R4前期:教育原理④

R4前期 教育原理 問4
 次の【Ⅰ群】の記述と、【Ⅱ群】の人物を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】

  1. 一般の庶民にも開かれた教育機関である綜芸種智院を設立し、総合的な人間教育をめざした。 →〇エ 空海
  2. 町人社会における実践哲学である石門心学を創始した。子どもの教育の可能性、子どもの善性を説く大人の役割についても言及した。 →〇ア 石田梅岩

【Ⅱ群】
ア 石田梅岩
イ 最澄
ウ 大原幽学
エ 空海
オ 広瀬淡窓
(組み合わせ)
  A B
1 ア エ
2 イ ア
3 ウ オ
4 エ ア →〇
5 エ ウ
正答:4


R4前期:教育原理⑤

R4前期 教育原理 問5
 次のうち、「幼稚園教育要領」第1章「総則」第4「指導計画の作成と幼児理解に基づいた評価」の一部として、誤ったものを一つ選びなさい。

  1. 指導の過程を振り返りながら幼児の理解を進め、幼児一人一人のよさや可能性などを把握し、指導の改善に生かすようにすること。その際、他の幼児との比較や一定の基準に対する達成度についての評定によって捉えるものではないことに留意すること。 →〇
  2. 幼児の行う具体的な活動は、生活の流れの中で様々に変化するものであることに留意し、幼児が望ましい方向に向かって自ら活動を展開していくことができるよう必要な援助をすること。 →〇
  3. 幼児期は直接的な体験が重要であることを踏まえ、視聴覚教材やコンピュータなど情報機器を使用しないようにすること。 →×
  4. 言語に関する能力の発達と思考力等の発達が関連していることを踏まえ、幼稚園生活全体を通して、幼児の発達を踏まえた言語環境を整え、言語活動の充実を図ること。 →〇
  5. 幼児が次の活動への期待や意欲をもつことができるよう、幼児の実態を踏まえながら、教師や他の幼児と共に遊びや生活の中で見通しをもったり、振り返ったりするよう工夫すること。 →〇

正答:3


R4前期:教育原理⑥

R4前期 教育原理 問6
 次の文は、「小学校学習指導要領」(平成 29 年告示)に示された「教育課程の編成」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
低学年における教育全体において、例えば( A  イ 生活科)において育成する自立し生活を豊かにしていくための資質・能力が、他教科等の学習においても生かされるようにするなど、教科等間の関連を積極的に図り、( B  ウ 幼児期の教育)及び中学年以降の教育との円滑な接続が図られるよう工夫すること。特に、小学校入学当初においては、幼児期において自発的な活動としての( C  カ 遊び)を通して育まれてきたことが、各教科等における学習に円滑に接続されるよう、( A )を中心に、合科的・関連的な指導や弾力的な時間割の設定など、指導の工夫や指導計画の作成を行うこと。
【語群】
ア 総合的な学習の時間  イ 生活科   ウ 幼児期の教育
エ スタートプログラム  オ 自然体験  カ 遊び
(組み合わせ)
  A B C
1 ア ウ オ
2 ア ウ カ
3 ア エ オ
4 イ ウ カ →〇
5 イ エ カ
正答:4


R4前期:教育原理⑦

R4前期 教育原理 問7
 次の文は、日本における明治期の教育についての記述である。( A )・( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
明治維新後、近代教育制度が確立されていった。1871(明治4)年に文部省が創設され、1872(明治5)年には学区制度と単線型の学校制度を構想した( A  学制)が公布された。その後、初代文部大臣となった( B 森有礼 )は、国民教育制度の確立に力を注ぎ、特に初等教育の普及と教員養成の充実を図った。
(組み合わせ)
A B
1 教育令 西村茂樹
2 教育令 森有礼
3 学制 伊藤博文
4 学制 西村茂樹
5 学制 森有礼 →〇
正答:5


R4前期:教育原理⑧

R4前期 教育原理 問8
 次のうち、「子ども・子育て支援法」第7条において定められる「教育・保育施設」として、あてはまるものを○、あてはまらないものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 幼稚園 →〇
B 保育所 →〇
C 認定こども園 →〇
D 小規模保育 →×
E 地域子育て支援センター →×
正答:2 ○ ○ ○ × ×


