R3後 子どもの保健 問4
次の【Ⅰ群】の疾病・症候と、【Ⅱ群】の器官を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A ヒルシュスプルング病 →〇エ 消化器
B ネフローゼ症候群 →〇ア 腎臓
C ファロー四徴症 →〇イ 心臓
D クループ症候群 →〇ウ 喉頭
【Ⅱ群】
ア 腎臓
イ 心臓
ウ 喉頭
エ 消化器
(組み合わせ)
A B C D
1 ア イ ウ エ
2 ウ ア イ エ
3 ウ イ ア エ
4 エ ア イ ウ →〇
5 エ ウ ア イ
正答:4
R3後期:子どもの保健⑤
R3後 子どもの保健 問5
次の文は、気管支喘息のある幼児について、生活管理指導表の「保育所での生活上の留意点」の読み方や内容についての記述である。適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 寝具に関して、防ダニシーツ等の使用という指示があった。この防ダニシーツとは、繊維や織り方の工夫で、ダニの通過を困難にさせたもので、ダニに刺されないようにしたものである。 →×
- 動物との接触に関して、動物への反応が強いため不可(動物名はウサギ)との指示があった。この場合は保育所で飼育しているウサギの世話係にさせることは避けるが、保護者に確認の上、金魚の餌やりは構わないと考えた。 →〇
- 外遊び、運動に対する配慮に関して、管理不要とあった。秋の運動会の練習を行った際、リレーで走ったあと咳をして喘鳴もあったため、本番の参加については保護者に相談した。 →〇
- 外遊び、運動に対する配慮に関して、管理必要とあり、その管理内容は「鬼ごっこ不可」との記載であった。どの程度の外遊びが可能であるのか、保護者との面談を行って確かめた。 →〇
正答:4 × ○ ○ ○
R3後期:子どもの保健⑥
R3後 子どもの保健 問6
乳幼児突然死症候群(SIDS)については、毎年 11 月に厚生労働省による対策強化月間としてキャンペーンが行われている。次の文は令和2年 10 月 23 日発出の「11 月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です」の記載に関するものである。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
SIDS は、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死にいたる、原因のわからない病気で、窒息などの事故とは異なります。令和元年には 78 名の乳幼児が SIDS で亡くなっており、乳児期の死亡原因としては( A →〇第4位)となっています。
SIDS は、( B →〇うつぶせ)、( C →〇あおむけ)のどちらでも発症しますが、寝かせるときに( B )に寝かせたときの方が SIDS の発症率が高いということが研究者の調査からわかっています。
そのほか( D →〇母乳)で育てられている赤ちゃんの方が SIDS の発症率が低く、( E →〇たばこ)は SIDS発症の大きな危険因子です。
(組み合わせ)
A B C D E
1 第1位 うつぶせ あおむけ 母乳 たばこ
2 第4位 よこむき うつぶせ 人工乳 アルコール
3 第4位 うつぶせ あおむけ 母乳 たばこ →〇
4 第1位 よこむき あおむけ 人工乳 たばこ
5 第1位 よこむき うつぶせ 母乳 アルコール
正答:3
R3後期:子どもの保健⑦
R3後 子どもの保健 問7
保育所において注意しなければならない事柄のうち、シラミがある。これに関する記述のうち、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 子どもの髪の毛に小さな白いものが付着していて、フケとは異なりすぐに取れなかったので、園長にケジラミが出たと報告した。 →×
- 子どもの髪の毛に櫛を入れていたところ、小さな虫のようなものがぴょんと跳ねて逃げたので、シラミが発生したと判断した。 →×
- 子どもの髪の毛に卵らしい白い塊が付着していて、取れなかった。保護者に頭を掻いてはいないと言われたのでシラミではないと判断した。 →×
- 保育所の複数の子どもたちにシラミが発生したので、保護者にはその旨を説明するとともに、よくシャンプーをして、衣服は高温で洗うよう依頼した。 →×
正答:5 × × × ×
R3後期:子どもの保健⑧
R3後 子どもの保健 問8
次の文は、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019 年改訂版)」(厚生労働省)の中のアナフィラキシーに関する記述の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
( A →〇アレルギー反応)により、蕁麻疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、ゼーゼー、息苦しさなどの呼吸器症状等が、( B →〇複数)同時にかつ急激に出現した( C →〇状態)をアナフィラキシーという。
