R4前期 子ども家庭福祉 問 14
次の【Ⅰ群】の障害児支援と、【Ⅱ群】の説明を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 保育所等訪問支援
B 医療型児童発達支援
C 児童発達支援
D 放課後等デイサービス
E 居宅訪問型児童発達支援
【Ⅱ群】
ア 授業の終了後又は休校日に、児童発達支援センター等の施設に通わせ、生活能力向上のための必要な訓練、社会との交流促進などの支援を行う。 →〇D 放課後等デイサービス
イ 日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練などの支援を行う。 →〇C 児童発達支援
ウ 日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練などの支援及び治療を行う。 →〇B 医療型児童発達支援
エ 重度の障害等により外出が著しく困難な障害児の居宅を訪問して発達支援を行う。 →〇E 居宅訪問型児童発達支援
オ 保育所、乳児院・児童養護施設等を訪問し、障害児に対して、障害児以外の児童との集団生活への適応のための専門的な支援などを行う。 →〇A 保育所等訪問支援
(組み合わせ)
A B C D E
1 ア ウ イ オ エ
2 イ ウ ア エ オ
3 ウ イ オ ア エ
4 オ イ ウ エ ア
5 オ ウ イ ア エ →〇
正答:5
R4前期:子ども家庭福祉⑮
R4前期 子ども家庭福祉 問 15
次の文は、「子どもの貧困対策の推進に関する法律」第2条の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 子どもの貧困対策は、社会のあらゆる分野において、子どもの年齢及び発達の程度に応じて、その( A 意見 )が尊重され、その最善の利益が優先して考慮され、子どもが心身ともに健やかに育成されることを旨として、推進されなければならない。
- 子どもの貧困対策は、子ども等に対する( B 教育の支援)、生活の安定に資するための支援、職業生活の安定と向上に資するための就労の支援、経済的支援等の施策を、子どもの現在及び将来がその生まれ育った環境によって左右されることのない社会を実現することを旨として、子ども等の生活及び取り巻く環境の状況に応じて( C 包括的)かつ早期に講ずることにより、推進されなければならない。
- 子どもの貧困対策は、子どもの貧困の背景に様々な( D 社会的)な要因があることを踏まえ、推進されなければならない。
(組み合わせ)
A B CD
1 意見 教育の支援 選択的 家庭的
2 意見 遊びの支援 選択的 社会的
3 意見 教育の支援 包括的 社会的 →〇
4 人権 遊びの支援 包括的 家庭的
5 人権 教育の支援 選択的 家庭的
正答:3
R4前期:子ども家庭福祉⑯
R4前期 子ども家庭福祉 問 16
次の図は、子供の大学等進学率について示したものである。( A )~( C )にあてはまる事項の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
図
子供の大学等※進学率の推移 ※専修学校等を含む

出典:「子供の貧困に関する指標の推移」(平成 30 年 内閣府)
ア 生活保護世帯
イ ひとり親家庭
ウ 児童養護施設
(組み合わせ)
A B C
1 ア イ ウ
2 ア ウ イ
3 イ ア ウ →〇
4 イ ウ ア
5 ウ ア イ
正答:3
R4前期:子ども家庭福祉⑰
R4前期 子ども家庭福祉 問 17
次のうち、子ども・若者支援地域協議会に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 運営は、構成機関の代表者で組織される代表者会議、実務者によって組織し進行管理等を担う実務者会議、個別のケースを担当者レベルで検討する個別ケース検討会議の三層構造としなければならない。 →×
- 支援の対象となる「子ども・若者」の対象年齢は 20 歳代までを想定している。 →×
- 支援の対象は、修学及び就業のいずれもしていない子ども・若者その他の子ども・若者であって、社会生活を円滑に営む上での困難を有するものである。 →〇
- 複数の市町村が共同で設置することが認められている。 →〇
正答:4 × × ○ ○
R4前期:子ども家庭福祉⑱
R4前期 子ども家庭福祉 問 18
次の【Ⅰ群】の記述と、【Ⅱ群】の用語を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
- 親の妊娠から子どもが就学するまでの間、幅広い育児支援サービスを提供するもので、フィンランドで始まった。 →〇イ ネウボラ
- 経済的困窮等を抱えている就学前の子どもとその家庭を対象とした早期介入施策の総称であり、イギリスにおいて 1999 年に当時のブレア政権によって開始された。 →〇ア シュア・スタート
