R5前期:子どもの食と栄養⑬

R5前期 子どもの食と栄養 問 13 次の文は、「第4次食育推進基本計画」(令和3年 農林水産省)における「食育の推進に関する施策についての基本的な方針」の重点事項の一部である。次の( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • ( A  イ 生涯を通じた)心身の健康を支える食育の推進
  • ( B  エ 持続可能な食)を支える食育の推進
  • 「新たな日常」や( C カ デジタル化 )に対応した食育の推進

【語群】
ア 若い世代を中心とした  イ 生涯を通じた  ウ 食の循環や環境  
エ 持続可能な食      オ 多様な暮らし  カ デジタル化    キ 国際化
(組み合わせ)
A B C
1 ア ウ カ
2 ア エ キ
3 イ ウ オ
4 イ エ カ →〇
5 イ オ キ
正答:4


R5前期:子どもの食と栄養⑭

R5前期 子どもの食と栄養 問 14 次の【Ⅰ群】の郷土料理と、【Ⅱ群】の都道府県を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A かきめし →〇ア 広島県
B 三平汁 →〇ウ 北海道
C さんが焼き →〇イ 千葉県
D ゴーヤーチャンプルー →〇エ 沖縄県
【Ⅱ群】
ア 広島県
イ 千葉県
ウ 北海道
エ 沖縄県
(組み合わせ)
A B C D
1 ア ウ イ エ →〇
2 ア エ ウ イ
3 イ ウ ア エ
4 ウ イ エ ア
5 エ ア イ ウ
正答:1


R5前期:子どもの食と栄養⑮

R5前期 子どもの食と栄養 問 15 次のうち、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」の2「食育の推進」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 食事の提供を含む食育計画を全体的な計画に基づいて作成し、その評価及び改善に努めること。 →〇
  2. 保育所における食育は、健康な生活の基本としての「生きる力」の育成に向け、その基礎を培うことを目標とすること。 →×
  3. 栄養士が配置されている場合は、専門性を生かした対応を図ること。 →〇
  4. 子どもと調理員等との関わりや、調理室など食に関わる保育環境に配慮すること。 →〇

正答:3 ○ × ○ ○


R5前期:子どもの食と栄養⑯

R5前期 子どもの食と栄養 問 16 次のうち、食中毒予防に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 食中毒予防の三原則は、「付けない、増やさない、やっつける」である。 →〇
  2. 黄色ブドウ球菌の食中毒は、化膿した傷などに触った手指での調理等が原因としてあげられる。 →〇
  3. 乳児ボツリヌス症予防のために、1歳未満の子どもに、はちみつを与えない。 →〇
  4. カンピロバクターの食中毒は、十分に加熱していない鶏肉が原因となることが多い。 →〇
  5. サルモネラ菌の食中毒は、カレーやシチューの再加熱が不十分であることが原因となることが多い。 →×

正答:5


R5前期:子どもの食と栄養⑰

R5前期 子どもの食と栄養 問 17 次の文は、「食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!」(令和3年1月 消費者庁)における食品の窒息・誤嚥事故防止に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 豆やナッツ類は、小さく砕いて与えれば、肺炎や気管支炎のリスクにはなりません。 →×
  2. 物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、誤って吸引し、窒息・誤嚥するリスクがあります。 →〇
  3. ミニトマトやブドウ等の球状の食品は、乳幼児には、4等分する、調理して軟らかくするなどして、よく噛んで食べさせましょう。 →〇
  4. 食べているときは、姿勢を良くし、食べることに集中させましょう。 →〇

正答:4 × ○ ○ ○


R5前期:子どもの食と栄養⑱

R5前期 子どもの食と栄養 問 18 次の図は、「児童福祉施設における食事の提供ガイド」(平成 22 年 厚生労働省)における「子どもの健やかな発育・発達を目指した食事・食生活支援」である。図中のA~Dにあてはまらないものを一つ選びなさい。

1 食環境の整備 →〇
2 安全・安心な食事の確保
3 食生活の自立支援
4 心と体の健康の確保
5 豊かな食体験の確保
正答:1


R5前期:子どもの食と栄養⑲

R5前期 子どもの食と栄養 問 19 次のうち、食物アレルギーに関する記述として、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 鶏卵アレルギーは卵黄のアレルゲンが主原因である。 →×
  2. 小麦アレルギーの場合、米や他の雑穀類は摂取することができる。 →〇
  3. 鶏卵を材料とする天ぷらの衣やハンバーグのつなぎなどは、いも類やでんぷんで代替可能である。 →〇
  4. 牛乳アレルギーの場合、基本的に牛肉も除去する。 →×

