R3前期:子どもの保健⑬

R3前期 子どもの保健 問 13
 次の文のうち、分離不安症(分離不安障害)に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 1歳前後に人見知りがみられる場合、分離不安症(分離不安障害)と診断される。  →×
  2. 幼児期に分離不安症(分離不安障害)と診断された者のうち、80%以上が成人期に生活上機能障害を起こすような不安症状を示す。  →×
  3. 症状として、反復する頭痛や嘔吐などの身体症状を訴えることがある。 →〇
  4. 「母親が事故で死んでしまうかも知れない」と訴えることがある。 →〇
  5. 「人が自分の部屋をのぞき込む」「視線を感じる」などと異常な知覚体験を訴えることがある。 →〇

正答:5 × × ○ ○ ○


R3前期:子どもの保健

R3前期 子どもの保健 問 14
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
M君(3歳、男児)の家族は、2か月前に引っ越してきた。M君は保育所入所初日、母親と別れるや、母親を振り返ることもなく複数の保育士に駆け寄り、足にしがみついたり、後追いをした。そのため、それぞれの保育士は抱っこをしている必要があった。言葉の遅れはないようだが、あまり子どもらしくない言い回しを使うことがあった。園に慣れると他の子どもと楽しそうにやり取りをして遊ぶこともできるようになったが、たえず大人の視線や反応を気にしている様子がみられた。帰りの時間、他の子どもの父母が迎えに来たのを見かけると、自分から話しかけ、ついて行ってしまいそうになった。自分の母親が迎えに来ても、ブロック遊びを中断しなかった。
【設問】
次の文のうち、M君についての理解や対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. M君に、社交的で積極的な気質があることを評価して、その後の保育でその面を維持し、より伸ばす保育を心がける。  →×
  2. 緊急性はないのでM君の行動を今後半年程度、慎重に観察する。  →×
  3. M君は、新しい状況で緊張や不安が強いため、職員になだめを求めていると理解し、M君の職員への接近をできるだけ受け止めるようにする。  →×
  4. M君の背景として、社会的ネグレクトも考えられるため、園長も含め園内で児童相談所通報の選択も含めた議論を早急に行う。 →〇

正答:4 × × × ○


R3前期:子どもの保健⑮

R3前期 子どもの保健 問 15
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
生後1歳8か月の女児。妊娠 37 週目に経腟分娩で生まれ、出生時身長は 48.0cm、体重は 2,650 gであった。出生直後に酸素投与や光線療法などの医療処置は必要としなかった。
現在身長は 80cm、体重は 11kg である。つかまり立ちはできているが、一人で歩行することはできていない。意味のある言葉の発語はなく、保護者が声をかけても振り向かない。
【設問】
次の文のうち、この女児に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 出産の時期は、早産である。  →×
  2. 出生時の身長体重から、胎児発育遅延がみられる。  →×
  3. 現在は、身体発育遅延がみられる。  →×
  4. 現在は、運動発達遅延がみられる。 →〇
  5. 現在は、言語発達遅延がみられる。 →〇

正答:5 × × × ○ ○


R3前期:子どもの保健⑯

R3前期 子どもの保健 問 16
 次のうち、保育所における感染症予防として、不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. タオルの共用は絶対しないようにする。 →〇
  2. 感染症発生時には嘱託医に相談し関係機関へ報告するとともに、保護者への情報提供を適切に行う。 →〇
  3. 予防接種で予防可能な感染症が発生した場合は、子どもや職員の予防接種歴及び罹患歴を速やかに確認する。 →〇
  4. 乳幼児が長時間にわたり集団で生活する環境であることを踏まえ、周囲への感染拡大を防止することが重要である。 →〇
  5. 傷のない皮膚でも、接触によって体の表面に病原体が付着すると、感染が起こる。  →×

