R4前期:子どもの保健⑭

R4前期 子どもの保健 問 14
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
5歳の女児。3歳までの保健所の乳幼児健診では、発育発達の問題を指摘されたことはない。3歳から保育所に入所し、これまで保育中の日常の生活や友人関係に問題はなかった。5歳になった頃から保育所の遊具や玩具を「汚い」と言い、遊具や玩具に誰かが触れていないかと保育士に繰り返し確認したり、頻繁に手を洗ったりするようになった。明らかに不安で落ち着かない様子となり、友人とも遊ばなくなった。
【設問】
次のうち、この女児に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 自閉スペクトラム症(ASD)を発症したと考えられる。 →×
  2. 保育室の玩具を新しい物に交換することが望ましい。 →×
  3. 手洗いや確認することは無意味であることを説明して、制止するように指導する。 →×

正答:5 × × ×


R4前期:子どもの保健⑮

R4前期 子どもの保健 問 15
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
2歳児のS君は、保育所に入所してから 40 日目だが、児童相談所からネグレクトを受けている可能性があり、観察を求められている。保育所でのS君は、笑顔が全くなく、時として機嫌が悪そうに泣くが、保育士がなだめようとしても、無視をするか、押し返すなどの拒否的行動をした。
【設問】
担当保育士による、S君に対する配慮として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 母親が迎えに来た時のS君と母親の行動、様子をよく観察する。 →〇
  2. まだ入所 40 日であり、場所見知り・人見知りが強い可能性が高いため、S君の行動は特に注意してモニターする必要はない。 →×
  3. S君に関する保育所での行動の特徴を、児童相談所にできるだけ早く報告する。 →〇
  4. できるだけ1人の保育士がS君の保育を行うように配慮する。 →〇

正答:3 ○ × ○ ○


R4前期:子どもの保健⑯

R4前期 子どもの保健 問 16
 次のうち、保育所等での衛生管理に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 学校環境衛生基準によると教室の音は、窓を閉めている状態で等価騒音レベルが LAeq50dB 以下であることが望ましいとされている。目安としては「普通に会話できる」状態である。 →〇
  2. 糞便や嘔吐で汚れたぬいぐるみ、布類は、汚れを落とし、0.02%(200ppm)の次亜塩素酸ナトリウム液に十分に浸し、水洗いする。 →〇
  3. 蚊の発生予防対策として、水が溜まるような空き容器や植木鉢の皿、廃棄物等を撤去するなど、蚊の幼虫(ボウフラ)が生息する水場をなくすようにする。 →〇
  4. 保育室内のドアノブや手すりの消毒は、0.02%(200ppm)の次亜塩素酸ナトリウムか、濃度70%~ 80%の消毒用エタノールを状況に応じて使用する。 →〇

正答:1 ○ ○ ○ ○


R4前期:子どもの保健⑰

R4前期 子どもの保健 問 17
 次のうち、保育所等における災害への備えに関する記述として、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 施設の安全点検は、定期的に行う。 →〇
  2. 消防設備や火気使用設備は、消防署が行うため、保育所での点検は必要ない。 →×
  3. 施設の出入り口や廊下、非常階段等の近くには物を置かない。 →〇
  4. 「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和 23 年厚生省令第 63 号)では、保育所に対し、特に消防計画の作成について述べていない。 →×

(組み合わせ)
1 A B
2 A C →〇
3 A D
4 B C
5 C D
正答:2


R4前期:子どもの保健⑱

R4前期 子どもの保健 問 18
 次のうち、心肺蘇生に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 胸骨圧迫 50 回に対して人工呼吸を2回行う。 →×
  2. 布団の上では行わない。 →〇
  3. 呼吸が回復した場合は、AED の電極パッドを外し、AED の電源を切る。 →×
  4. 小児用電極パッドがない時は、大人用電極パッドを、それが重ならないように使用する。 →〇

正答:4 × ○ × ○


R4前期:子どもの保健⑲

R4前期 子どもの保健 問 19
 2020(令和2)年1月に世界的な流行(パンデミック)が明らかとなった新型コロナウイルス(SARS-Cov-2)感染症(COVID-19)について、厚生労働省は「新型コロナウイルス感染症の”いま”についての 10 の知識(2020 年 10 月時点)」を示している。保育者が自らの感染防止について留意しなければならない事柄の記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 大人数や長時間におよぶ飲食は、短時間の食事に比べて、感染リスクが高まる。  →〇
  2. マスクなしに近距離で会話をすることは、感染リスクが高まる。 →〇
  3. 狭い空間での共同生活は、長時間にわたり閉鎖空間が共有されるため、感染リスクが高まる。 →〇
  4. 仕事での休憩時間に入った時など、居場所が切り替わると、感染リスクが高まることがある。 →〇