その中でも、( D →〇血圧)が低下し意識レベルの低下や脱力等を来すような場合を、特にアナフィラキシーショックと呼び、直ちに対応しないと生命にかかわる重篤な状態を意味する。
(組み合わせ)
A B C D
1 液性免疫反応 複数 疾患 血圧
2 アレルギー反応 複数 状態 血圧 →〇
3 液性免疫反応 二つ 状態 脈拍
4 アレルギー反応 二つ 疾患 脈拍
5 アレルギー反応 複数 疾患 血圧
正答:2
R3後期:子どもの保健⑨
R3後 子どもの保健 問9
次のうち、消毒薬の管理、使用上の注意点として、不適切な記述を一つ選びなさい。
- 消毒薬は子どもの手の届かないところに保管する。 →〇
- 消毒を行うときは子どもを別室に移動させ、消毒を行う者はマスク、手袋を使用する。 →〇
- 血液や嘔吐物、下痢便等の有機物は汚れを十分に取り除いてから、消毒を行う。 →〇
- 消毒薬は使いやすいように希釈しておき、1週間に1度交換する。 →×
- 希釈するものについては、濃度、消毒時間を守り使用する。 →〇
正答:4
R3後期:子どもの保健⑩
R3後 子どもの保健 問 10
次のうち、食事の際に重大事故が発生しやすい場面ごとの注意事項に関する記述として、不適切な記述を一つ選びなさい。
- ゆっくり落ち着いて食べることができるよう、子どもの意志に合ったタイミングで与える。 →〇
- 1回で多くの量を詰め込みすぎないよう、子どもの口に合った量で与える。 →〇
- 口の中に食べ物が残っていないか注意する。 →〇
- 汁物などの水分は、食べた後に、まとめて与える。 →×
- 食事中に眠くなっていないか注意する。 →〇
正答:4
R3後期:子どもの保健⑪
R3後 子どもの保健 問 11
次のうち、自閉スペクトラム症(ASD)の可能性を示唆する乳幼児期の行動として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 相手の行動を見てまねをしない。 →〇
- あるものを指さし示すことにより、それを取ってほしいと命令する。 →×
- 言語以外の手段(指さし、表情、視線など)をコミュニケーションとして使わない。 →〇
- 一旦出始めていた言葉が1歳後半から2歳頃出なくなる。 →〇
- 母親がいるときだけ情緒が安定する。 →×
正答:2 ○ × ○ ○ ×
R3後期:子どもの保健⑫
R3後 子どもの保健 問 12
次のうち、注意欠如多動症(ADHD)に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 動きの多さ(多動)は必ずみられる症状である。 →×
- 自閉スペクトラム症(ASD)の症状があるケースは除外される。 →×
- 成人期には多動傾向は軽減し、不注意症状が優性となり、男女の比率も小児期に比べると差異が少なくなる。 →〇
- WISC などの発達検査はアセスメントをする上で補助的ツールとしての意味がある。 →〇
- 聴覚などの感覚過敏を必ず伴う。 →×
正答:4 × × ○ ○ ×
R3後期:子どもの保健⑬
R3後 子どもの保健 問 13
次のうち、「こだわり」に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。
- 自閉スペクトラム症(ASD)では、「こだわり」の対象に選択的に没頭する。 →〇
- 強迫性障害では、「こだわり」に対して不安や苦痛あるいはそうせざるを得ない感覚を伴わない。 →×
- 摂食障害の「こだわり」の対象は、体重や食べ物、体型である。 →〇
- うつ病では、悲観的・抑うつ的な考えに過剰にとらわれる。 →〇
- 定型発達児の成長過程で、「こだわり」はみられる。 →〇
正答:2
R3後期:子どもの保健⑭
R3後 子どもの保健 問 14
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
小学校3年生の男児。3歳から保育所に入所。小さい子の面倒をよくみる反面、他児を叩いたり、けがをさせるなどの苦情が絶えなかった。小学校では、授業中も集中せず離席が目立った。給食を取りに行く順番は一番でないと嫌がった。小学校でも暴力はみられ、注意をする教師に対して暴言を吐いた。落ち着いてから話を聞くと、泣きながら謝ることはできるが、少し経つとけろっとしている。
【設問】
次のうち、この男児に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- この年代の反抗的行動は定型発達児でよくみられる。 →×
- 子どもの成長という時間の流れの中で、加齢に伴う一連の破壊的行動障害の変遷を「DBD マーチ」という。 →〇
- 注意欠如多動症(ADHD)を高率に併存する。 →〇
- 自己評価の低さが影響している。 →〇
正答:3 × ○ ○ ○
R3後期:子どもの保健⑮
R3後 子どもの保健 問 15
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
F君(3歳)は保育所に入所してきたが、言葉がなかなか出ず、数か月しても他の園児とほとんど関わりを持つことができない。他児のすることに関心はあるようにも見えるが一緒に遊ぶことも少ない。