正答:5


R3前期:子どもの保健⑰

R3前期 子どもの保健 問 17
 次の文は、「保育所における感染症対策ガイドライン(2018 年改訂版)」に準じた保育所における消毒薬の種類と使用についての記述である。(A)~( D )の語句や数値が適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
消毒薬の種類には、塩素系消毒薬とアルコール類等がある。(A どちらも  →×)手指の消毒や遊具、室内環境の消毒に適している。(B アルコール類 →〇)は、一般細菌、真菌、ウイルスなどに有効であるが、(C ロタウイルス →〇)には効きにくい。塩素系消毒薬である次亜塩素酸ナトリウム(製品濃度約6%の場合)を衣類等の浸け置きに用いる場合の希釈濃度は 0.1%で、水1リットルに対して(D 約 10㎖  →×)である。
正答:4 × ○ ○ ×


R3前期:子どもの保健⑱

R3前期 子どもの保健 問 18
 次のA~Dは、「保育の場において血液を介して感染する病気を防止するためのガイドライン」におけるウイルス性肝炎(B型、C型)の感染経路や感染の可能性に関する Q & A を参考にした記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. (問)ウイルス性肝炎に感染した園児や職員と手をつなぐことで感染することはありますか?
    (答)一般的には感染する可能性はかなり低いと考えられます。 →〇
  2. (問)保育園にある玩具や学習用品を介して感染が起こることはありますか?
    (答)B型肝炎ウイルスの感染が玩具を介して起きる可能性があります。 →〇
  3. (問 )ウイルス性肝炎に感染した園児や職員と同じコップで回し飲みをしました。感染する可能性はありますか?
    (答 )飲み物で薄められるため、一般的には感染する可能性は低いと考えられます。しかし、飲み回しは極力回避すべき行為と考えられます。 →〇
  4. (問 )園児のおむつについた尿や大便からB型肝炎やC型肝炎ウイルスに感染することがありますか?
    (答 )B型肝炎キャリアの園児のおむつについた尿や便にはウイルスが含まれており、素手で触れた場合、手に傷があれば感染する可能性があります。 →〇

正答:1 ○ ○ ○ ○


R3前期:子どもの保健⑲

R3前期 子どもの保健 問 19
 次のうち、保育所におけるアレルギーに関する理解や対応について、不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 遺伝的にアレルギーになりやすい素質の人が、年齢を経るごとに次から次へとアレルギー疾患を発症する場合を「アナフィラキシー」という。 →×
  2. アレルギーの原因となる要因に対しての IgE 抗体を産生しやすい、本人もしくは親兄弟に気管支ぜん息やアトピー性皮膚炎、あるいはアレルギー性鼻炎などの疾患が見られることをアトピー素因という。 →〇
  3. 気管支ぜん息にかかっている園児に関しては、保護者との連携により治療状況を把握し、運動等の保育所生活について、事前に相談する必要がある。 →〇
  4. 食物アレルギーを有する子どもの食対応については、安全の配慮を重視し、できるだけ単純化し、「完全除去」か「解除」の両極で対応を開始することが望ましい。 →〇
  5. 食物アレルギーの対応にあたっては、職員、保護者、かかりつけ医、緊急対応機関が十分に連携する。 →〇

正答:1


R3前期:子どもの保健⑳

R3前期 子どもの保健 問 20
 次のうち、母子保健対策に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 母子健康手帳は妊娠の届け出をした者に交付されるもので、妊娠・出産や育児期の母子の健康記録のほか、必要な情報が掲載されている。 →〇
  2. 「母子保健法」では、乳幼児健康診査を受けた場合、保護者は母子健康手帳に必要事項の記載を受けなければならない。また、それを保育所入所時には持参することが義務付けられている。 →×
  3. 生後4か月までの乳児家庭全戸訪問事業は、育児不安への相談、養育環境の把握等のために行われている「児童福祉法」による事業であり、保育士も訪問ができる。 →〇
  4. 保育所で発育・発達等の健康状態について気がかりなことがある場合は、乳幼児健診の前に市町村に連絡し情報交換をすることがある。 →〇
  5. 児童虐待対応の一環として、乳幼児健康診査を受けなかった者には家庭訪問等により受診勧奨が行われている。 →〇

正答:2 ○ × ○ ○ ○


R3前期:子どもの食と栄養①

R3前期 子どもの食と栄養 問1
 次の文のうち、「食生活指針」(平成 28 年:文部科学省、厚生労働省、農林水産省)の「食生活指針の実践」に関する記述として、不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 日本の気候・風土に適している米などの穀類を利用しましょう。
  2. 栄養成分表示を見て、食品や外食を選ぶ習慣を身につけましょう。
  3. 普段から体重を量り、食事量に気をつけましょう。
  4. 塩辛い食品を控えめに、食塩は1日 10 g 未満にしましょう。 →×
  5. 飲酒はほどほどにしましょう。