正答:1 ○ ○ ○ ○


R4前期:子どもの保健⑳

R4前期 子どもの保健 問 20
 次のうち、慢性疾患のある子どもや医療的ケアを必要とする子どもを保育所等で受け入れる場合の、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 心臓の働きを強めたり、血圧を上げたり、気管・気管支など気管を拡張する作用のある「エピペン®」は保育所では使用してはならない。 →×
  2. 保育所等において医療的ケア児の受け入れが推進されているが、医療的ケア児には歩ける子どもも重症心身障害児も含まれており、個別的配慮が必要である。 →〇
  3. 車いすで過ごす子どもが入所した時に段差解消スロープを設置することは、合理的配慮の一つである。 →〇
  4. 慢性疾患の子どもの薬を預かる時は、保護者に医師名、薬の種類、服用方法等を具体的に記載した与薬依頼票を持参させる。 →〇
  5. 認定特定行為業務従事者である保育士等が医療的ケアを行う場合には、事前に保護者に具体的な内容や留意点、準備すべきこと等について確認し、主治医には事後に報告する。 →×

(組み合わせ)
1 A B C
2 A C E
3 A D E
4 B C D →〇
5 B C E
正答:4


R4前期:子どもの食と栄養①

R4前期 子どもの食と栄養 問1
 次のうち、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)における「乳幼児の栄養方法や食事に関する状況」(回答者:0~2歳児の保護者)に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 離乳食の開始時期は、「4か月」と回答した者の割合が最も高かった。 →×
  2. 授乳期の栄養方法は 10 年前に比べ、母乳栄養の割合が増加し、生後1か月では 50%を超えていた。 →〇
  3. 妊娠中に「母乳で育てたい」と思った者の割合は 90%を超えていた。 →〇
  4. 授乳について困ったこと(総数)では、「母乳が足りているかどうかわからない」と回答した者の割合が最も高かった。 →〇
  5. 離乳食について、約 75%の保護者が何らかの困りごとを抱えていた。 →〇

正答:1


R4前期:子どもの食と栄養②

R4前期 子どもの食と栄養 問2
 次のうち、ミネラルに関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. マグネシウムの過剰症として、下痢があげられる。 →〇
  2. カリウムは、浸透圧の調節に関わり、野菜類に多く含まれる。 →〇
  3. ナトリウムの欠乏症として、胃がんがあげられる。 →×
  4. カルシウムは、骨ごと食べられる小魚に多く含まれる。 →〇
  5. 鉄の過剰症として、貧血があげられる。 →×

正答:2 ○ ○ × ○ ×


R4前期:子どもの食と栄養③

R4前期 子どもの食と栄養 問3
 次のうち、脂質に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 脂質を構成する脂肪酸は、窒素を含む。 →×
  2. エネルギー源として利用され、1g あたり9kcal を供給する。 →〇
  3. 魚油に多く含まれる多価不飽和脂肪酸は、動脈硬化と血栓を防ぐ作用がある。 →〇
  4. リノール酸は、飽和脂肪酸である。 →×

正答:4 × ○ ○ ×


R4前期:子どもの食と栄養④

R4前期 子どもの食と栄養 問4
 次のうち、調理の基本に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 焼く、揚げる、炒めるなど水を利用しない加熱操作を湿式加熱という。
  2. 電子レンジ加熱は、紫外線により食品中の水分を振動させ、その摩擦によって加熱する方法である。
  3. 計量スプーンの小さじ1は、調味料の重量 15 g を量りとることができる。
  4. 手指に化膿している傷があると、化膿創に存在する細菌による食中毒を起こす可能性がある。 →〇

正答:5 × × × ○


R4前期:子どもの食と栄養⑤

R4前期 子どもの食と栄養 問5
 次の【Ⅰ群】の郷土料理と、【Ⅱ群】の都道府県を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 深川めし →〇エ 東京都
B せんべい汁 →〇ウ 青森県
C ほうとう →〇ア 山梨県
D がめ煮 →〇イ 福岡県
【Ⅱ群】
ア 山梨県
イ 福岡県
ウ 青森県
エ 東京都
(組み合わせ)
A B C D
1 ア ウ イ エ
2 ア エ ウ イ
3 ウ ア イ エ
4 エ イ ア ウ
5 エ ウ ア イ →〇
正答:5


