R2後期:教育原理⑤

令和2年度 後期試験 教育原理 問5 
次の【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の人物を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】

  1. 江戸時代に幼児教育や家庭教育の大切さを指摘した。『和俗童子訓』を著した。ア 貝原益軒
  2. 機関紙『教育問題研究』の中で、実践例等を紹介した。成城小学校を創設した。ウ 澤柳政太郎

【Ⅱ群】
ア 貝原益軒
イ 森有礼
ウ 澤柳政太郎
正答:2 ア ウ


R2後期:教育原理⑥

令和2年度 後期試験 教育原理 問6 
次の【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の人物を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】

  1. 教育学は、子どもの発達の昨日にではなく、明日に目を向けなければならない。その時にのみ、それは発達の最近接領域にいま横たわっている発達過程を教授の過程において現実によび起こすことができる。 →ウ ヴィゴツキー(Vygotsky, L.S.)
  2. どの教科でも、知的性格をそのままにたもって、発達のどの段階のどの子どもにも効果的に教えることができる。 →ア ブルーナー(Bruner, J.S.)

【Ⅱ群】
ア ブルーナー(Bruner, J.S.)
イ デューイ(Dewey, J.)
ウ ヴィゴツキー(Vygotsky, L.S.)
エ キルパトリック(Kilpatrick, W.H.)
オ スキナー(Skinner, B.F.)
正答:4 ウ ア


R2後期:教育原理⑦

令和2年度 後期試験 教育原理 問7 
次の文のうち、日本の学校教育制度に関するものとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 1945(昭和 20)年、「日本国憲法」と「教育基本法」が施行された。 →×
  2. 2006(平成 18)年、「教育基本法」が改正され、義務教育は「9年の普通教育」から「12 年の普通教育」へと変更になった。 →×
  3. 現行の「学校教育法」では、学校を「幼稚園、保育所、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校」と定めている。 →×

正答:5 × × ×


R2後期:教育原理⑧

令和2年度 後期試験 教育原理 問8 
次の文の(  )にあてはまる語句として、最も適切なものを一つ選びなさい。
(  )とは、主として学校において、子どもたちが学校の文化ひいては近代社会の文化としての価値、態度、規範や慣習などを知らず知らず身につけていく一連のはたらきのことである。無意図的に、目に見えない形ではあるが、子どもたちに影響を及ぼし、その発達を方向づけていく。

  1. 融合カリキュラム
  2. 経験カリキュラム
  3. 潜在的カリキュラム →〇
  4. 顕在的カリキュラム
  5. コア・カリキュラム

正答:3


R2後期:教育原理⑨

令和2年度 後期試験 教育原理 問9 
次の【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の人物を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】

  1. ユネスコ(UNESCO)の成人教育推進国際委員会において、「生涯にわたって統合された教育」(lifelong integrated education)を提唱した。 →ウ ラングラン(Lengrand, P.)
  2. 成人の教育の目的を、人間的になることとして、すべての制度をその実現のために方向づけるように価値の転換に成功した社会を「学習社会」(learning society)と呼んだ。 →ア ハッチンス(Hutchins, R.M.)
  3. 子どもに対する教育学である「ペダゴジー」(pedagogy)に対して、成人の学習を支援する教育学として「アンドラゴジー」(andragogy)という造語で成人教育学を提唱した。 →エ ノールズ(Knowles, M.S.)

【Ⅱ群】
ア ハッチンス(Hutchins, R.M.)
イ エリクソン(Erikson, E.H.)
ウ ラングラン(Lengrand, P.)
エ ノールズ(Knowles, M.S.)
オ クラントン(Cranton, P.)
正答:4 ウ ア エ


R2後期:教育原理⑩

令和2年度 後期試験 教育原理 問 10 
次の文のうち、「いじめ防止対策推進法」第3条の一部として、下線部分が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. いじめの防止等のための対策は、いじめが全ての児童等に関係する問題であることに鑑み、児童等が安心して学習その他の活動に取り組むことができるよう、学校内ではいじめが行われなくなるようにすることを旨として行われなければならない。 →×
  2. いじめの防止等のための対策は、全ての児童等がいじめを行わず、及び他の児童等に対して行われるいじめを認識しながらこれを放置することがないようにするため、いじめが児童等の心身に及ぼす影響その他のいじめの問題に関する児童等の理解を深めることを旨として行われなければならない。 →〇
  3. いじめの防止等のための対策は、いじめを受けた児童等の生命及び心身を保護することが特に重要であることを認識しつつ、国、地方公共団体、学校、地域住民、家庭その他の関係者の連携の下、いじめの問題を克服することを目指して行われなければならない。 →〇

