R3前期 教育原理 問2
次の文は、「学校教育法」第 11 条の一部である。(A)・(B)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に(A 懲戒)を加えることができる。ただし、(B 体罰)を加えることはできない。
(組み合わせ)
A B
- 懲戒 差別的行為
- 懲戒 体罰 →〇
- 処罰 体罰
- 制裁 体罰
- 処罰 差別的行為
正答:2
R3前期 教育原理 問2
次の文は、「学校教育法」第 11 条の一部である。(A)・(B)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に(A 懲戒)を加えることができる。ただし、(B 体罰)を加えることはできない。
(組み合わせ)
A B
正答:2
R3前期 教育原理 問3
次の文のうち、「幼稚園教育要領」第1章「総則」第4「指導計画の作成と幼児理解に基づいた評価」の一部として、下線部分が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:3 ○ × × ×
R3前期 教育原理 問4
次の文のうち、「幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続の在り方について(報告)」(平成 22年)に述べられた幼児期の教育に関するものとして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:3 ○ × ○
R3前期 教育原理 問5
次の【Ⅰ群】の記述と、【Ⅱ群】の人物を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
【Ⅱ群】
ア コメニウス(Comenius, J.A.)
イ ルソー(Rousseau, J.-J.)
ウ ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.)
エ フレーベル(Fröbel, F.W.)
正答:5 エ ウ イ
R3前期 教育原理 問6
次の文は、昭和 16 ~ 22 年にかけて保育者として働いていた女性が当時を思い出して書いた文の一部である。( )に入る人物を一つ選びなさい。
正答:3
R3前期 教育原理 問7
次の記述にあてはまる人物として、正しいものを一つ選びなさい。
ドイツの哲学者、教育学者。カントの後任としてケーニヒスベルク大学で哲学などの講座を受け持つ。教育の課題とは道徳的品性の陶冶であるとし、多方面への興味を喚起することが必要だと考え「教育(訓育)的教授」という概念を提示した。また、教授の過程は興味の概念に対応しており、「形式的段階」と呼ばれるようになった。この「形式的段階」概念は弟子たちに引き継がれ、「予備・提示・比較・総合・応用」の5段階へと改変された。
正答:1
R3前期 教育原理 問8
次の文は、ある国の教育制度について述べたものである。正しいものを一つ選びなさい。
州ごとに教育制度が定められている国の一つである。初等教育は、基礎学校で行われる。初等教育修了後、中等教育の進学先としては、ハウプトシューレ、実科学校、ギムナジウム等である。そのうちギムナジウムは、大学進学希望者が主に進む。
正答:5
R3前期 教育原理 問9
次の文は、中央教育審議会答申「新しい時代を切り拓く生涯学習の振興方策について~知の循環型社会の構築を目指して~」(平成 20 年)の一部である。(A)・(B)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
変化の激しい社会においては、各個人が「自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」を身に付けるために、生涯にわたって学習を継続できるようにすることが求められている。特に技術の進展等が著しい中で、知識や(A 技能)等は陳腐化しないよう常に更新する必要がある。また、いわゆる狭義の知識・(A 技能)のみならず、他者との関係を築く力等の豊かな人間性を含む総合的な力は、学校教育の期間と場のみならず、ライフステージに応じて多様な場所や方法で学習し、(B 職業生活)やその他の社会における活動においてその成果を発揮することを経て身に付くものでもあり、成人の学習についても、このような国民の継続的な学習へのニーズに応えられる環境整備、すなわち学ぶ機会の充実とその成果を生かせる環境づくりが必要である。
(組み合わせ)
A B
正答:5
R3前期 教育原理 問 10
次の文は、中央教育審議会答申「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について」(平成 28 年)の一部である。(A)・(B)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
通級による指導を受ける児童生徒及び特別支援学級に在籍する児童生徒については、一人一人の教育的ニーズに応じた指導や支援が組織的・継続的に行われるよう、「個別の教育支援計画」や「個別の指導計画」を(A )作成することが適当である。
(中略)
障害者理解や交流及び共同学習については、グローバル化など社会の急激な変化の中で、多様な人々が共に生きる社会の実現を目指し、一人一人が、多様性を尊重し、協働して生活していくことができるよう、各教科等の特質に応じた「見方・考え方」と関連付けながら、学校の教育活動全体での一層の推進を図ることが求められる。さらに、学校の(B )としての学習活動にとどまらず、地域社会との交流の中で、障害のある子供たちが地域社会の構成員であることをお互いが学ぶという、地域社会の中での交流及び共同学習の推進を図る必要がある。