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C →〇
4 B D
5 C D
正答:3


R5前期:子どもの食と栄養⑳

R5前期 子どもの食と栄養 問 20 次の文は、授乳及び調乳に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 調乳にあたって使用する湯は、40℃以上を保つ。 →×
  2. 常温で保存していた場合は、調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄する。 →〇
  3. 冷凍母乳を用いる場合は、搾乳、冷凍、運搬など、すべてが衛生的に行われるようにする。 →〇
  4. 調乳法には無菌操作法や終末殺菌法がある。 →〇

正答:4 × ○ ○ ○


R5前期:保育実習理論①

R5前期 保育実習理論 問1 次の曲の伴奏部分として、A~Dにあてはまるものの正しい組み合わせを一つ選びなさい。
          
(組み合わせ)
A B C D
1 ア ウ イ ア
2 イ ア ウ エ
3 イ ウ エ ウ
4 ウ ア イ ウ
5 ウ エ ア エ →〇
正答:5


R5前期:保育実習理論②

R5前期 保育実習理論 問2 次のA~Dの音楽用語の意味を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A adagio →〇イ ゆるやかに
B ritardando →〇コ だんだん遅く
C D.C.  →〇オ はじめに戻る
D molto →〇カ 非常に
【語群】
ア 柔らかく    イ ゆるやかに   ウ 悲しげに     エ だんだんゆるやかに
オ はじめに戻る  カ 非常に     キ セーニョに戻る  ク だんだん弱く
ケ 元気に速く   コ だんだん遅く
(組み合わせ)
A B C D
1 ア ウ オ ク
2 イ エ キ カ
3 イ コ オ カ →〇
4 ケ エ キ ア
5 ケ コ ク ウ
正答:3


R5前期:保育実習理論③

R5前期 保育実習理論 問3 次の楽譜から長三和音(メジャーコード)を抽出した正しい組み合わせを一つ選びなさい。

①②③④⑤⑥
(組み合わせ)
1 ① ③ ④
2 ① ⑤ ⑥
3 ② ③ ⑤
4 ② ④ ⑥ →〇
5 ③ ④ ⑥
正答:4


R5前期:保育実習理論④

R5前期 保育実習理論 問4 次の曲を5歳児クラスで歌ってみたところ最高音が歌いにくそうであった。そこで短3度下げて歌うことにした。その場合、下記のコードはどのように変えたらよいか。正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
F B♭ C7
1C E♭ G7
2C F G7
3D G A7 →〇
4D F A7
5A D E7
正答:3


R5前期:保育実習理論⑤

R5前期 保育実習理論 問5 次のリズムは、ある曲の歌い始めの部分である。それは次のうちのどれか、一つ選びなさい。
1 冬げしき(文部省唱歌)
2 うみ(文部省唱歌、作詞:林柳波 作曲:井上武士)
3 茶つみ(文部省唱歌) →〇
4 とんび(作詞:葛原しげる 作曲:梁田 貞)
5 まきばの朝(文部省唱歌、作曲:船橋栄吉)
正答:3


R5前期:保育実習理論⑥

R5前期 保育実習理論 問6 次の文のうち、適切な記述を一つ選びなさい。
1 「ソーラン節」は、千葉県発祥の民謡である。 →×
2 ケーナは、南アジア発祥の民族楽器である。 →×
3 「夕やけ小やけ」の作詞者は、北原白秋である。 →×
4 「おつかいありさん」は、4分の2拍子である。 →〇
5 ピアノの楽譜で変ホ長調の調号は、フラットが二つである。 →×
正答:4


R5前期:保育実習理論⑦

R5前期 保育実習理論 問7
 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」2「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」(2)「ねらい及び内容」オ「表現」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 生活の中で様々な音、形、色、( A 手触り )、動き、味、( B 香り )などに気付いたり、感じたりして楽しむ。
  • 保育士等からの話や、生活や遊びの中での( C  出来事)を通して、イメージを豊かにする。