母親から家での様子を聞いてみると、母親は比較的リラックスできる家庭でも言葉が出にくいことを気にしており、また関わりづらさも感じていて、「学校にあがるまでに他の子と同じようになれるか心配」との言葉が聞かれた。
【設問】
次のうち、F君の精神医学的診断として、除外できるものを○、除外できないものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 自閉スペクトラム症(ASD) →×
B 反応性愛着障害 →×
C 知的障害 →×
D 分離不安症 →×
E 選択性緘黙 →〇
正答:5 × × × × ○
R3後期:子どもの保健⑯
R3後 子どもの保健 問 16
次の文は、保育所の避難訓練に関する記述である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の適切な組み合わせを一つ選びなさい。
避難訓練の実施については、( A →〇イ 消防法)で義務付けられ、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和 23 年厚生省令第 63 号)第6条第2項において、少なくとも( B →〇ウ 月)1回は行わなくてはならないと規定されている。避難訓練は、( C →〇カ 全職員)が実践的な対応能力を養うとともに、子ども自身が発達過程に応じて、災害発生時に取るべき行動や態度を身に付けていくことを目指して行われることが重要である。
【語群】
ア 建築基準法 イ 消防法 ウ 月 エ 年 オ 保育士 カ 全職員
(組み合わせ)
A B C
1 ア ウ カ
2 ア エ オ
3 イ ウ オ
4 イ ウ カ →〇
5 イ エ カ
正答:4
R3後期:子どもの保健⑰
R3後 子どもの保健 問 17
次のうち、気道異物による窒息の子どもを発見した場合の対応として、適切な組み合わせを一つ選びなさい。
- 意識があり咳き込んでいる場合は、咳を止めるよう促す。 →×
- 苦しそうにして反応がある場合は、背部叩打法を開始する。 →〇
- 意識がなく呼吸をしていない場合は、直ちに心肺蘇生法を行う。 →〇
- 心肺蘇生の途中で口の中をのぞき込み、指を入れて異物を探る。 →×
- 異物が取れるか、反応がなくなるまで、背部叩打法や腹部突き上げ法を繰り返す。 →〇
(組み合わせ)
1 A B D
2 A C E
3 A D E
4 B C D
5 B C E →〇
正答:5
R3後期:子どもの保健⑱
R3後 子どもの保健 問 18
次のうち、「保育所における感染症対策ガイドライン(2018 年改訂版)」(厚生労働省)の「保育所における感染症対策」に記載されている感染症の疑いのある子どもへの対応として、不適切な記述を一つ選びなさい。
- 保育中に感染症の疑いのある子どもに気付いたときには、病名が確定していない間は、保護者が迎えにくるまで、他の子どもと一緒に保育を行う。 →×
- 保育中に感染症の疑いのある子どもに気付いたときには、体温測定等により子どもの症状等を的確に把握し、体調の変化等について記録を行う。 →〇
- 保護者に連絡をとり、記録をもとに症状や経過を正確に伝えるとともに、適宜、嘱託医、看護師等に相談して指示を受ける。 →〇
- 子どもは感染症による発熱、下痢、嘔吐、咳、発しん等の症状により不快感や不安感を抱きやすいので、子どもに安心感を与えるように適切に対応する。 →〇
- 保護者に対して、地域や保育所内での感染症の発生状況等について情報提供する。また、保護者から、医療機関での受診結果を速やかに伝えてもらう。 →〇
正答:1
R3後期:子どもの保健⑲
R3後 子どもの保健 問 19
医療技術が進歩する中で、医療的ケアを必要としながら育つ子どもが医療的ケア児と呼ばれるようになってきている。次のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 医療的ケアの具体例として、喀痰吸引や経管栄養等があげられる。 →〇
- 2013 年以降、日本における医療的ケア児の数は、2,000 人程度となっている。 →×
- 一定の研修を修了し、業務の登録認定を受けた保育士は、認定特定行為業務従事者とされる。 →〇
- 緊急に医療的ケアが必要とされる場合は、医師の指示を待たずに実施するのが望ましい。 →×
正答:2 ○ × ○ ×
R3後期:子どもの保健⑳
R3後 子どもの保健 問 20
次のうち、保育所が連携や協働する地域の関係機関に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「地域保健法」による保健所は、都道府県や指定都市など広域・専門的サービスを行い、市町村の保健センターは住民に身近な保健サービスを提供している。 →〇
- 「母子保健法」による乳幼児健康診査は、身近な市町村サービスである。 →〇
- 「児童福祉法」による保育所等訪問支援は、障害児通所支援の一つである。 →〇
