R3後 社会福祉 問 14
次の文のうち、アセスメントに関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- アセスメントにおいて必要な情報として、利用者の社会的状況があげられる。 →〇
- アセスメントにおいて必要な情報として、利用者の心理・情緒的状況があげられる。 →〇
- アセスメントでは、ケース全体を可視化するために、ジェノグラムやエコマップなどのマッピング技法が用いられることがある。 →〇
正答:1 ○ ○ ○
R3後 社会福祉 問 14
次の文のうち、アセスメントに関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:1 ○ ○ ○
R3後 社会福祉 問 15
次の文のうち、バイステックの7原則に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:1 ○ ○ ○ ○
R3後 社会福祉 問 16
次の文のうち、福祉サービス等の情報提供に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:2 ○ ○ × ○
R3後 社会福祉 問 17
次の文のうち、福祉サービスにおける苦情解決の仕組みに関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:3 ○ × ×
R3後 社会福祉 問 18
次の文のうち、少子高齢社会に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:1 ○ ○ × ○
R3後 社会福祉 問 19
次の障害者施策に関する法律を、制定された順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
1 A→C→D→B
2 B→A→D→C
3 C→B→A→D
4 C→D→A→B →〇
5 D→B→C→A
正答:4
R3後 社会福祉 問 20
次の文のうち、地域福祉の推進に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:1 ○ ○ ○ ×
R3後 保育の心理学 問1
次の文は、子どもの模倣に関する記述である。( A )~( E )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
生まれて間もない新生児期において、( A →〇ア メルツォフ(Meltzoff, A.N.))とムーア(Moore, M.K.)は、視覚的に捉えた相手の顔の表情を、視覚的に捉えられない自己の顔の表情に写しとること、たとえば、「舌の突き出し」や「口の開閉」など、他者の顔の表情をいくつか模倣できることを示した。
ピアジェ(Piaget, J.)は、観察した他者の動作を直後に再現することを( B →〇ク 即時模倣)、目の前には存在しなくても以前に見た他者の動作を再現することを( C →〇オ 延滞模倣)と呼んだ。( C )では、他者の行為をある期間、記憶を保持し、それを自分の中にイメージできる( D →〇キ 表象)能力が必要となり、これは( E →〇カ 象徴)遊びにも必要な能力である。
【語群】
ア メルツォフ(Meltzoff, A.N.) イ ローレンツ(Lorenz, K.) ウ 言語
エ 社会模倣 オ 延滞模倣 カ 象徴 キ 表象 ク 即時模倣 ケ 平行
(組み合わせ)
A B C D E
1 ア オ エ ウ カ
2 ア ク オ キ カ →〇
3 イ エ オ ウ カ
4 イ オ ク ウ ケ
5 イ ク エ キ ケ
正答:2
R3後 保育の心理学 問2
次のうち、社会的認知に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:5 × × ○ ○
R3後 保育の心理学 問3
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
6歳児に「バッタに餌を1日に 10 回あげるとどうなるか」と質問したところ、「バッタはね、目がまわって死んじゃう。バッタは虫だけど、そこは人間と同じだから」と答えた。
【設問】
次のうち、【事例】に関連するものとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:3 × ○ ○ ○
R3後 保育の心理学 問4
次のうち、言語発達に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:1 ○ ○ ○ ×
R3後 保育の心理学 問5