(組み合わせ)
ABC
1 感触 温度 経験
2 感触 香り 経験
3 手触り 香り 出来事 →〇
4 感触 温度 出来事
5 手触り 温度 経験
正答:3


R5前期:保育実習理論⑧

R5前期 保育実習理論 問8 次のA~Dは、「積み木遊び」の発達に関わる特徴的な行動を示している。これらについて早く現れる順に並べた場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 一つの積み木を見立てて車として遊んだり、象徴的に意味付けしたりする。
  2. 積み木をもてあそんだり、積み木同士をぶつけたりして音などを楽しんでいる。
  3. 積み木を組み合わせて、家などを作るようになる。
  4. 見通しや構想を持って友達と協同しながら、町などを作るようになる。

(組み合わせ)
1 A→B→C→D
2 B→A→C→D →〇
3 C→B→D→A
4 C→D→A→B
5 D→C→A→B
正答:2


R5前期:保育実習理論⑨

R5前期 保育実習理論 問9 次の文のうち、保育で一般的に用いられる合成繊維製のテープ紐の性質や使用上の留意点に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 水に溶けやすい性質である。 →×
  2. 薄くて強度と幅の広さがあるため、新聞紙や雑誌等をくくる際に使うことができる。 →〇
  3. ポリエチレン(PE)製のものは屋外で使用しても、すぐに土の中で分解されるので放置しておいてもよい。 →×
  4. 長手方向に簡単に裂くことができ、踊りや応援などで用いる「ポンポン」をつくることができる。 →〇

正答:3 × ○ × ○


R5前期:保育実習理論⑩

R5前期 保育実習理論 問 10 宮沢賢治著『銀河鉄道の夜』では、色の世界が豊かに表現されている。次の一節を読んで、【設問】に答えなさい。
【設問】
次のうち、文中に出てくる色名や色にかかわる現象の説明として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「紫」は、赤と青の混色でできる色である。 →〇
  2. 「虹」は、空気中にある無数の水滴によって太陽光線が分光されてできる。 →〇
  3. 「青」は、緑と黄の混色でできる色である。 →×
  4. 「黄」は、色の三原色の一つであるが光の三原色の一つではない。 →〇

正答:2 ○ ○ × ○


R5前期:保育実習理論⑪

R5前期 保育実習理論 問 11 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
G保育所のT所長と新任のK保育士が、子どもがつけて遊ぶことができるお面づくりについて話をしています。
K保育士:子どもたちには今、流行りのキャラクターがとても人気なので、そのお面をつくろうと考えています。先生はどう思われますか。
T所長 :キャラクターは、子どもたちの( A  憧れ)として人気があるかもしれないですね。
K保育士:お面をつくれば、子どもたちはなりきって夢中になって遊ぶ気がします。
T所長 :そうですね。子どもたちにとっては、友達との( B ごっこ )遊びなど既存のイメージを共有した遊びを通して( C  仲間)意識が育つ側面はあるかもしれませんが、その反面、キャラクターを知らない子たちにも同じように楽しめる工夫をしたいですね。
K保育士:今、流行っているからといっても、制作する際にはその良さや子どもたちに与える様々な影響を考えないといけないですね。
【設問】
( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
ABC
1 憧れ ごっこ 問題
2 情報 感触 仲間
3 情報 感触 安全
4 情報 ごっこ 問題
5 憧れ ごっこ 仲間 →〇
正答:5


R5前期:保育実習理論⑫

R5前期 保育実習理論 問 12
 M保育所では、切り紙で七夕祭りの飾りを作ろうと準備している。紙を折って、ハサミで切り込みを入れ、図1のような形状の飾りを作る場合、切り込みの入れ方として、図2の1~5のうち、正しいものを一つ選びなさい。

正答:2


R5前期:保育実習理論⑬

R5前期 保育実習理論 問 13 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」(2)「ねらい及び内容」エ「言葉」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
経験したことや考えたことなどを( A 自分なりの )言葉で表現し、相手の話す言葉を( B 聞こうとする )意欲や態度を育て、言葉に対する( C 感覚 )や言葉で表現する力を養う。
(組み合わせ)
A BC
1 自分なりの わかろうとする 感覚
2 正確な わかろうとする 理解
3 自分なりの 聞こうとする 感覚 →〇
4 自分なりの わかろうとする 理解
5 正確な 聞こうとする 理解
正答:3