- 妊娠期から子育て期のサービスを担う子育て世代包括支援センターは、市町村などに設置して身近な相談窓口になるように進められている。 →〇
正答:1 ○ ○ ○ ○
R3後期:子どもの食と栄養①
R3後 子どもの食と栄養 問1
次のうち、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)における子ども(回答者:2~6歳児の保護者)の食生活に関する記述として、適切な記述を一つ選びなさい。
- 朝食を欠食する子どもの割合は 10%を超えていた。 →×
- 家で1日に平均してテレビやビデオを見る時間、ゲーム機やタブレット等を使用する時間は、平日、休日とも「3~4時間」と回答した割合が最も高かった。 →×
- むし歯の有無別に間食の与え方をみると、「時間を決めてあげることが多い」と回答した者の割合は、むし歯のある子どもの方が高かった。 →×
- むし歯予防のための行動として、「間食の与え方について注意している」と回答した者の割合は、むし歯のない子どもの方が高かった。 →〇
- 子どもの共食状況で、「家族そろって食べる」と回答した者の割合は、夕食よりも朝食が高かった。 →×
正答:4
R3後期:子どもの食と栄養②
R3後 子どもの食と栄養 問2
次の文は、鉄に関する記述である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
鉄は、( A →〇イ 微量)ミネラルの一つであり、食品ではレバーや赤身の肉に多く含まれている。体内では血液中の( B →〇エ ヘモグロビン)を構成している。欠乏症は( C→〇カ 貧血)である。
【語群】
ア 多量 イ 微量 ウ インスリン エ ヘモグロビン
オ グルコース カ 貧血 キ 骨粗鬆症
(組み合わせ)
A B C
1 ア ウ カ
2 ア エ キ
3 イ ウ カ
4 イ エ カ →〇
5 イ オ キ
正答:4
R3後期:子どもの食と栄養③
R3後 子どもの食と栄養 問3
次のうち、ビタミンに関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- ビタミンAは、糖質の代謝に関与しており、欠乏症には脚気がある。 →×
- ビタミンB1 は、水溶性ビタミンである。 →〇
- ビタミンCは、抗酸化作用を持ち、欠乏すると壊血病を引き起こす。 →〇
- ビタミンEは、腸管や腎臓でのカルシウムの吸収を高め、骨を丈夫にする。 →×
正答:4 × ○ ○ ×
R3後期:子どもの食と栄養④
R3後 子どもの食と栄養 問4
次のうち、献立作成および調理の基本に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 献立は、一般にご飯と汁物(スープ類)に主菜と副菜1~2品をそろえると、充実した内容で、栄養的にも優れた献立となる。 →〇
- 主菜には、肉、魚、卵、大豆および大豆製品などを主材料とするたんぱく質を多く含む料理が含まれる。
- 副菜には、野菜、いも、きのこ、海藻などを主材料とする料理などが含まれる。 →〇
- 汁物の食塩の基準濃度は、一般に4~5%である。
正答:1 ○ ○ ○ ×
R3後期:子どもの食と栄養⑤
R3後 子どもの食と栄養 問5
次のうち、「母乳育児成功のための 10 のステップ(2018 年改訂)」(WHO/UNICEF 共同発表)に関する記述として、不適切な記述を一つ選びなさい。
- 出産後できるだけすぐに、直接かつ妨げられない肌と肌の触れ合いができるようにし、母乳育児を始められるよう母親を支援する。 →〇
- 新生児に対して、医療目的の場合を除いて、母乳以外には食べ物や液体を与えない。 →〇
- 夜間は母親と乳児が別室で過ごすことができるようにする。 →×
- 母親に哺乳瓶やその乳首、おしゃぶりの利用やリスクについて助言する。 →〇
- 母親が乳児の授乳に関する合図を認識し、応答できるよう母親を支援する。 →〇
正答:3
R3後期:子どもの食と栄養⑥
R3後 子どもの食と栄養 問6
次のうち、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)に関する記述として、「離乳食について困ったこと」(回答者:0~2歳児の保護者)の回答の割合が、最も高かったものを一つ選びなさい。
1 食べる量が少ない。
2 もぐもぐ、かみかみが少ない(丸のみしている)。
3 作るのが負担、大変。 →〇
4 乳汁(母乳や人工乳)と離乳食のバランスがわからない。
5 特にない。
正答:3
R3後期:子どもの食と栄養⑦
R3後 子どもの食と栄養 問7
次のうち、「授乳・離乳の支援ガイド」(2019 年改定版:厚生労働省)に示されている離乳の進め方の目安に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 離乳初期は、生後5~6か月頃とされている。 →〇
- 離乳初期には、食物アレルギーのリスク回避のため、卵黄を与えてはいけない。 →×
- 離乳中期には、歯ぐきでつぶせる固さの調理形態とする。 →×
- 離乳後期には、1日3回食に進めていく。 →〇
- 離乳完了期の離乳食1回あたりのご飯の目安量は、80 gである。 →〇