正答:4


R3前期:子どもの食と栄養②

R3前期 子どもの食と栄養 問2
 次の【Ⅰ群】の栄養素と、【Ⅱ群】の文を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】

  1. 炭水化物 →エ 糖質と食物繊維に分類される。
  2. たんぱく質 →オ アミノ酸がペプチド結合で連なった高分子化合物である。
  3. 脂質 →ア 水には溶けないが、有機溶媒には溶ける性質をもつ。
  4. ビタミン →ウ 水溶性と脂溶性の2種類に分類される。
  5. ミネラル →イ 体液中では細胞内の浸透圧維持等に関与している。

【Ⅱ群】
ア 水には溶けないが、有機溶媒には溶ける性質をもつ。
イ 体液中では細胞内の浸透圧維持等に関与している。
ウ 水溶性と脂溶性の2種類に分類される。
エ 糖質と食物繊維に分類される。
オ アミノ酸がペプチド結合で連なった高分子化合物である。
(組み合わせ)
A B C D E

  1. イ オ ウ エ ア
  2. エ ウ ア イ オ
  3. エ オ ア ウ イ →〇
  4. オ ア エ ウ イ
  5. オ エ ウ イ ア

正答:3


R3前期:子どもの食と栄養③

R3前期 子どもの食と栄養 問3
 次のうち、食品とその原料として、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
<食品>     <原料>

  1. きな粉 ―――― 小麦
  2. 白玉粉 ―――― 大豆
  3. バター ―――― 牛乳 →〇
  4. こしあん ――― 小豆 →〇

(組み合わせ)

  1. A B
  2. A C
  3. B C
  4. B D
  5. C D →〇

正答:5


R3前期:子どもの食と栄養④

R3前期 子どもの食と栄養 問4
 次の図は、和食の献立の基本形である「一汁三菜」の食器の並べ方である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(組み合わせ)
ABCDE

  1. 副菜 主食 副菜 主菜 汁物 →〇
  2. 主菜 主食 副菜 副菜 汁物
  3. 副菜 主食 主菜 汁物 副菜
  4. 副菜 汁物 副菜 主菜 主食
  5. 主菜 汁物 副菜 副菜 主食

正答:1


R3前期:子どもの食と栄養⑤

R3前期 子どもの食と栄養 問5
次の表は、「授乳・離乳の支援ガイド」(2019 年:厚生労働省)に示されている「離乳の進め方の目安」の一部である。(A )~( D )にあてはまる語句および数値の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  離乳の開始 ―――――――――→ 離乳の完了
  離乳初期

生後5~6か月頃

離乳中期

生後7~8か月頃

離乳後期

生後9~11か月頃

離乳完了期

生後12~18か月頃

食べ方の目安 ・子どもの様子をみながら1日1回

1さじずつ始める。・母乳や育児用ミルクは飲みたいだけ与える。

 

・1日(A )回食で食事のリズムをつけていく。

・いろいろな味や舌ざわりを楽しめるように食品の種類を増やしていく。

・食事リズムを大切に、1日(B )回食に進めていく。

・共食を通じて食の楽しい体験を積み重ねる。

・1日3回の食事のリズムを大切に、生活リズムを整える。

・手づかみ食べにより、自分で食べる楽しみを増やす。

摂食機能の目安

 

口を閉じて取り込みや飲み込みが出来るようになる。 舌と(C 上あご)で潰していくことが出来るようになる。 (D 歯ぐき)で潰すことが出来るようになる。 歯を使うようになる。

 

 

(組み合わせ)
AB C D

  1. 1 1 下あご 歯ぐき
  2. 1 2 上あご 前歯
  3. 2 2 下あご 歯ぐき
  4. 2 3 上あご 歯ぐき →〇
  5. 2 3 下あご 前歯