R4前期:教育原理⑨

R4前期 教育原理 問9
 次のうち、「持続可能な開発目標(SDGs)と日本の取組」(外務省)の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、初等教育レベルの学力を獲得する →×
  2. ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う →〇
  3. あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する →〇

正答:4 × ○ ○


R4前期:教育原理⑩

R4前期 教育原理 問 10
 次の文は、「子供の貧困対策に関する大綱~日本の将来を担う子供たちを誰一人取り残すことがない社会に向けて~」(令和元年 内閣府)の一部である。( A )・( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
子ども・子育て支援新制度に基づき、職員の配置や処遇改善等を通じた、幼児教育・保育・子育て支援の更なる質の向上を推進する。保育士等の専門性を高め、( A キャリアアップ )が図られるよう、保育士等の給与状況を把握し、施策の効果を検証しながら更なる処遇改善に取り組む。
また、各地方公共団体への「幼児教育センター」の設置や「幼児教育アドバイザー」の育成・配置等、公私の別や施設種を超えて幼児教育を推進する体制を構築し、幼児教育施設の教職員等への研修の充実や小学校教育との接続の推進を図る。
さらに幼稚園教諭・保育士等による専門性を生かした子育て支援の取組を推進するとともに、子育てに悩みや不安を抱える保護者など、地域における保護者に対する( B 家庭教育支援 )を充実するため、( B )チーム等による学習機会の提供や情報提供、相談対応、地域の居場所づくり、訪問型家庭教育支援等の取組を推進する。
(組み合わせ)
A B
1 研修の充実 家庭教育支援
2 保育の質向上 社会進出支援
3 保育の質向上 家庭教育支援
4 キャリアアップ 社会進出支援
5 キャリアアップ 家庭教育支援 →〇
正答:5


R4前期:社会的養護①

R4前 社会的養護 問1
 次の【図】は、「社会的養育の推進に向けて」(令和2年 10 月 厚生労働省)における「家庭と同様の環境における養育の推進」である。図中の( A )~( D )の語句が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【図】

正答:1 ○ ○ ○ ○


R4前期:社会的養護②

R4前 社会的養護 問2
 次の文のうち、「児童養護施設入所児童等調査の概要(平成 30 年2月1日現在)」(厚生労働省)における、児童養護施設の入所児童の状況に関する記述として、適切なものを一つ選びなさい。

  1. 6歳未満で入所した児童が約8割である。  →×
  2. 児童の平均在所期間は、10 年を超えている。 →×
  3. 児童の入所経路では、「家庭から」が約6割である。 →〇
  4. 心身の状況において障害等を有する児童は、約7割である。 →×
  5. 虐待を受けた経験がある児童のうち、心理的虐待は約6割である。 →×

正答:3


R4前期:社会的養護③

③R4前 社会的養護 問3
 次のうち、「里親及びファミリーホーム養育指針」(平成 24 年3月 厚生労働省)における「家庭養護」の要件として、( A )~( C )の語句が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • (A 一貫かつ継続 →〇)した特定の養育者の確保
  • 特定の養育者との生活基盤の共有
  • 同居する人たちとの生活の共有
  • 生活の(B 柔軟性 →〇
  • (C 地域社会 →〇)に存在

正答:1 ○ ○ ○


R4前期:社会的養護④

R4前 社会的養護 問4
 次の文は、「児童養護施設運営ハンドブック」(平成 26 年 厚生労働省)の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
 記録は、子どもや家族の状況がそこに反映するのみならず、職員のその子どものとらえ方や家族に対しての思いも表現されます。( A  客観的)にとらえ記録していくよう心がけても、そこにはその職員の( B  価値観)が反映されてきます。そうした記録の内容を振り返ることにより、子どもの理解の仕方や自分の( B )、こだわりがどこにあるのかを知り、子どもへの関わりに活かすことが求められます。その一方で、記録は養育を( C 引き継いで )いくための重要な資料です。子どもの問題行動についての記述も大切ですが、子どもの変化への気づきや成長を感じたエピソードなども重要な情報であることも忘れてはなりません。
(組み合わせ)
   A    B     C
1 主観的  価値観   決定して
2 主観的   習慣   引き継いで
3 客観的  価値観  引き継いで →〇
4 客観的   習慣   引き継いで
5 客観的  価値観   決定して
正答:3