次のうち、A~Dに示された子どもの行動の背景にある認知発達として、適切な用語の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
A BC D
1 エピソード記憶 同時処理 記憶の再認 レスポンデント
2 エピソード記憶 短期記憶 記憶の再生 リハーサル →〇
3 潜在記憶 同時処理 記憶の再認 レスポンデント
4 潜在記憶 同時処理 記憶の再生 レスポンデント
5 潜在記憶 短期記憶 記憶の再生 リハーサル
正答:2
R3後 保育の心理学 問6
次の保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
5歳児クラスで、Mちゃん、Nちゃんがおままごとをしていた。料理を作り、お皿の上に並べているところに、他の遊びをしていたJちゃんが来て、「お皿を貸して」と言った。Mちゃんがすぐに「ダメ、使っているから」と断った。それを聞いたJちゃんが、「えー、私たちも今、使いたいのに。少しくらい貸してよ」と言った。その様子を見ていたNちゃんが、「少しなら持って行っていいよ」と言い、Mちゃんも使っていないお皿を探して、Jちゃんに渡した。
【設問】
【事例】を説明する記述として( A )~( D )にあてはまる用語を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
Jちゃんは、( A →〇イ 社会的規範)を理解しているため、お皿を黙って取らずに、「お皿を貸して」と言えた。
Mちゃんに断られたJちゃんは、「私たちも使いたい」と( B →〇オ 自己主張)をしていた。Jちゃんの言うことを耳にして、Nちゃんはお皿を持っていくことを許可した。その様子を見たMちゃんは、( C →〇エ 自己抑制)をしてお皿を貸していた。このようなやり取りの中で、保育者が介入しなくても、子どもたちが自分たちで問題を解決できるような( D →〇カ 社会的スキル)が育まれていく。
【語群】
ア 恣意的ルール イ 社会的規範 ウ 自己評価 エ 自己抑制
オ 自己主張 カ 社会的スキル キ レジリエンス
(組み合わせ)
A B C D
1 ア ウ エ カ
2 ア オ ウ キ
3 イ ウ オ カ
4 イ オ ウ キ
5 イ オ エ カ →〇
正答:5
R3後 保育の心理学 問7
次のうち、トマス(Thomas, A.)らの気質に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:4 × ○ × ×
R3後 保育の心理学 問8
次の文は、認知の発達に関する記述である。( A )~( E )にあてはまる用語を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
ピアジェ(Piaget, J.)は、子どもが世界を認識する過程には、( A →〇ア 質的)に異なる4つの段階があると考えた。まず、誕生から2歳頃までは「感覚運動期」と呼ばれ、子どもは身近な環境に身体の感覚や動作を通して関わり、外界を知っていく。次に、2~7歳頃は「( B →〇イ 前操作期)」と呼ばれ、イメージや言葉を用いて世界を捉えることが可能になるが、物の見かけに捉われやすく論理的な思考には至らない。学童期に相当する「( C →〇ク 具体的操作期)」では、量や数の( D →〇カ 保存)を理解して脱中心的な思考が可能になる。その後、おおよそ 12 歳以降は最終段階である「( E →〇エ 形式的操作期)」にあたり、記号や数字といった抽象的な事柄についても論理的な思考が可能になっていく。
【語群】
ア 質的 イ 前操作期 ウ 量的 エ 形式的操作期
オ 抽象的操作期 カ 保存 キ 永続性 ク 具体的操作期
(組み合わせ)
A B C D E
1 ア イ オ カ エ
2 ア イ ク カ エ →〇
3 ウ エ オ キ ク
4 ウ エ ク カ オ
5 ウ ク エ キ オ
正答:2
R3後 保育の心理学 問9
次のうち、知的機能の発達に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:4 × × ○ ○
R3後 保育の心理学 問 10
次の文は、青年期に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
青年期は、家族以外の人との親密な関係を深めていく中で、青年は( A →〇ア アイデンティティ)の確立という新たな課題に直面する。エリクソン(Erikson, E.H.)は、青年期が、大人としての責任と義務を問われずに、自由に何かに打ち込み、挫折し、さらにまた何かを探し求めるといった経験、あるいは、様々な危機を経ることが重要であるとして、この期間を( B →〇イ モラトリアム)期間であると考えた。