R4前期:子どもの食と栄養⑥

R4前期 子どもの食と栄養 問6
 次のうち、乳児用調製乳に関する記述として、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「特定保健用食品」とは、乳児、幼児、妊産婦、病者等を対象に、発育、健康の保持・回復等の特別の用途に適する旨を表示して販売されるものであり、乳児用調製乳は「特定保健用食品」に位置づけられている。 →×
  2. 乳児用調製液状乳(液体ミルク)は、未開封であれば常温保存が可能である。 →〇
  3. 無乳糖乳は、乳児用調製粉乳から乳糖を除去し、ガラクトースにおきかえた育児用粉乳である。 →×
  4. 「授乳・離乳の支援ガイド」(2019 年:厚生労働省)では、「フォローアップミルクは母乳代替食品ではなく、離乳が順調に進んでいる場合は、摂取する必要はない」としている。 →〇

(組み合わせ)
1 A B
2 A D
3 B C
4 B D →〇
5 C D
正答:4


R4前期:子どもの食と栄養⑦

R4前期 子どもの食と栄養 問7
 次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(2019 年:厚生労働省)の離乳の支援に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 離乳後期は、( A  歯ぐきでつぶせる)固さのものを与える。離乳食は1日( B )回にし、食欲に応じて、離乳食の量を増やす。食べているときの口唇は、( C  左右非対称)の動きとなる。
  • 蜂蜜は、乳児ボツリヌス症を引き起こすリスクがあるため、( D  1歳)を過ぎるまでは与えない。

(組み合わせ)
A BC D
1 舌でつぶせる 2 左右対称 1歳
2 舌でつぶせる 3 左右非対称 2歳
3 歯ぐきでつぶせる 2 左右対称 2歳
4 歯ぐきでつぶせる 3 左右非対称 1歳 →〇
5 歯ぐきで噛める 3 左右対称 1歳
正答:4


R4前期:子どもの食と栄養⑧

R4前期 子どもの食と栄養 問8
 次のうち、幼児期の間食に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 食事とは別のものと考え、市販のお菓子や甘い飲み物を与える。 →×
  2. 幼児の生活に休息を与え、気分転換の場となる役割を果たす。 →〇
  3. 1日の摂取エネルギーの 40%程度を、1日1回与える。 →×
  4. むし歯予防のためにも時間を決めて、規則的に与える。  →〇

正答:4 × ○ × ○


R4前期:子どもの食と栄養⑨

R4前期 子どもの食と栄養 問9
 次の文は、食物繊維に関する記述である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
食物繊維は、ヒトの消化酵素で消化( A イ されにくい )成分である。食物繊維は水溶性食物繊維と( B ウ 不溶性 )食物繊維に分類される。「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」(厚生労働省)において、食物繊維は3歳以上で( C  オ 目標量)が示されている。
【語群】
ア されやすい  イ されにくい  ウ 不溶性  エ 脂溶性
オ 目標量    カ 目安量
(組み合わせ)
A B C
1 ア ウ オ
2 ア エ カ
3 イ ウ オ →〇
4 イ ウ カ
5 イ エ カ
正答:3


R4前期:子どもの食と栄養⑩

R4前期 子どもの食と栄養 問 10
 次のうち、生涯発達における食生活に関する記述として、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 成人では、腹囲と BMI で内臓脂肪蓄積の有無を判定し、それに加え、脂質異常、高血圧、高血糖の有無を調べて3項目のうち2項目以上該当した場合に、メタボリックシンドロームと判定する。 →〇
  2. 高齢期における過剰栄養は身体機能低下を誘導し、フレイル(虚弱)を引き起こす。 →×
  3. 「令和元年国民健康・栄養調査結果の概要」(厚生労働省)によると、20 歳以上の者における食塩摂取量の平均値は、減少傾向にあるものの、男女ともに食事摂取基準の目標量を超えて摂取している。 →〇
  4. 「令和元年国民健康・栄養調査結果の概要」(厚生労働省)によると、20 歳以上の者における野菜摂取量の平均値は、男女とも 20 ~ 40 歳代が高く、「健康日本 21(第二次)」(厚生労働省)の目標値 350 g を超えている。 →×