R4前期:社会的養護⑤

R4前 社会的養護 問5
 次のA~Dの事項を年代の古い順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「社会的養護の課題と将来像」(児童養護施設等の社会的養護の課題に関する検討委員会・社会保障審議会児童部会社会的養護専門委員会)
  2. 「新しい社会的養育ビジョン」(新たな社会的養育の在り方に関する検討会)
  3. 「児童の権利に関する条約」(国連)
  4. 「児童の代替的養護に関する指針」(国連)

*C、Dについては国連総会採択時
(組み合わせ)
1 A→B→C→D
2 A→B→D→C
3 C→A→B→D
4 C→D→A→B →〇
5 D→C→A→B
正答:4


R4前期:社会的養護⑥

R4前 社会的養護 問6
 次の文のうち、アタッチメントに関する記述として、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 回避型のアタッチメントでは、養育者との分離時や再会時に、固まったり近づいたと思ったら離れたり、一貫性がない傾向がみられる。 →×
  2. 養育者の子どもに対する感受性、応答性、一貫性が保たれていることが重要である。 →〇
  3. 無秩序型のアタッチメントでは、養育者と分離後、一貫して再会してもあまり気にしていないような傾向がみられる。 →×
  4. 養育者にアタッチメントへの理解があることにより、子どもの表面的な行動に惑わされることが少なくなる。 →〇

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D →〇
5 C D
正答:4


R4前期:社会的養護⑦

R4前 社会的養護 問7
 次のうち、乳児院に配置される職員として、不適切なものを一つ選びなさい。
1 保育士 →×
2 少年を指導する職員 →〇
3 家庭支援専門相談員 →×
4 里親支援専門相談員 →×
5 看護師 →×
正答:2


R4前期:社会的養護⑧

R4前 社会的養護 問8
 次の文のうち、社会的養護に関わる相談援助の知識・技術に関する記述として、最も適切なものを一つ選びなさい。

  1. 入所児童の言動や家族の状況について情報を収集し、その全体像を把握し、現状を評価する取り組みをエンパワメントという。 →×
  2. 入所児童数人で一つの目標に取り組み、その際に生じる相互関係を通して問題解決を図る取り組みを生活場面面接という。 →×
  3. 子どもが本来持つ力に着目し、それを発揮しやすい環境を整えることをアセスメントという。 →×
  4. ティータイムなど、施設生活の中で職員が意図的に面接場面を設けることをインテークという。 →×
  5. 子どもが永続的かつ恒久的に生活できる家庭環境で、心身の健康が保障された生活を実現するための援助計画をパーマネンシー・プランニングという。 →〇

正答:5


R4前期:社会的養護⑨

R4前 社会的養護 問9
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
F君(14 歳)は、父親から虐待を受け、地域小規模児童養護施設で生活している。F君は、共に生活しているG君(4歳)に対して、攻撃的な行動が目立つようになった。ある日、F君は、H保育士がいる前で「お前(G君)、親が来たからって、いい気になってるんじゃねえぞ」と怒鳴りつけた。
G君はF君の発言に恐怖を感じている様子が伺えた。
H保育士は、最近、G君が家族との面会があるたびに、F君のこうした攻撃的言動がみられていること、またF君の家族との面会が最近ないという情報を把握していた。
【設問】
次のうち、H保育士のF君への対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. F君が家族の面会がない喪失感を抱えていると考え、その感情に寄り添う。 →〇
  2. F君の家族関係の調整を家庭支援専門相談員と協議して行う。 →〇
  3. F君への自省を求めるために、攻撃的な行動が間違いであると強く叱責する。 →×
  4. F君への刺激を低減するために、G君の面会を控えるようにする。 →×