その後、マーシア(Marcia, J.E.)は、( A )の状態を4つの類型に分けて考える( C →〇ウ アイデンティティ・ステイタス)を提唱した。この4類型の中の一つである( D →〇エ 早期完了)は、これまでに危機を経験していることはなく、自分の目標と親との目標の間に不協和がなく、どんな体験も、幼児期以来の信念を補強するだけになっているという、融通のきかなさが特徴的である。
【語群】
ア アイデンティティ イ モラトリアム
ウ アイデンティティ・ステイタス エ 早期完了
オ モダリティ カ 達成
キ 拡散 ク アイデンティティ・クライシス
(組み合わせ)
A B C D
1 ア イ ウ エ →〇
2 ア イ エ カ
3 ア オ ク カ
4 ウ イ エ キ
5 ウ オ ク エ
正答:1
R3後 保育の心理学 問 11
次のうち、中高年期における家族関係に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:1 ○ ○ ○ ○
R3後 保育の心理学 問 12
次のうち、保育所における保護者の状況に配慮した個別の支援に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:4 × ○ × ○
R3後 保育の心理学 問 13
次の保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
5歳児クラスの女児達の遊び場面である。Kちゃんが「先生、Pちゃんがずっと怒っているよ」と、困った顔で担当保育士に相談に来た。そこで、保育士はKちゃんと一緒に遊んでいた場へ行き、大型積み木で家を作っているPちゃん、Qちゃんに話しかけた。
保育士: (a →〇エ 子どものイメージに近づいた発言)「わぁ、今日はまた、とっても素敵な、大きなおうちができそうですね」
Qちゃん: 「6階建てなの」
そのことから、子ども達が大きな家のイメージをもって作っていることが伝わった。
保育士: (b →〇ア 子どもの気持ちの代弁)「あのね、Kちゃんが、ひょっとしてPちゃんが怒っているんじゃないかって心配しているんだけど、何かあったの?」
Pちゃん: 「まだ工事中だったのに、Kちゃんがゆり組さんを入れたから、ダメッ!って、言ったの。できあがるまで、待っていてほしかったのに」
3歳児クラス(ゆり組)の女児が一人、大型積み木の家の中に入っていた。
保育士: 「そうなんだ。Pちゃんは、できあがったら入れてあげようと考えていたんだね」
Kちゃん: 「私は、危ないから、気をつけるんだったらいいよって言ったの」
保育士: (c →〇イ 怒りや誤解を解く発言)「そうだったの。2人とも遊びに来たゆり組さんのこと、考えていたんだよね」
(d →〇ウ アドバイス)「どうしようかって、みんなでもう少し相談すればよかったかもね」
「よくあるの、こういうこと。自分はいいと思ってやったことが、そうではなくって、嫌な気持ちになってしまうこと。先生にもよくあるよ。今度、同じことがあった時に、気をつけたらいいよね。それでどうする?遊びに来たゆり組さん。このまま遊んでいてもいいの?」
Pちゃん: 「それでいい」
その後、積み木の場で遊びは続いていった。
【設問】
【事例】の文中にある下線部(a)~(d)を説明する語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
【語群】
ア 子どもの気持ちの代弁 イ 怒りや誤解を解く発言
ウ アドバイス エ 子どものイメージに近づいた発言
(組み合わせ)
a b c d
1 ア エ ウ イ
2 イ ウ エ ア
3 ウ ア イ エ
4 ウ イ ア エ
5 エ ア イ ウ →〇
正答:5
R3後 保育の心理学 問 14
次のうち、親子関係に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:3 × ○ ○ ○
R3後 保育の心理学 問 15
次の保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
0歳児クラスの子ども達が散歩をしている時に、犬が近くにいるのを見つけた保育士は「わんわんがいるよ、かわいいねぇ」と言って犬を指でさし示した。Sちゃんは(a →〇イ 共同注意)保育士が指さした方向を見て、嬉しそうに「あっ、あっ」と言いながら(b →〇オ 叙述の指さし)犬を指でさして、(c →〇ウ 三項関係)保育士の顔と犬を交互に見た。そして、保育士が「わんわんにバイバイしようか」と手を振ると、それを見てSちゃんも(d →〇エ 模倣)犬に手を振った。
【設問】
【事例】の文中にある下線部(a)~(d)を説明する語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