R5前期:保育実習理論⑭

R5前期 保育実習理論 問 14
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
U保育所は、地域の子育て支援センターとして、一時保育や園庭開放を実施している保育所である。U保育所に勤務するS保育士は、勤務6年目になる保育士であり、地域の子育て支援の役割や新任保育士の指導なども担当するようになってきている。そこでS保育士は、保育士の責務と倫理について振り返ることとした。
【設問】
次のS保育士の行動のうち、保育士の責務と倫理に照らして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 近隣の公民館で子育てサークルを定期的に開催している民生委員の方から依頼を受け、遊びの指導を行った。 →〇
  2. 保護者会で「子どもに野菜などを栽培する機会をもたせたい」という要望があったが、現在の園内には野菜を栽培するスペースがなかった。そこで地域の社会福祉協議会に相談したところ、近隣の農園で野菜の栽培を行っている老人会を紹介してもらい、子どもたちと一緒に栽培に参加した。 →〇
  3. 保育所からの帰宅途中、新任のJ保育士と同じ路線バスに乗り合わせた。J保育士は、保護者対応に悩んでいるようであり、その保護者のことについて相談をしてきたが、「ここでは話を聞けないので、明日保育所で相談する時間をつくります」と伝えて、バスの車内では話を聞かなかった。 →〇

正答:1 ○ ○ ○


R5前期:保育実習理論⑮

R5前期 保育実習理論 問 15 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
実習生Mさんは、保育所の5歳児クラスで実習をしている。5歳児クラスの担当保育士と相談をして、実習の後半に、Mさんが主になってレストランごっこの活動を担うことになった。そこでMさんは、「友達とレストランごっこを楽しむ」と「日常生活の中で、文字などで伝える楽しさを味わう」というねらいをもって、レストランごっこの指導計画を立てることにした。
【設問】
次の文のうち、実習生Mさんが実習の指導計画の「実習生の活動」に記載した内容として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. レストランやみんなで食事を楽しむ様子が描かれた絵本を読む。 →〇
  2. 「レストランには何があるかな?」とレストランごっこのイメージが膨らむような言葉掛けをする。 →〇
  3. 友達と相談しながら、メニュー表にメニューの名前が書けるように、スペースや画材を準備する。 →〇
  4. Mさんが判読できない文字を書いている子どもには、「まちがっているよ」と伝え、正しい書き方に直させる。 →×

正答:1 ○ ○ ○ ×


R5前期:保育実習理論⑯

R5前期 保育実習理論 問 16 次の文のうち、「保育所保育指針」第1章「総則」3「保育の計画及び評価」(3)「指導計画の展開」の留意事項の一部として、誤ったものを一つ選びなさい。

  1. 施設長、保育士など、全職員による適切な役割分担と協力体制を整えること。 →〇
  2. 子どもが行う具体的な活動は、生活の中で様々に変化することに留意して、子どもが望ましい方向に向かって自ら活動を展開できるよう必要な援助を行うこと。 →〇
  3. 子どもの主体的な活動を促すためには、保育士等が多様な関わりをもつことが重要であることを踏まえ、子どもの情緒の安定や発達に必要な豊かな体験が得られるよう援助すること。 →〇
  4. 保育士等は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況の変化などに即して保育の過程を記録するとともに、これらを踏まえ、指導計画に基づく保育の内容の見直しを行い、改善を図ること。 →〇
  5. 保育課程に基づき、子どもの生活や発達を見通した短期的な指導計画と、それに関連しながら、より具体的な子どもの日々の生活に即した長期的な指導計画を作成して保育が適切に展開されるよ
    うにすること。 →×

正答:5


R5前期:保育実習理論⑰

R5前期 保育実習理論 問 17
 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」(1)「基本的事項」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
この時期においては、運動機能の発達により、基本的な動作が一通りできるようになるとともに、基本的な生活習慣もほぼ自立できるようになる。理解する語彙数が急激に増加し、知的興味や関心も高まってくる。仲間と遊び、仲間の中の一人という自覚が生じ、( A  集団的な)遊びや( B 協同的な )活動も見られるようになる。これらの発達の特徴を踏まえて、この時期の保育においては、( C 個の成長 )と集団としての活動の充実が図られるようにしなければならない。
(組み合わせ)
ABC