正答:4


R3前期:子どもの食と栄養⑥

R3前期 子どもの食と栄養 問6
 次の文のうち、「授乳・離乳の支援ガイド」(2019 年:厚生労働省)に示されているベビーフードを利用する際の留意点に関する記述として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. ベビーフードの食材の大きさ、固さ、とろみ、味付け等を、離乳食を手づくりする際の参考にする。 →〇
  2. 不足しがちな鉄分の補給源として、レバーは適さない。 →×
  3. 主食を主とした製品を使う場合には、野菜やたんぱく質性食品の入ったおかずや、果物を添えるなどの工夫をする。 →〇

正答:2 ○ × ○ 


R3前期:子どもの食と栄養⑦

R3前期 子どもの食と栄養 問7
 次の文のうち、幼児期の摂食機能と食行動に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 摂食機能の発達過程では、手づかみ食べが上達し、目と手と口の協働ができていることによって、食器・食具が上手に使えるようになっていく。 →〇
  2. スプーンの握り方は、手のひら握りから鉛筆握りへと発達していく。 →〇
  3. 2歳頃には、箸を使って自分で上手に食べられるようになる。 →×
  4. 「平成 27 年度乳幼児栄養調査」(厚生労働省)によると、「現在子どもの食事について困っていること」(回答者:2~6歳児の保護者)で、「遊び食べをする」と回答した者は、子どもの年齢が高くなるにつれて減少する。 →〇

正答:2 ○ ○ × ○


R3前期:子どもの食と栄養⑧

R3前期 子どもの食と栄養 問8
 次の文のうち、学校給食に関する記述として、不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 日本の学校給食の起源は、明治時代に私立小学校で貧困児童を対象に無料で給食を実施したこととされている。
  2. 「平成 30 年度学校給食実施状況等調査」(文部科学省)では、小学校の学校給食の実施率は、約70%である。 →×
  3. 学校給食のない日は、ある日に比べて、児童生徒のカルシウム摂取量が少ない。
  4. 「学校給食法」の「学校給食の目標」の一つに、「我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること」があげられている。
  5. 「学校給食法」において、学校給食とは、学校給食の目標を達成するために、義務教育諸学校において、その児童または生徒に対し実施される給食をいう。

正答:2


R3前期:子どもの食と栄養⑨

R3前期 子どもの食と栄養 問9
 次の文のうち、学童期の身体の発達の特徴と食生活に関する記述として、適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 学童期後半からの身長・体重の急激な発育を、第一発育急進期という。
  2. 「平成 30 年度学校保健統計」(文部科学省)によると、学童期後半(9~ 11 歳)の男児では、肥満傾向児(肥満度 20%以上の者)が約3割である。
  3. 永久歯は、8歳前後に生えそろう。
  4. 「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」(厚生労働省)では、学童期の年齢区分は6~8歳、9~11 歳の2区分となっている。
  5. 「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成 16 年:厚生労働省)では、学童期に育てたい「食べる力」として、「食事のバランスや適量がわかる」をあげている。 →〇

正答:5


R3前期:子どもの食と栄養⑩

R3前期 子どもの食と栄養 問 10
 次の文のうち、妊娠中の食事に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. サバは、食物連鎖によって水銀を多く含むため、妊娠中に食べる場合は注意が必要である。 →×
  2. 魚は一般に、良質なたんぱく質や不飽和脂肪酸を多く含むため、妊娠期の栄養バランスに欠かせないものである。 →〇
  3. 妊娠中は、リステリア菌に感染しやすくなるため、ナチュラルチーズや生ハムは避ける。 →〇
  4. ビタミンAは妊娠中に必要量が増すため、妊娠前からレバーやサプリメントの継続的な摂取が望ましい。 →×

正答:4 × ○ ○ ×


R3前期:子どもの食と栄養⑪

R3前期 子どもの食と栄養 問 11
 次の文のうち、健康と食生活に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「平成 30 年国民健康・栄養調査報告」(厚生労働省)によると、20 歳代女性のやせの割合は約5%である。 →×
  2. 国民健康づくり運動である「健康日本 21(第二次)」では、健康寿命の延伸・健康格差の縮小の実現に関する目標が示されている。 →〇
  3. 「和食」は、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。 →〇
  4. 生活習慣病予防対策の一つとして、「食生活指針」(平成 28 年:文部科学省、厚生労働省、農林水産省)が策定されている。 →〇