- 子どもの権利が守られているかどうか行政から独立した立場で監視、子どもの権利の保護・促進のための法制度等の提案・勧告、子どもからのものを含む苦情申立て等への救済の提供、子どもの権利の教育啓発などを行う機関で、ノルウェーで初めて設置された。 →〇ウ 子どもオンブズパーソン
【Ⅱ群】
ア シュア・スタート
イ ネウボラ
ウ 子どもオンブズパーソン
正答:3 イ ア ウ
R4前期:子ども家庭福祉⑲
R4前期 子ども家庭福祉 問 19
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
Y保育所のX保育士は4歳児クラスの担当保育士である。このクラスのZ君は、落ち着きがなく急に保育室から飛び出したり、すぐにかっとなって他児をたたいたり、順番を守らず割り込んだりする姿がよく見られる。X保育士はZ君の対応に苦慮しながらも、同僚と協力してZ君が落ち着いて保育所での活動に取り組めるように工夫している。ある日、Z君の母親がX保育士に「Zはうちでは落ち着きがないし、すぐにかっとなって私や弟をたたくし、外出すると急に走り出して人や自転車にぶつかりそうになって目が離せません。どうしたらいいのでしょうか」と相談してきた。
【設問】
次のうち、X保育士の対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「○○な時は□□と声をかけると落ち着きますよ」と保育所での保育士の関わり方や環境構成の工夫を母親に伝える。 →〇
- 母親の不安や大変さを受け止めつつ、具体的にどのような時に、どのようなことで困っているのかを質問する。 →〇
- 「保育所でも同じような姿が見られて困っています。お母さんがしっかりと躾をしてください」と諭す。 →×
- 「Z君は発達障害ですので、すぐに専門機関に行くべきです」と専門機関の受診を提案する。 →×
正答:3 ○ ○ × ×
R4前期:子ども家庭福祉⑳
R4前期 子ども家庭福祉 問 20
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
T市にあるP保育所は、地域子育て支援として電話による子育て相談を行っている。ある日、「身近な子育ての話し相手や子育て仲間、子育てに関する情報がほしい」と相談された。対応したQ保育士が詳しく話を聞くと、電話をかけてきたRさんは1歳1か月の子どもを育てていること、夫の転勤で県外からT市に引っ越してきたばかりで誰も知り合いがいないことが分かった。
【設問】
次のうち、Q保育士がRさんに利用を勧める事業として、最も適切なものを一つ選びなさい。
1 一時預かり事業
2 子育て短期支援事業
3 子育て援助活動支援事業
4 地域子育て支援拠点事業 →〇
5 乳児家庭全戸訪問事業
正答:4
R4前期:社会福祉①
R4前期 社会福祉 問1
次のうち、第二次世界大戦後につくられた日本の社会福祉の法律として、正しいものを一つ選びなさい。
1 救護法
2 健康保険法
3 母子保護法
4 児童福祉法 →〇
5 少年教護法
正答:4
R4前期:社会福祉②
R4前期 社会福祉 問2
次の【Ⅰ群】の児童福祉に関する法律名と、【Ⅱ群】のその規定内容を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 児童手当法
B 母子保健法
C 児童扶養手当法
D 児童福祉法
【Ⅱ群】
ア 児童福祉を推進していく機関・施設等について、児童福祉審議会、市町村・都道府県の業務、児童相談所、児童福祉司、児童委員、保育士、児童福祉施設、里親などが規定されている。 →〇D 児童福祉法
イ ひとり親家庭の家庭生活の安定のために支給される手当について規定している。 →〇C 児童扶養手当法
ウ 健康診査、妊娠の届け出、母子健康手帳、養育医療などが規定されている。 →〇B 母子保健法
エ 家庭生活の安定および子どもの健全育成のために支給される手当について規定している。 →〇A 児童手当法
(組み合わせ)
A B C D
1 ア イ エ ウ
2 イ ア ウ エ
3 イ ウ エ ア
4 エ イ ウ ア
5 エ ウ イ ア →〇
正答:5
R4前期:社会福祉③
R4前期 社会福祉 問3
次の文は、「日本の将来推計人口(平成 29 年推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)および「平成 29(2017)年人口動態統計(確定数)」(厚生労働省)に基づく、日本の人口動態に関する記述である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
日本の総人口は 2010(平成 22)年が増加のピークで、その後は減少している。この状況には( A 老年人口の増加)だけでなく、( B 出生数の減少)が影響を与えている。これまで様々な対策が講じられてきたが、( C 合計特殊出生率)は 2016(平成 28)年には 1.44 と低く、人口減少の状況は続いている。
(組み合わせ)
A B C
1 老年人口の増加 年少人口の増加 合計特殊出生率
2 老年人口の増加 年少人口の増加 高齢化率