(組み合わせ)
A B
正答:3
R3前期 社会的養護 問1
次の文のうち、「新しい社会的養育ビジョン」(平成 29 年 新たな社会的養育の在り方に関する検討会)において、2016(平成 28)年の改正児童福祉法の原則と原則を実現するための取り組みとして記された内容として、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
正答:5B D
R3前期 社会的養護 問2
次の文のうち、「都道府県社会的養育推進計画の策定要領」(厚生労働省)において都道府県が策定する社会的養育推進計画の記載事項に定められているものの正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:3A D
R3前期 社会的養護 問3
次の文のうち、里親制度に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:1 ○ ○ ○ ×
R3前期 社会的養護 問4
次の文のうち、「社会的養育の推進に向けて(平成 31 年4月)」(厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課)における、社会的養護の状況に関する記述として正しい記述の組み合わせを一つ選びなさい。なおファミリーホームとは、小規模住居型児童養育事業を指す。
正答:4B D
R3前期 社会的養護 問5
次の文のうち、「民法」における特別養子縁組に関する記述として、不適切な記述を一つ選びなさい。
正答:3
R3前期 社会的養護 問6
次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和 23 年厚生省令第 63 号)の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
母子生活支援施設における生活支援は、母子を共に入所させる施設の特性を生かしつつ、親子関係の(A 再構築)等及び退所後の生活の安定が図られるよう、個々の母子の家庭生活及び(B 稼働の状況)に応じ、就労、家庭生活及び児童の養育に関する相談、助言及び指導並びに関係機関との連絡調整を行う等の支援により、その自立の促進を目的とし、かつ、(C その私生活)を尊重して行わなければならない。
(組み合わせ)
A B C
正答:4
R3前期 社会的養護 問7
次のうち、社会的養護関係施設に配置される職員とその施設の組み合わせとして、不適切なものを一つ選びなさい。
正答:1
R3前期 社会的養護 問8
次のうち、フォスタリング機関(里親養育包括支援機関)の業務として、不適切なものを一つ選びなさい。
正答:5
R3前期 社会的養護 問9
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設に入所しているH君(18 歳、男児)は、虐待を理由に小学校4年生の時に施設に入所してきた。高校生活は大きな問題もなく、就職が決まったため、高校卒業と同時に施設を出て、一人でアパートで生活することになった。そうした中、施設を退所する1か月前に、H君がスーパーで万引きをしたと店から施設に連絡があった。
【設問】
次の文のうち、今後のH君への支援に関する施設の取り組みとして、最も不適切な記述を一つ選びなさい。
正答:4
R3前期 社会的養護 問 10
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設に入所した直後のJちゃん(7歳、女児)とKちゃん(7歳、女児)と職員Lさん(女性)が遊んでいた。Kちゃんが、Jちゃんに「Jちゃんはお母さんいるの?」と何気なく質問した。すると、「いるよ。でも私、お母さんに嫌われているの。私が悪いの。」と泣き出しそうな顔をして話をした。
【設問】
次の文のうち、この件における職員Lさんの対応として、最も不適切な記述を一つ選びなさい。
正答:3
R3前期 子ども家庭福祉 問1
次の文は、「児童福祉法」第2条の一部である。(A)・(B)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
全て国民は、児童が良好な環境において生まれ、かつ、社会のあらゆる分野において、児童の(A 年齢及び発達)の程度に応じて、その意見が尊重され、その(B 最善の利益)が優先して考慮され、心身ともに健やかに育成されるよう努めなければならない。
(組み合わせ)
A B
正答:3
R3前期 子ども家庭福祉 問2
次のうち、人物と関連の深い事項の組み合わせとして適切な組み合わせを一つ選びなさい。
正答:1A B
R3前期 子ども家庭福祉 問3
次の文のうち、放課後児童対策に関する記述として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:2 ○ ○ ×
R3前期 子ども家庭福祉 問4
次のA~Dは、子どもの人権に関しての歴史的経緯に関する記述である。これらを年代の古い順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
正答:3
R3前期 子ども家庭福祉 問5