正答:3 × ○ ○ ○


R3前期:子どもの食と栄養⑫

R3前期 子どもの食と栄養 問 12
 次の文のうち、「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」(平成 16 年:厚生労働省)の3歳以上児の食育のねらいとその内容として、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
<ねらい>        <内容>

  1. 食と健康 ――――――― 食事の際には、安全に気をつけて行動する。 →〇
  2. 食と人間関係 ――――― 食材にも旬があることを知り、季節感を感じる。
  3. 食と文化 ―――――――  地域のお年寄りや外国の人など様々な人々と食事を共にする中で、親しみを持つ。
  4. いのちの育ちと食 ――― 食べ物を皆で分け、食べる喜びを味わう。  →〇

(組み合わせ)

  1. A B
  2. A D  →〇
  3. B C
  4. B D
  5. C D

正答:2


R3前期:子どもの食と栄養⑬

R3前期 子どもの食と栄養 問 13
 次の文のうち、「第3次食育推進基本計画」(平成 28 年:農林水産省)に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 重点課題の一つに、「高齢者世代を中心とした食育の推進」がある。  →×
  2. 基本的な取組方針の一つに、「食に関する感謝の念と理解」が定められている。  →〇
  3. 食育の推進の目標の一つに、「ゆっくりよく噛んで食べる国民の割合の増加」がある。  →〇
  4. 食育の総合的な促進に関する事項の一つに、「生産者と消費者との交流の促進、環境と調和のとれた農林漁業の活性化等」がある。  →〇
  5. 食育の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進するために必要な事項の一つに、「国による推進計画の作成等とこれに基づく施策の促進」がある。  →×

正答:4 × ○ ○ ○ ×


R3前期:子どもの食と栄養⑭

R3前期 子どもの食と栄養 問 14
 次の文のうち、食中毒予防に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. ノロウィルスの予防として、二枚貝などの食品の場合は、中心部が 85 ~ 90℃で 90 秒以上の加熱が有効である。  →〇
  2. 乳児ボツリヌス症予防のために、3歳未満の乳児にはちみつは与えない。  →×
  3. 腸管出血性大腸菌の主な原因食品として、生肉があげられる。  →〇
  4. 菜園で収穫したじゃがいもを調理する場合は、芽や緑化した部分を切除し、未成熟で小さいじゃがいもは使用しない。  →〇

正答:3 ○ × ○ ○


R3前期:子どもの食と栄養⑮

R3前期 子どもの食と栄養 問 15
 次の【Ⅰ群】の「こ食」の種類と、【Ⅱ群】のその内容を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】

  1. 子食  →イ 子どもだけで食べる。
  2. 個食 →エ 複数で食卓を囲んでいても食べているものがそれぞれ違う。
  3. 孤食 →ア 一人で食べる。
  4. 固食 →ウ 同じ物ばかり食べる。

【Ⅱ群】
ア 一人で食べる。
イ 子どもだけで食べる。
ウ 同じ物ばかり食べる。
エ 複数で食卓を囲んでいても食べているものがそれぞれ違う。
(組み合わせ)
A B C D

  1. ア イ ウ エ
  2. ア エ イ ウ
  3. イ ウ ア エ
  4. イ エ ア ウ  →〇
  5. ウ イ エ ア

正答:4


R3前期:子どもの食と栄養⑯

R3前期 子どもの食と栄養 問 16
 次の文のうち、「児童福祉施設における食事の提供ガイド」(平成 22 年:厚生労働省)の「児童福祉施設における食事の計画、提供及び評価・改善」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 子どもの発育・発達状況、栄養状態、生活状況等について実態を把握(調査)し、その結果を分析、判定して栄養管理の目標を明確にする。  →×
  2. 目標を実現するため、提供する食事の量と質についての計画(献立作成)を立てる。  →×
  3. 食事計画に沿って、提供する食事についての具体的な計画を立て(食事計画)、調理時の品質管理を行う。 →×
  4. 適切に計画が進行しているか途中の経過を観察し(モニタリング)、計画どおりに調理及び食事の提供が行われたか評価を行い、適切に進んでいなかったら計画を修正する。  →〇
  5. 一定期間ごとに、摂取量調査や子どもの発育・発達状況について再度把握し、一定の期間で実施し得られた(変化した)結果を目標と照らし合わせて確認する(評価)。  →〇