(組み合わせ)
1 A B
2 A C →〇
3 B C
4 B D
5 C D
正答:2


R4前期:子どもの食と栄養⑪

R4前期 子どもの食と栄養 問 11
 次の文は、「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~解説要領」(令和3年:厚生労働省)の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 不足しがちな( A ビタミン・ミネラル )を、「副菜」でたっぷりと
  • 鉄や( B  葉酸 )を多く含む食品を組み合わせて摂取に努める必要があります。
  • ( B )は、胎児の先天異常である( C 神経管閉鎖障害 )の予防のため、妊娠前から充分に摂取していることが大切です。

(組み合わせ)
A BC
1 ビタミン・ミネラル 葉酸 神経管閉鎖障害 →〇
2 ビタミン・ミネラル カルシウム 神経管閉鎖障害
3 ビタミン 葉酸 貧血
4 ミネラル カルシウム 骨粗しょう症
5 ビタミン カルシウム 貧血
正答:1


R4前期:子どもの食と栄養⑫

R4前期 子どもの食と栄養 問 12
 次のうち、「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」(平成 16 年:厚生労働省)に記載されている3歳以上児の食育のねらい及び内容の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
<ねらい>        <内容>
1 食と人間関係 ――――― 自分たちで育てた野菜を食べる。 →×
2 食と文化 ――――――― 食材の色、形、香りなどに興味を持つ。 →×
3 食と健康 ――――――― 保育所生活における食事の仕方を知り、自分たちで場を整える。 →〇
4 いのちの育ちと食 ――― 同じ料理を食べたり、分け合って食事することを喜ぶ。 →×
5 料理と食 ――――――― 食事にあった食具(スプーンや箸など)の使い方を身につける。 →×
正答:3


R4前期:子どもの食と栄養⑬

R4前期 子どもの食と栄養 問 13
 次の文は、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」の2「食育の推進」の一部である。
( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
体調不良、( A 食物アレルギー )、障害のある子どもなど、一人一人の子どもの( B 心身 )の状態等に応じ、嘱託医、( C  かかりつけ医)等の指示や協力の下に適切に対応すること。( D  栄養士)が配置されている場合は、専門性を生かした対応を図ること。
(組み合わせ)
A BC D
1 食物アレルギー 心身 かかりつけ医 栄養士 →〇
2 食物アレルギー 精神 看護師 栄養士
3 摂食障害 心身 かかりつけ医 保健師
4 摂食障害 心身 看護師 保健師
5 肥満 精神 栄養士 保健師
正答:1


R4前期:子どもの食と栄養⑭

R4前期 子どもの食と栄養 問 14
 次のうち、緑黄色野菜に関する記述として、適切な記述を一つ選びなさい。

  1. プロビタミンDともいわれるカロテンは、緑黄色野菜に多く含まれる。 →×
  2. 「日本食品標準成分表 2020 年版(八訂)」(文部科学省)において、トマト、ほうれん草、きゅうり、かぼちゃは緑黄色野菜である。 →×
  3. 「日本食品標準成分表 2020 年版(八訂)」(文部科学省)において、大根は白い根の部分が緑黄色野菜、葉がその他の野菜類に分類される。 →×
  4. 「令和元年国民健康・栄養調査結果の概要」(厚生労働省)によると、20 歳以上の全ての年代において男女ともに、1日の野菜摂取量の平均値は緑黄色野菜がその他の野菜類より多い。 →×
  5. 「6つの基礎食品群」において、緑黄色野菜は第3群に分類されている。 →〇

正答:5


R4前期:子どもの食と栄養⑮

R4前期 子どもの食と栄養 問 15
 次のうち、「食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意!」(令和3年1月:消費者庁)の窒息・誤ごえん嚥事故防止に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品は5歳以下の子どもには食べさせない。 →〇
  2. 乳幼児に豆やナッツ類を与える場合は、小さく砕いて与える。 →×
  3. ミニトマトやブドウ等の球状の食品を乳幼児に与える場合は、4等分する、調理して軟らかくするなどして、よく噛んで食べさせる。 →〇
  4. 食べているときは、姿勢をよくし、食べることに集中させる。 →〇
  5. 節分の豆まきは個包装されたものを使用するなど工夫して行い、子どもが拾って口に入れないように、後片付けを徹底する。 →〇

正答:2 ○ × ○ ○ ○


R4前期:子どもの食と栄養⑯

R4前期 子どもの食と栄養 問 16
 次の文は、食物アレルギーに関する記述である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 鶏卵アレルギーは( A  イ 卵白)のアレルゲンが主原因であり、オボムコイド以外は加熱や調理条件によってアレルゲン性は( B  ウ 低下する)。
  • 牛乳アレルギーの場合、飲用乳の代替には、豆乳を用いることができるが、豆乳は牛乳と比較して、( C キ カルシウム )含有量が少ないことに留意する。