3 老年人口の増加 出生数の減少 合計特殊出生率 →〇
4 生産年齢人口の増加 出生数の減少 合計特殊出生率
5 生産年齢人口の増加 年少人口の増加 高齢化率
正答:3
R4前期:社会福祉④
R4前期 社会福祉 問4
次のうち、「地域福祉・在宅福祉の推進」に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 在宅福祉では、ノーマライゼーションを具体化するために、今後は施設福祉との連携をしないことが求められている。 →×
- 地域福祉を推進するためには、ボランティアや住民など多様な民間団体の参加が不可欠である。 →〇
- 「保育所保育指針」の中で、保育所には、業務として地域の子育て家庭への支援に積極的に取り組むことが求められており、地域福祉推進の役割を担うものとされている。 →〇
- 「社会福祉法」では、その目的に地域福祉の推進を図ることがあげられている。 →〇
正答:3 × ○ ○ ○
R4前期:社会福祉⑤
R4前期 社会福祉 問5
次のうち、保育と相談援助に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「保育所保育指針解説」では、保育士等は援助の内容によって、ソーシャルワークやカウンセリング等の知識や技術を援用することが有効であるとされている。 →〇
- 「保育所保育指針」では、保護者の気持ちを受け止めること、保護者の自己決定を尊重すること、知り得た事柄の秘密を保持することが、子育て支援の基本的事項として示されている。 →〇
- 「保育所保育指針解説」では、保育所における子育て支援について、地域において子育て家庭に関するソーシャルワークの中核を担う機関と連携をとる必要があり、そのためにソーシャルワークの基本的な姿勢や知識、技術を理解し、支援を展開することが望ましいとされている。 →〇
正答:1 ○ ○ ○
R4前期:社会福祉⑥
R4前期 社会福祉 問6
次の社会福祉施策と、その根拠となる法律の組み合わせとして、適切な組み合わせを一つ選びなさい。
<施策> <根拠法>
A 要介護認定 ―――――――― 「老人福祉法」
B 幼児に対する保健指導 ――― 「母子保健法」
C 教育扶助の給付 ―――――― 「児童福祉法」
D 特定健康診査 ――――――― 「高齢者の医療の確保に関する法律」
(組み合わせ)
1 A B
2 A D
3 B C
4 B D →〇
5 C D
正答:4
R4前期:社会福祉⑦
R4前期 社会福祉 問7
次のうち、「社会福祉法」における第一種社会福祉事業に定められているものとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 保育所 →×
B 共同募金 →〇
C 児童養護施設 →〇
D 婦人保護施設 →〇
E 児童家庭支援センター →×
正答:3 × ○ ○ ○ ×
R4前期:社会福祉⑧
R4前期 社会福祉 問8
次のうち、婦人相談所に関する記述として、不適切な記述を一つ選びなさい。
- 「売春防止法」に基づいて設置されている。 →〇
- 都道府県と市町村に設置が義務付けられている。 →×
- 配偶者暴力相談支援センターとしても機能する場合がある。 →〇
- 婦人相談員が配置される。 →〇
- 婦人相談所は、母子の保護および生活支援にあたり、母子生活支援施設と連携することがある。 →〇
正答:2
R4前期:社会福祉⑨
R4前期 社会福祉 問9
次のうち、国民年金制度に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 20 歳になれば、学生であっても被保険者となる。 →〇
- 老齢基礎年金の支給開始年齢は、75 歳と規定されている。 →×
- 第2号被保険者の被扶養配偶者は、第1号被保険者である。 →×
正答:3 ○ × ×
R4前期:社会福祉⑩
R4前期 社会福祉 問 10
次のうち、介護保険制度に関する記述として、適切な記述を一つ選びなさい。
- 要介護認定・要支援認定は、都道府県が行う。 →×
- 第2号被保険者とは、市町村の区域内に住所を有する 65 歳以上の者である。 →×
- 要介護認定・要支援認定には、有効期間がある。 →〇
- 介護認定審査会には、民生委員の参加が規定されている。 →×
- 保険者は国である。 →×
正答:3
R4前期:社会福祉⑪
R4前期 社会福祉 問 11
次のうち、相談援助の展開過程の説明として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- インテークとは、利用者が生活する上で何に困っているのか、求めているニーズや支援などについて明らかにすることである。 →×
- プランニングとは、アセスメントに基づき、問題解決に向けての目標を設定し、実際の支援を誰が、いつまでに、どのように行うのかなどの具体的な支援内容を計画することである。 →〇
- モニタリングとは、プランニングを元に、実際に問題解決に向けて支援を行う段階である。 →×