正答:5 × × × ○ ○


R3前期:子どもの食と栄養⑰

R3前期 子どもの食と栄養 問 17
 次の文のうち、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」(2019 年:厚生労働省)に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 魚卵、果物、ナッツ類、ピーナッツ、甲殻類は、幼児期以降に新規発症する傾向がある。  →〇
  2. アレルギー食は、別献立で作った方が、作業効率が良い。  →×
  3. 加工食品は、納入のたびに使用材料を確認する。  →〇
  4. 小麦アレルギーの場合、基本的に醤油も除去する。  →×
  5. 新規の食物は、家庭において可能であれば2回以上、何ら症状が誘発されないことを確認した上で、給食として提供することが理想的である。  →〇

正答:3 ○ × ○ × ○


R3前期:子どもの食と栄養⑱

R3前期 子どもの食と栄養 問 18
 次の文のうち、「授乳・離乳の支援ガイド」(2019 年:厚生労働省)における食物アレルギーに関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 子どものアレルギー疾患予防のために、妊娠および授乳中の母親が特定の食品やサプリメントを過剰に摂取したり、避けることに関する効果は示されていない。  →〇
  2. 食物アレルギーが疑われる症状がみられた場合、自己判断で対応せず、必ず医師の診断に基づいて離乳を進めることが必要である。  →〇
  3. 離乳の開始や特定の食物の摂取開始を遅らせても、食物アレルギー予防効果があるという科学的根拠はない。  →〇
  4. 食物アレルギーの診断をされた子どもについては、必要な栄養素等を過不足なく摂取できるように、具体的な離乳食の提案が必要である。  →〇

正答:1 ○ ○ ○ ○


R3前期:子どもの食と栄養⑲

R3前期 子どもの食と栄養 問 19
 次の食品のうち、摂食機能の発達に遅れがある子どもが飲み込みやすい食品として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. プリン  →〇
  2. かゆ  →〇
  3. 食パン  →×
  4. ヨーグルト  →〇
  5. たけのこ  →×

正答:2 ○ ○ × ○ ×


R3前期:子どもの食と栄養⑳

R3前期 子どもの食と栄養 問 20
 次の文のうち、栄養素に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. たんぱく質は、1g あたり約4kcal のエネルギーを生じる。  →〇
  2. 脂質は、1g あたり約4kcal のエネルギーを生じる。  →×
  3. 炭水化物は、1g あたり約9kcal のエネルギーを生じる。  →×
  4. エネルギー源として利用されなかった糖質は、グリコーゲンや脂肪に変えて、体内に蓄積される。  →〇
  5. 亜鉛が不足すると、味覚異常の一因となる。  →〇

正答:3 ○ × × ○ ○


R3前期:保育実習理論①

R3前期 保育実習理論 問1
 次の曲の伴奏部分として、A~Dにあてはまるものの正しい組み合わせを一つ選びなさい。
          
          
(組み合わせ)
A B C D

  1. イ ア エ ウ →〇
  2. イ エ ウ ア
  3. ウ ア イ エ
  4. ウ エ エ ウ
  5. エ イ ウ ア

正答:1


R3前期:保育実習理論②

R3前期 保育実習理論 問2
 次のA~Dの音楽用語の意味を【語群】から選んだ場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. meno mosso   キ 今までより遅く
  2. cantabile   カ 歌うように
  3. brillante   ク はなやかに
  4. M.M.  エ メトロノームの速度

【語群】
ア 楽しげに       イ 自由な速度で  ウ 激しく      エ メトロノームの速度
オ 音をなめらかに    カ 歌うように   キ 今までより遅く  ク はなやかに
ケ メロディーを大切に  コ 今までより速く
(組み合わせ)
A B C D

  1. イ ア ウ ケ
  2. キ カ ウ エ
  3. キ カ ク エ  →〇
  4. コ ア ク オ
  5. コ オ ア ケ

正答:3