【語群】
ア 応答の指さし イ 共同注意 ウ 三項関係 エ 模倣
オ 叙述の指さし カ 二項関係 キ 選好注視 ク 連想
(組み合わせ)
a b c d
1 イ ア ウ エ
2 イ オ ウ エ →〇
3 イ オ カ ク
4 キ ア カ エ
5 キ オ カ ク
正答:2
R3後 保育の心理学 問 16
次のうち、保育士の幼児との関わりとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:4 × × ○ ○
R3後 保育の心理学 問 17
次のうち、保育所の自己評価に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:3 ○ × ○ ○
R3後 保育の心理学 問 18
次の【表】は、「第 15 回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」(国立社会保障・人口問題研究所)における、「夫婦が理想の子ども数を持たない理由」について、妻の年齢別に示したものである。以下の【設問】に答えなさい。
【表】
妻の年齢別にみた、理想の子ども数を持たない理由:第 15 回調査(2015 年)
(予定子ども数が理想子ども数を下回る夫婦)
注: 対象は予定子ども数が理想子ども数を下回る初婚どうしの夫婦。理想・予定子ども数の差の理由不詳を含まない選択率。複数回答のため合計値は 100%を超える。予定子ども数が理想子ども数を下回る夫婦の割合は、それらの不詳を除く 30.3%である。
【設問】
次のうち、【表】に示されている「夫婦が理想の子ども数を持たない理由」に関して、適切な文の組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D →〇
正答:5
R3後 保育の心理学 問 19
次のうち、妊娠中及び出産後の精神医学的問題に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:2 ○ × ○ × ×
R3後 保育の心理学 問 20
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
Wちゃん(4歳、女児)は、保育所では活発で他の園児とも楽しく遊ぶ子である。身長体重は平均よりやや高く、重い。これらから保育所では、Wちゃんを特に気になる子どもとは考えていなかった。保育所には母親が送り迎えをしている。母親は、しばしば迎えの時間を忘れたり、間違えて遅くなることがあり、保育所はその都度、母親に電話連絡した。また、母親は冬であってもビーチサンダルで保育所に送り迎えし、Wちゃんが、「靴はいて」と話しても、頓着がないようである。Wちゃんは、母親が迎えに来ると、遅れた場合は「まただー」とややごねるが、そのあと保育所で当日あった話などをして、手をつないで楽しそうに帰って行くことが多い。
保育士が家庭訪問した時の観察では、Wちゃんにとって身体的に危険なほどではないが、家は整頓、片付けされていなかった。母親自身も家事全般が苦手であると話している。Wちゃんも「カレーライスにカレーをかけないで、食卓に出すよ」などと話したこともあった。Wちゃんは、不潔な服を着、髪もぼさぼさで登園することが時としてある。Wちゃんはそれを嫌がっているものの、「朝時間がなかったから」などと保育士に伝えていた。
【設問】
次のうち、保育所のWちゃんと母親への理解や対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:4 × × ○ ×
R3後 子どもの保健 問1
次のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:3 ○ × × ○
R3後 子どもの保健 問2
健康の定義は、世界保健機関(WHO)憲章(1948 年)の前文に述べられている。1951 年の官報記載の日本語訳は次のとおりである。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
健康とは、( A →〇完全な)肉体的、( B →〇精神的)および社会的福祉の状態であり、単に疾病または( C →〇病弱)の存在しないことではない。
(組み合わせ)
A B C
1 一体的な 心理的 病弱
2 完全な 精神的 機能不全
3 一体的な 心理的 機能不全
4 完全な 精神的 病弱 →〇
5 一体的な 精神的 機能不全
正答:4
R3後 子どもの保健 問3
次のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
正答:5 × ○ × ○