【語群】
ア 卵黄    イ 卵白     ウ 低下する  エ 上昇する  オ 変化しない
カ カリウム  キ カルシウム  ク 鉄
(組み合わせ)
A B C
1 ア ウ カ
2 ア オ ク
3 イ ウ キ →〇
4 イ エ キ
5 イ オ ク
正答:3


R4前期:子どもの食と栄養⑰

R4前期 子どもの食と栄養 問 17
 次のうち、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」(2019 年:厚生労働省)における食物アレルギーに関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 離乳開始前の子どもが入園し、食物アレルギー未発症、食物未摂取という場合も多くあるため、保育所で初めて食べる食物がないように保護者と十分に連携する。 →〇
  2. 保育所における食物アレルギー対応の基本は、子どもが安全に保育所生活を送るという観点から、原因食品の「完全除去」か「解除」の両極で対応を進めるべきである。 →〇
  3. 除去していた食品を解除する際には、保護者からの口頭での申し出でよい。 →×
  4. 原因物質を食べるだけでなく、吸い込むことや触れることも食物アレルギー発症の原因となるため、食事以外での食材を使用する時(小麦粉粘土等を使った遊び、豆まきなど)は、それぞれの子どもに応じた配慮が必要である。 →〇

正答:2 ○ ○ × ○


R4前期:子どもの食と栄養⑲

R4前期 子どもの食と栄養 問 19
 次のうち、「授乳・離乳の支援ガイド」(2019 年:厚生労働省)に示されている離乳に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 離乳を開始したら、母乳や育児用ミルクは与えない。 →×
  2. 生後7~8か月頃からは、舌でつぶせる固さのものを与える。 →〇
  3. 離乳完了期には、手づかみ食べにより、自分で食べる楽しみを増やしていく。 →〇
  4. 離乳が進むにつれて、卵は卵白から全卵に進めていく。 →×

正答:5 × ○ ○ ×


R4前期:子どもの食と栄養⑳

R4前期 子どもの食と栄養 問 20
 次のうち、学童期・思春期の心身の発達と食生活に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. ローレル指数は、学童期の体格を評価するのに用いられることがある。 →〇
  2. 思春期の過度な食事制限により、カルシウムの摂取不足が起こると、将来の骨粗しょう症の原因となる場合がある。 →〇
  3. 「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」(厚生労働省)では、推定エネルギー必要量は、成長期では男女ともに 15 ~ 17 歳が最大である。 →×
  4. 「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」(厚生労働省)では、学童期の年齢区分は、6~7歳、8~9歳、10 ~ 11 歳の3区分である。 →〇

正答:2 ○ ○ × ○


R4前期:保育実習理論①

R4前期 保育実習理論 問1
 次の曲の伴奏部分として、A~Dにあてはまるものの正しい組み合わせを一つ選びなさい。
        
        
(組み合わせ)
  A B C D
1 ア ウ エ イ
2 イ ア ウ イ
3 ウ イ エ ア
4 エ イ ア エ
5 エ ウ ア ウ →〇
著作権の関係により公表できません。
正答:5


R4前期:保育実習理論②

R4前期 保育実習理論 問2
 次のA~Dを意味する音楽用語を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A とても強く →〇カ ff
B 速く →〇ク allegro
C 急に →〇イ subito
D だんだん速く →〇ウ accelerando
【語群】
ア allargando  イ subito  ウ accelerando  エ accent
オ crescendo カ ff キ a tempo ク allegro
(組み合わせ)
  A B C D
1 ウ エ イ キ
2 ウ オ キ ア
3 オ エ カ ク
4 カ ウ ア エ
5 カ ク イ ウ →〇
正答:5


R4前期:保育実習理論③

R4前期 保育実習理論 問3
 次の楽譜からメジャーコードを抽出した正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(組み合わせ)
1 ① ② ⑤
2 ① ③ ⑥
3 ② ④ ⑤
4 ② ⑤ ⑥ →〇
5 ③ ④ ⑥
正答:4


R4前期:保育実習理論④

R4前期 保育実習理論 問4
 次の曲を4歳児クラスで歌ってみたところ、最低音が歌いにくそうであった。そこで完全4度上げて歌うことにした。その場合、下記のコード(G、D7、C)は何のコードに変えたらよいか。正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
G D7 C
1D G7 A
2D A7 G
3C F7 A
4C G7 F →〇
5A E7 D
正答:4