次の文は、「児童の権利に関する条約」第3条の一部である。( )にあてはまる記述として正しいものを一つ選びなさい。
児童に関するすべての措置をとるに当たっては、公的若しくは私的な社会福祉施設、裁判所、行政当局又は立法機関のいずれによって行われるものであっても、( )。
正答:4
R3前期 子ども家庭福祉 問6
次の文は、「児童虐待の防止等に関する法律」第 14 条の一部である。(A )~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
児童の親権を行う者は、児童の(A しつけ)に際して、(B 体罰)を加えることその他民法(明治 29年法律第 89 号)第 820 条の規定による監護及び教育に必要な範囲を超える行為により当該児童を(C 懲戒)してはならず、当該児童の親権の適切な行使に配慮しなければならない。
(組み合わせ)
A BC
正答:3
R3前期 子ども家庭福祉 問7
次の文は、「児童手当法」第1条の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
この法律は、(中略)(A 子ども・子育て支援)の適切な実施を図るため、父母その他の保護者が子育てについての(B 第一義的責任)を有するという基本的認識の下に、児童を養育している者に児童手当を支給することにより、家庭等における(C 生活の安定)に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的とする。
(組み合わせ)
A BC
正答:2
R3前期 子ども家庭福祉 問8
次の【Ⅰ群】の施設名と【Ⅱ群】の説明を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
【Ⅱ群】
ア 不良行為をなし、又はなすおそれのある児童及び家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童を入所させ、又は保護者の下から通わせて、個々の児童の状況に応じて必要な指導を行い、その自立を支援し、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設。 →児童自立支援施設
イ 地域の児童の福祉に関する各般の問題につき、児童に関する家庭その他からの相談のうち、専門的な知識及び技術を必要とするものに応じ、必要な助言を行うとともに、市町村の求めに応じ、技術的助言その他必要な援助等を行うことを目的とする施設。 →児童家庭支援センター
ウ 家庭環境、学校における交友関係その他の環境上の理由により社会生活への適応が困難となった児童を、短期間、入所させ、又は保護者の下から通わせて、社会生活に適応するために必要な心理に関する治療及び生活指導を主として行い、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設。 →児童心理治療施設
エ 児童の自立支援を図る観点から、義務教育終了後、里親等への委託又は児童養護施設等への入所措置が解除された児童等に対し、これらの者が共同生活を営むべき住居。 →自立援助ホーム
(組み合わせ)
A B C D
正答:5
R3前期 子ども家庭福祉 問9
次の文のうち、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和 23 年厚生省令第 63 号)に示された児童指導員の資格要件として不適切な記述を一つ選びなさい。
正答:3
R3前期 子ども家庭福祉 問 10
次の文は、「養育支援訪問事業実施要綱」(平成 29 年4月3日 厚生労働省)の一部である。(A)~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
3 事業の内容
対象家庭を訪問し、以下の内容を実施する。
(1) 妊娠期からの(A 継続的)な支援を特に必要とする家庭等に対する安定した妊娠出産・育児を迎えるための相談・支援。
(2) 出産後間もない時期(概ね1年程度)の養育者に対する(B 育児不安)の解消や養育技術の提供等のための相談・支援。
(3) 不適切な養育状態にある家庭など、虐待のおそれやそのリスクを抱える家庭に対する養育環境の維持・改善や児童の(C 発達保障)等のための相談・支援。
(4) 児童養護施設等の退所又は里親委託の終了により児童が復帰した後の家庭に対して( D 家庭復帰)が適切に行われるための相談・支援。
(組み合わせ)
AB C D
正答:4
R3前期 子ども家庭福祉 問 11
次の文は、「児童館ガイドライン」(平成 30 年 10 月1日 厚生労働省)第1章「総則」の一部である。(A)~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
児童館は、児童の権利に関する条約(平成6年条約第2号)に掲げられた精神及び児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号。以下「法」という。)の理念にのっとり、子どもの心身の健やかな成長、発達及びその(A 自立)が図られることを地域社会の中で具現化する児童福祉施設である。ゆえに児童館はその運営理念を踏まえて、国及び地方公共団体や(B 保護者)をはじめとする地域の人々とともに、年齢や(C 発達)の程度に応じて、子どもの( D 意見 )を尊重し、その最善の利益が優先して考慮されるよう子どもの育成に努めなければならない。
(組み合わせ)
A BC D
正答:3