  1. 集団的な 一斉 個の支援
  2. 集団的な 協同的な 個の成長 →〇
  3. ごっこ 協同的な 個の支援
  4. 集団的な 一斉 個の成長
  5. ごっこ 一斉 個の支援

正答:2


R5前期:保育実習理論⑱

R5前期 保育実習理論 問 18
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
大学生のPさんは、保育実習指導Ⅰの授業で、保育所実習における観察の方法や記録の取り方、実習の振り返りをどのように行うかについて学び、その要点をノートに整理した。
【設問】
次の文のうち、保育所実習の観察、記録、振り返りの要点として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 子どもや保育士の言動だけでなく、遊具や設備も含めて観察する。 →〇
  2. 保育士の子どもへの関わり方や援助の方法、言葉づかいだけでなく、保育士同士の連携も含めて観察する。 →〇
  3. 観察したことを客観的に記録するために、自分の思いや考えたことは書かない。 →×
  4. 担当保育士からの助言・感想を聞いて、自分のできなかったことや反省すべきことに限定して振り返る。 →×

正答:2 ○ ○ × ×


R5前期:保育実習理論⑲

R5前期 保育実習理論 問 19
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
Hさん(女性)は、児童養護施設で実習をしている。実習後半となり、子どもたちとも打ち解けてきたという印象をもっていたある日のことであった。中学2年生の女子児童から、「職員はみんな仕事で世話してるだけだし。私のことなんて真剣に考えてくれてないんだよ」と言われた。Hさんは突然の出来事のなかでどうしてよいかわからず何も答えることができなかった。
【設問】
次のうち、Hさんの対応として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. その日の実習記録にその出来事を記載し、実習指導者から助言を受ける。 →〇
  2. 「そんなこと言うものではない」と女子児童を批難する。 →×
  3. なぜそのような言葉を発したのかについて考察する。 →〇

正答:2 ○ × ○


R5前期:保育実習理論⑳

R5前期 保育実習理論 問 20
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
X児童養護施設に入所しているZ君(高校3年生、男児)は、高校卒業後は就職を希望している。
しかし、W保育士が就職に関する話をしようとすると「今度にして」「今日はそういう気分じゃない」と言われ、W保育士と話す時間をとろうとしなかった。ある日、「テレビ見たいから後で」というZ君と個室で向き合い「少し就職について話をしたいのだけど」と伝えたところ、Z君は、「自分は働いたことがないし、人と付き合うのも苦手だから就職が不安」と言った。
【設問】
次のうち、W保育士の対応として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. Z君に、職場体験プログラムに参加してみながら今後の就職に向けて一緒に考えていくことを提案する。 →〇
  2. Z君に「自分の問題なのだから、自分で考えて決めて、決まったら教えてね」と伝える。 →×
  3. 就職についての話には触れないようにする。 →×
  4. Z君が進学を選択できるような支援に切り替える。 →×

正答:3 ○ × × ×


R4後期:保育原理①

R4後期 保育原理 問1
 次のうち、「保育所保育指針」第1章「総則」1「保育所保育に関する基本原則」(5)「保育所の社会的責任」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 子どもの人権に十分配慮するとともに、子ども一人一人の人格を尊重して保育を行う。  →〇
  2. 入所する子ども等の個人情報を適切に取り扱うとともに、保護者の苦情などに対し、その解決を図るよう努める。 →〇
  3. 子どもの生活リズムを大切にし、健康、安全で情緒の安定した生活ができる環境や、自己を十分に発揮できる環境を整える。 →×
  4. 地域社会との交流や連携を図り、保護者や地域社会に、保育の内容を適切に説明する。  →〇

正答:2 ○ ○ × ○


R4後期:保育原理②

R4後期 保育原理 問2
 次のうち、保育所保育における養護と教育に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 保育所における保育全体を通じて、養護に関するねらい及び内容を踏まえた保育が展開されなければならない。 →〇
  2. 保育における養護とは、子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が保護者と行う援助である。 →×
  3. 保育における教育とは、子どもが健やかに成長し、集団的活動がより豊かに展開されるための発達の指導である。  →×
  4. 「保育所保育指針」第2章「保育の内容」では、主に教育に関わる側面からの視点が示されているが、実際の保育においては、養護と教育が一体となって展開されることに留意する必要がある。 →〇

正答:3 ○ × × ○