- エバリュエーションとは、支援計画やそれに基づく支援の最終的な評価を行う段階である。 →〇
正答:4 × ○ × ○
R4前期:社会福祉⑫
R4前期 社会福祉 問 12
次の文は、コノプカ(Konopka, G.)のグループワークの定義である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
グループワークは、( A イ 意図的)なグループ経験を通じて、( B ウ 個人)の社会的に機能する力を高め、また個人、集団、地域社会の諸問題に、より効率的に、より( C カ 効果的 )に対処しうるよう、人々を援助するものである。
【語群】
ア 自発的 イ 意図的 ウ 個人 エ 集団 オ 弾力的 カ 効果的
(組み合わせ)
A B C
1 ア ウ オ
2 ア エ イ
3 イ ウ カ →〇
4 イ エ カ
5 カ ウ オ
正答:3
R4前期:社会福祉⑬
R4前期 社会福祉 問 13
次のうち、相談援助の方法・技術等に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- アドボカシーとは、行政や議会などに個人や集団、地域住民の福祉ニーズに適合するような社会福祉制度やサービスの改善、整備、創設等を促す方法である。 →×
- アウトリーチとは、地域の関係機関・施設や関係者等が相互に連携するネットワークづくりを行う方法である。 →×
- ケアマネジメントとは、社会福祉サービスが効果的に機能するために、社会福祉施設や機関の合理的・効果的な管理運営方法やサービス提供方法の開発を行うことをいう。 →×
正答:5 × × ×
R4前期:社会福祉⑭
R4前期 社会福祉 問 14
次のうち、ケアカンファレンスを開催するにあたって留意すべき点として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 事実確認として、いつ、どこで、誰が、誰に、何を、どの程度、どの頻度で起きているのか、問題の発生状況の事実と関係者の推察を区別し、正確に状況を確認する。 →〇
- 状況を悪化させていることに関連のある否定的な事柄の有無を確認する。 →〇
- 良好な事柄として利用者の資質、家族の資質、関係者の協力、問題解決の実績について確認する。 →〇
- 利用者の特徴、家族の特徴、問題が発生している場面での交流・対処パターンを理解し、数年後の利用者と家族の生活まで想定して、支援目標を検討していく。 →〇
正答:1 ○ ○ ○ ○
R4前期:社会福祉⑮
R4前期 社会福祉 問 15
次のうち、ソーシャルワークの理論に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- パールマン(Perlman, H.H.)は、「状況の中の人」という視点から、心理社会的アプローチを確立した。 →×
- ホリス(Hollis, F.)は、診断主義アプローチと機能主義アプローチを折衷し、問題解決アプローチを示した。 →×
- ジャーメイン(Germain, C.B.)とギッターマン(Gitterman, A.)は、利用者の適応能力の向上と利用者を取り巻く環境の改善を行い、生活の変容を試みるエコロジカルアプローチを体系化した。 →〇
正答:5 × × ○
R4前期:社会福祉⑯
R4前期 社会福祉 問 16
次のうち、福祉サービス第三者評価事業に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 児童養護施設等の社会的養護関係施設については、福祉サービス第三者評価を受けることが義務付けられている。 →〇
- 福祉サービス第三者評価事業の普及促進等は、国の責務となっている。 →〇
- 福祉サービス第三者評価を受けた結果は、市町村が公表することになっている。 →×
- 福祉サービス第三者評価事業とは、公正・中立な福祉事務所が専門的・客観的立場から福祉サービスについて評価を行う仕組みのことである。 →×
正答:2 ○ ○ × ×
R4前期:社会福祉⑰
R4前期 社会福祉 問 17
次のうち、福祉サービス利用援助事業(日常生活自立支援事業)に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「社会福祉法」によって定められている。 →〇
- 第1種社会福祉事業として位置づけられている。 →×
- 事業の実施主体は、都道府県と指定都市の社会福祉協議会である。 →〇
- 利用にあたっては、利用希望者が住所地の福祉事務所に申し込むことになっている。 →×
正答:2 ○ × ○ ×
R4前期:社会福祉⑱
R4前期 社会福祉 問 18
次の文は、「障害者基本法」第3条の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 全て障害者は、社会を構成する一員として( A 社会、経済、文化)その他あらゆる分野の活動に参加する機会が確保されること。