正答:2 ○ ○ × ×


R4前期:社会的養護⑩

R4前 社会的養護 問 10
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
Lさん(20 代、女性)とその娘のMちゃん(4歳、女児)は、2年前から母子生活支援施設で暮らしている。Lさんの元夫からのDVが理由である。母子ともに入所当初、情緒的に混乱している様子がみられた。しかしLさんは、母子支援員との信頼関係の構築や、離婚の手続きが完了したこと、心療内科通院による治療により、最近は落ち着いた暮らしができている。半年前から始めた事務の仕事にも慣れ、安定した収入が得られる見通しが立ち、Lさんから退所の意向が示された。ただしMちゃんは今でも、大人の男性を怖がったり、大きな音に対して過敏に反応して泣き出したりするなど、情緒的に不安定な面がある。
【設問】
次のうち、Lさんを担当する母子支援員の対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 母子生活支援施設の退所に際しては、児童相談所の措置解除の手続きが必要であることをLさんに伝える。 →×
  2. 退所後のアフターケアが効果的に行われるよう、退所後の支援計画を作成する。 →〇
  3. 必要に応じて、退所後に生活する地域の関係機関や団体とネットワークを形成する。 →〇
  4. Mちゃんの情緒面が心配であるため、退所を思いとどまるように指導する。 →×

正答:3 × ○ ○ ×


R4前期:子ども家庭福祉①

R4前期 子ども家庭福祉 問1
 次の文は、「児童福祉法」第1条である。( A )・( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
全て児童は、( A  児童の権利に関する条約)の精神にのつとり、適切に養育されること、その生活を保障されること、愛され、保護されること、その心身の健やかな成長及び発達並びにその自立が図られることその他の( B 福祉 )を等しく保障される権利を有する。
(組み合わせ)
A B
1 日本国憲法 福祉
2 日本国憲法 機会
3 児童の権利に関する条約 教育
4 児童の権利に関する条約 福祉 →〇
5 児童憲章 機会
正答:4


R4前期:子ども家庭福祉②

R4前期 子ども家庭福祉 問2
 次のA~Dの子ども家庭福祉に関する法律を年代の古い順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 母子福祉法
B 児童福祉法
C 母子保健法
D 児童手当法
(組み合わせ)
1 A→B→C→D
2 B→A→C→D →〇
3 B→D→A→C
4 B→D→C→A
5 C→B→D→A
正答:2


R4前期:子ども家庭福祉③

R4前期 子ども家庭福祉 問3
 次のうち、「少子化社会対策大綱」(概要)(令和2年5月 29 日閣議決定)に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「希望出生率 2.3」の実現を目指している。 →×
  2. 希望する時期に結婚でき、かつ希望するタイミングで希望する数の子どもを持てる社会をつくることを基本的な目標としている。  →〇
  3. 多様化する子育て家庭の様々なニーズにこたえるため、多子世帯、多胎児を育てる家庭に対する支援を行う。 →〇

正答:5 × ○ ○


R4前期:子ども家庭福祉④

R4前期 子ども家庭福祉 問4
 次のうち、「児童の権利に関する条約」の一部として、誤ったものを一つ選びなさい。

  1. 締約国は、いかなる場合も児童がその父母の意思に反してその父母から分離されないことを確保する。 →×
  2. 児童に関するすべての措置をとるに当たっては、公的若しくは私的な社会福祉施設、裁判所、行政当局又は立法機関のいずれによって行われるものであっても、児童の最善の利益が主として考慮されるものとする。 →〇
  3. 締約国は、自己の意見を形成する能力のある児童がその児童に影響を及ぼすすべての事項について自由に自己の意見を表明する権利を確保する。 →〇
  4. 締約国は、休息及び余暇についての児童の権利並びに児童がその年齢に適した遊び及びレクリエーションの活動を行い並びに文化的な生活及び芸術に自由に参加する権利を認める。 →〇
  5. 締約国は、学校の規律が児童の人間の尊厳に適合する方法で及びこの条約に従って運用されることを確保するためのすべての適当な措置をとる。 →〇

