育所保育指針」第4章「子育て支援」(1)「地域に開かれた子育て支援」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 保育所は、児童福祉法第 48 条の4の規定に基づき、その行う保育に支障がない限りにおいて、( A  地域の実情)や当該保育所の体制等を踏まえ、地域の保護者等に対して、保育所保育の( B  専門性)を生かした子育て支援を積極的に行うよう努めること。
  • 地域の子どもに対する( C 一時預かり )事業などの活動を行う際には、一人一人の子どもの心身の状態などを考慮するとともに、( D  日常の保育)との関連に配慮するなど、柔軟に活動を展開できるようにすること。

(組み合わせ)
ABC D
1 地域の実情 専門性 一時預かり 日常の保育 →〇
2 社会的状況 専門性 一時預かり 家庭の環境
3 地域の実情 技術 一時預かり 日常の保育
4 地域の実情 技術 園庭開放 家庭の環境
5 社会的状況 専門性 園庭開放 日常の保育
正答:1