正答:3 ○ × × ○ ○
R3後期:子どもの食と栄養⑧
R3後 子どもの食と栄養 問8
次の図は、「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成 16 年:厚生労働省)に示された「発育・発達過程において配慮すべき側面」である。図中のA~Dにあてはまらないものを一つ選びなさい。
図

1 心と身体の健康
2 人との関わり
3 食のスキル
4 食の文化と環境
5 生活の質 →〇
正答:5
R3後期:子どもの食と栄養⑨
R3後 子どもの食と栄養 問9
次のうち、学童期・思春期の健康と食生活に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「平成 31 年度(令和元年度)全国学力・学習状況調査」(文部科学省)によると、毎日朝食を食べる子どもほど、学力調査の平均正答率が高い傾向にある。 →〇
- 朝食を一人で食べるのは、小学生よりも中学生、高校生の方が多い。 →〇
- 学童期後半および思春期の肥満傾向児の出現は、男子よりも女子に多い。 →×
- 朝食欠食は、就寝時刻や睡眠時間などの生活習慣と関連している。 →〇
正答:2 ○ ○ × ○
R3後期:子どもの食と栄養⑩
R3後 子どもの食と栄養 問 10
次のうち、妊娠期に関する記述として、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
- 「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)によると、妊娠中に出産後母乳で育てたいと思った者の割合は9割を超えていた。 →〇
- 妊娠中は非妊娠時に比べ、カルシウムの必要量が増加するため、「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、妊娠期にカルシウムの付加量が設定されている。 →×
- 「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~」(令和3年:厚生労働省)では、特に妊娠を計画していたり、妊娠初期の人には、神経管閉鎖障害発症リスク低減のために、ビタミンKの栄養機能食品を利用することも勧められている。 →×
- 魚介類を通じた水銀摂取が胎児に影響を与える可能性があるため、「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」が示されている。 →〇
(組み合わせ)
1 A B
2 A D →〇
3 B C
4 B D
5 C D
正答:2
R3後期:子どもの食と栄養⑪
R3後 子どもの食と栄養 問 11
次の図は、「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」(平成 16 年:厚生労働省)に掲げられた食育の目標と内容に関するものである。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
図

【語群】
ア 健全な身体 イ 食を営む力 ウ 食事 エ お腹がすく オ 生活
カ 健康 キ 食べもの ク 人間関係 ケ 自然の恵み
(組み合わせ)
A B C D
- ア ウ ケ オ
- ア エ カ キ
- イ エ キ ク →〇
- イ オ カ ケ
- カ ウ オ ク
正答:3
R3後期:子どもの食と栄養⑫
R3後 子どもの食と栄養 問 12
次のうち、「令和元年国民健康・栄養調査結果の概要」(厚生労働省)に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 食生活に影響を与えている情報源は、総数では「テレビ」と回答した者の割合が最も高かった。 →〇
- 外食を週1回以上利用している者の割合は、20 歳代の男性が最も高かった。 →〇
- 健康食品を摂取している者の割合は、男女ともに 20 歳代で最も高かった。 →×
- 生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合は、男女ともに 30 歳代が最も高かった。 →×
正答:2 ○ ○ × ×
R3後期:子どもの食と栄養⑬
R3後 子どもの食と栄養 問 13
次の文は、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」の2「食育の推進」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
乳幼児期にふさわしい食生活が展開され、適切な援助が行われるよう、( A →〇食事の提供)を含む食育計画を( B →〇全体的な)計画に基づいて作成し、その( C →〇評価 )及び( D →〇改善)に努めること。
(組み合わせ)
A B CD
- 食事の提供 全体的な 評価 改善 →〇
- 食事の提供 連携・協働した 実施 評価
- 食を営む力 全体的な 改善 再評価
- 食を営む力 連携・協働した 評価 改善
- 健康管理 全体的な 実施 評価
正答:1