正答:1


R4前期:子ども家庭福祉⑤

R4前期 子ども家庭福祉 問5
 次のうち、「児童福祉法」に規定される被措置児童等虐待に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 里親は「児童虐待の防止等に関する法律」による「保護者」となることから、里親が行う虐待については被措置児童等虐待に該当しない。 →×
  2. 被措置児童等虐待を受けた被措置児童等がその旨を届け出ることができる先として、都道府県児童福祉審議会は含まれない。 →×
  3. 都道府県が被措置児童等虐待の通告を受けたときは、速やかに、当該被措置児童等の状況を把握し事実を確認するための措置をとる。 →〇

正答:5 × × ○


R4前期:子ども家庭福祉⑥

R4前期 子ども家庭福祉 問6
 次のうち、「児童福祉法」第 11 条に規定される都道府県の業務として、誤ったものを一つ選びなさい。

  1. 児童及びその家庭につき、必要な調査並びに医学的、心理学的、教育学的、社会学的及び精神保健上の判定を行う →〇
  2. 里親につき、その相談に応じ、必要な情報の提供、助言、研修その他の援助を行う →〇
  3. 児童委員のうちから、主任児童委員を指名する →×
  4. 里親に関する普及啓発を行う →〇
  5. 児童に関する家庭その他からの相談のうち、専門的な知識及び技術を必要とするものに応ずる →〇

正答:3


R4前期:子ども家庭福祉⑦

R4前期 子ども家庭福祉 問7
 次のうち、市区町村子ども家庭総合支援拠点に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 細かな個人情報の取り扱いが求められることから、支援拠点の実施主体を民間に委託することはできない。 →×
  2. 支援にあたっては、子どもの自立を保障する観点から、妊娠期(胎児期)から子どもの社会的自立に至るまでの包括的・継続的な支援に努めることが求められている。 →〇
  3. 支援計画の作成にあたっては、可能な限り子ども、保護者及び妊婦の意見や参加を求め、保護者に左右されずに子どもの意見を聞く配慮が必要である。 →〇< /li>

正答:4 × ○ ○


R4前期:子ども家庭福祉⑧

R4前期 子ども家庭福祉 問8
 次の【Ⅰ群】の施設名と、【Ⅱ群】の説明を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 母子生活支援施設
B 助産施設
C 母子・父子福祉センター
D 婦人保護施設
【Ⅱ群】
ア 無料又は低額な料金で、母子家庭等に対して、各種の相談に応ずるとともに、生活指導及び生業の指導を行う等母子家庭等の福祉のための便宜を総合的に供与することを目的とする施設 →〇C 母子・父子福祉センター
イ 配偶者のない女子又はこれに準ずる事情にある女子及びその者の監護すべき児童を入所させて、これらの者を保護するとともに、これらの者の自立の促進のためにその生活を支援することを目的とする施設 →〇A 母子生活支援施設
ウ 保健上必要があるにもかかわらず、経済的理由により、入院助産を受けることが難しい妊産婦を入所させて、助産を受けさせることを目的とする施設 →〇B 助産施設
エ 「売春防止法」に基づき都道府県や社会福祉法人が設置し、また、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」に基づく保護も行う施設 →〇D 婦人保護施設
(組み合わせ)
  A B C D
1 ア イ エ ウ
2 イ ア ウ エ
3 イ ウ ア エ →〇
4 ウ イ エ ア
5 エ ア イ ウ
正答:3


R4前期:子ども家庭福祉⑨

R4前期 子ども家庭福祉 問9
 次のうち、「児童福祉法」第 13 条第3項に規定される児童福祉司の任用資格として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 公認心理師 →〇
B 医師 →〇
C 社会福祉士 →〇
D 精神保健福祉士 →〇
正答:1 ○ ○ ○ ○


R4前期:子ども家庭福祉⑩

R4前期 子ども家庭福祉 問 10
 次のうち、放課後児童健全育成事業に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「児童福祉法」によると、放課後児童健全育成事業とは、小学校に就学している児童であって、その保護者が労働等により昼間家庭にいないものに、授業の終了後に児童厚生施設等の施設を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る事業をいう。 →〇
  2. 「児童福祉法」によると、市町村は放課後児童健全育成事業の設備及び運営について、条例で基準を定めなければならないとされ、その基準は、児童の身体的、精神的及び社会的な発達のために必要な水準を確保するものでなければならないとされている。 →〇
  3. 「令和2年(2020 年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況」(厚生労働省)によると、2015(平成 27)年に比べて 2018(平成 30)年は待機児童数が 1.6 倍となっている。 →×
  4. 「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」(平成 26 年厚生労働省令第 63 号)第 10 条第3項によると、放課後児童支援員は保育士か社会福祉士でなければならないとされている。 →×