- 全て障害者は、可能な限り、どこで誰と生活するかについての( B 選択の機会 )が確保され、地域社会において他の人々と共生することを妨げられないこと。
- 全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の( C 意思疎通 )のための手段についての選択の機会が確保されるとともに、情報の取得又は利用のための手段についての選択の機会の拡大が図られること。
(組み合わせ)
A B C
1 生活、経営、環境 決定の機会 伝達方法
2 地域、金融、文明 先決の機会 情報伝達
3 労働、政治、教育 自己決定 意見表明
4 社会、経済、文化 選択の機会 意思疎通 →〇
5 集団、営利、風習 選択の自由 相互理解
正答:4
R4前期:社会福祉⑲
R4前期 社会福祉 問 19
次のセンター名と、このことが定められている法律名の組み合わせとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
<センター名> <法律名>
A 児童発達支援センター ――――――― 「児童福祉法」 →〇
B 基幹相談支援センター ――――――― 「介護保険法」 →×
C 障害者就業・生活支援センター ――― 「身体障害者福祉法」 →×
D 精神保健福祉センター ――――――― 「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」 →〇
正答:1 ○ × × ○
R4前期:社会福祉⑳
R4前期 社会福祉 問 20
次の会議名と、このことが定められている法律名の組み合わせとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
<会議名> <法律名>
A 高齢社会対策会議 ――――― 「老人福祉法」 →×
B 子ども・子育て会議 ―――― 「子ども・子育て支援法」 →〇
C 子どもの貧困対策会議 ――― 「子ども・若者育成支援推進法」 →×
D 少子化社会対策会議 ―――― 「少子化社会対策基本法」 →〇
正答:5 × ○ × ○
R4前期:保育の心理学①
R4前期 保育の心理学 問1
次の文は、子どもの社会性の発達に関する記述である。【Ⅰ群】の記述と、【Ⅱ群】の人物を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
- 子どもの道徳的判断は、行動の規準が自分本位に決定され、社会的慣習を考慮しない水準から、他者の期待や社会的慣習に基づいて行動する水準に移行し、さらにそれらを超えて道徳的価値と自己の良心によって行動する水準に至るとした。 →〇イ コールバーグ(Kohlberg, L.)
- 向社会的行動の判断の理由づけは、自分の快楽に結びついた理由づけから、相手の立場に立った共感的な理由づけを経て、強く内面化された価値観に基づいた理由づけへと発達するとした。 →〇ア アイゼンバーグ(Eisenberg, N.)
- 子どもの道徳的判断は、「コップがあると知らずにコップを 15 個割った」場合と「お菓子を盗み食いしようとしてコップを1個割った」場合とでは、被害の大きい前者を悪いと判断する結果論的判断から、悪い意図のある後者を悪いと判断する動機論的判断へと発達するとした。 →〇ウ ピアジェ(Piaget, J.)
【Ⅱ群】
ア アイゼンバーグ(Eisenberg, N.)
イ コールバーグ(Kohlberg, L.)
ウ ピアジェ(Piaget, J.)
(組み合わせ)
A B C
1 ア イ ウ
2 ア ウ イ
3 イ ア ウ →〇
4 イ ウ ア
5 ウ イ ア
正答:3
R4前期:保育の心理学②
R4前期 保育の心理学 問2
次のうち、運動発達に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- ギブソン(Gibson, J.J.)は、人間が運動するためには知覚が必要であり、知覚するためには運動が必要であると述べた。 →〇
- 運動発達には「頭部から脚部へ」「末梢から中枢へ」「粗大運動から微細運動へ」という方向性がある。 →×
- 物をつかむ運動の発達は、手の内側(親指の側)から外側(小指の側)に向かって進む。 →×
- 最初の移動運動である寝返りが達成されると、探索行動が活発になる。 →〇
正答:3 ○ × × ○
R4前期:保育の心理学③
R4前期 保育の心理学 問3
次のうち、ピアジェ(Piaget, J.)の理論の前操作期に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 太いコップに入っていた水を細長いコップに入れ替えて水位が前より高くなっても、水の量は変わらないと判断する。 →×
- 水や風のような無生物にも生命があり、精神や意識を持つと考える。 →〇
- 積み木を車に見立てて走らせて遊ぶなど、あるものによって別のものを表象する。 →〇
- 子どもの前におもちゃを置き、そのおもちゃに布をかけて見えなくすると、おもちゃに対する関心は失われる。 →×
正答:3 × ○ ○ ×