正答:2 ○ ○ × ×


R4前期:子ども家庭福祉⑪

R4前期 子ども家庭福祉 問 11
 次のうち、多様な保育事業に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「夜間保育所の設置認可等について」(平成 12 年 厚生省)によると、開所時間は原則として概ね 11 時間とし、おおよそ午後 10 時までとすることとされている。 →〇
  2. 厚生労働省によると、2019(平成 31)年4月1日現在、全国に設置されている夜間保育所は 79か所となっており、2014(平成 26)年4月1日現在に比べて 10 か所以上増加した。 →×
  3. 延長保育事業には、都道府県及び市町村以外の者が設置する保育所又は認定こども園など適切に事業が実施できる施設等で実施される一般型と、利用児童の居宅において実施する訪問型がある。 →〇
  4. 厚生労働省によると、2018(平成 30)年度の病児保育事業実施か所数は、2014(平成 26)年度に比べて 1,000 か所以上増加した。 →〇
  5. 企業主導型保育事業は、企業が従業員の働き方に応じた柔軟な保育サービスを提供するために設置する保育施設であり、全企業に設置義務が課されている。 →×

正答:2 ○ × ○ ○ ×


R4前期:子ども家庭福祉⑫

R4前期 子ども家庭福祉 問 12
 次のうち、「体罰等によらない子育てのために~みんなで育児を支える社会に~」(令和2年 厚生労働省)についての記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 2019(令和元)年6月に「児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律」が成立し、体罰が許されないものであることが法定化され、2020(令和2)年4月1日から施行された。 →〇
  2. 体罰のない社会を実現していくためには、一人一人が意識を変えていくとともに、子育て中の保護者に対する支援も含めて社会全体で取り組んでいかなくてはならない。 →〇
  3. しつけのためだと親が思っても、身体に何らかの苦痛を引き起こす場合は、どんなに軽いものであっても体罰に該当する。 →〇
  4. 子どもを保護するための行為(道に飛び出しそうな子どもの手をつかむ等)や、第三者に被害を及ぼすような行為を制止する行為(他の子どもに暴力を振るうのを制止する等)等であっても、体罰に該当する。 →×

正答:1 ○ ○ ○ ×


R4前期:子ども家庭福祉⑬

R4前期 子ども家庭福祉 問 13
 次の【Ⅰ群】の施設名と、【Ⅱ群】の説明を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びな
さい。
【Ⅰ群】
A 児童養護施設
B 児童心理治療施設
C 自立援助ホーム
D 児童自立支援施設
【Ⅱ群】
ア 不良行為をなし、又はなすおそれのある児童及び家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童を入所させ、又は保護者の下から通わせて、個々の児童の状況に応じて必要な指導を行い、その自立を支援し、あわせて退所した者について相談その他の援助を行う。 →〇D 児童自立支援施設
イ 家庭環境、学校における交友関係その他の環境上の理由により社会生活への適応が困難となった児童を、短期間、入所させ、又は保護者の下から通わせて、社会生活に適応するために必要な心理に関する治療及び生活指導を主として行い、あわせて退所した者について相談その他の援助を行う。 →〇B 児童心理治療施設
ウ 措置解除、義務教育を終了した児童等に対して、共同生活を営むべき住居において、相談その他の日常生活上の援助及び生活指導並びに就業の支援を行う。 →〇C 自立援助ホーム
エ 保護者のない児童、虐待されている児童その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行う。 →〇A 児童養護施設
(組み合わせ)
  A B C D
1 ア イ エ ウ
2 イ ア ウ エ
3 イ ア エ ウ
4 エ イ ア ウ
5 エ イ ウ ア →〇
正答:5