正答:4 × ○ ○


R2後期:社会的養護①

令和2年度 後期試験 社会的養護 問1 
次の文のうち、「児童福祉法」第3条の2の一部として、(a)~(c)の下線部分が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
国及び地方公共団体は、児童が家庭において心身ともに健やかに養育されるよう、(a →〇)児童の保護者を支援しなければならない。ただし、児童及びその保護者の心身の状況、これらの者の置かれている環境その他の状況を勘案し、児童を家庭において養育することが困難であり又は適当でない場合にあつては児童が(b →×)できる限り良好な家庭的環境において継続的に養育されるよう、児童を家庭及び当該養育環境において養育することが適当でない場合にあつては児童が(c →×)家庭における養育環境と同様の養育環境において養育されるよう、必要な措置を講じなければならない。
正答:3 ○ × ×


R2後期:社会的養護②

令和2年度 後期試験 社会的養護 問2 
次の文は、「児童福祉法」第 25 条の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句および数値の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
要保護児童を発見した者は、これを市町村、都道府県の設置する( A 福祉事務所)若しくは児童相談所又は( B 児童委員)を介して市町村、都道府県の設置する( A )若しくは児童相談所に通告しなければならない。ただし、罪を犯した満( C 14)歳以上の児童については、この限りでない。この場合においては、これを家庭裁判所に通告しなければならない。
(組み合わせ)
       A           B      C

  1. 児童家庭支援センター     児童委員     16
  2.    福祉事務所       児童委員     14 →〇
  3. 児童家庭支援センター  児童虐待対応協力員  16
  4.    福祉事務所     児童虐待対応協力員  16
  5.    福祉事務所     児童虐待対応協力員  14

正答:2


R2後期:社会的養護③

令和2年度 後期試験 社会的養護 問3 
次の文は、里親制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「社会的養育の推進に向けて」(平成 31 年1月 厚生労働省)によると、平成 30 年3月末の里親及び小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)への社会的養護を利用する児童全体に占める委託率は約4割である。 →×
  2. 小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)は、「社会福祉法」に定める第一種社会福祉事業である。 →×
  3. 都道府県知事は、児童を里親に委託する措置をとった場合には、児童福祉司、知的障害者福祉司、社会福祉主事のうち一人を指定して、里親の家庭を訪問して、必要な指導をさせなければならない。 →〇

正答:5 × × ○


R2後期:社会的養護④

令和2年度 後期試験 社会的養護 問4 
次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和 23 年厚生省令第 63 号)に定められた児童福祉施設の一般原則の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 児童福祉施設は、入所している者の人権に十分配慮するとともに、一人一人の( A 人格)を尊重して、その運営を行わなければならない。
  • 児童福祉施設は、( B 地域社会)との交流及び連携を図り、児童の保護者及び( B )に対し、当該児童福祉施設の運営の内容を適切に説明するよう努めなければならない。
  • 児童福祉施設は、その運営の内容について、自ら評価を行い、その結果を( C 公表)するよう努めなければならない。

(組み合わせ)
   A    B    C
1 個性  地域社会  活用
2 個性  地域社会  公表
3 個性  関係機関  活用
4 人格  関係機関  活用
5 人格  地域社会  公表 →〇
正答:5


R2後期:社会的養護⑤

令和2年度 後期試験 社会的養護 問5 
次の文は、乳児院に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 乳児院は、保育所等訪問支援事業の訪問対象の施設である。 →〇
  2. 乳児院の長は、施設の所在する地域の住民につき、児童の養育に関する相談に応じ、及び助言を行うよう努めなければならない。 →〇
  3. 乳児院は、「児童福祉法」に定める「乳児」のみを対象とした施設である。 →×
  4. 「児童養護施設入所児童等調査結果(平成 30 年2月1日現在)」(令和2年1月 厚生労働省)によると、被虐待経験のある乳児院入所児が受けた虐待の種類は、「ネグレクト」が最も多い。 →〇

正答:1 ○ ○ × ○


R2後期:社会的養護⑥

令和2年度 後期試験 社会的養護 問6 
次の文のうち、「社会的養育の推進に向けて」(平成 31 年1月 厚生労働省)に関する記述として、適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 社会的養護の対象となっている児童は、約1万5千人である。 →×
  2. 児童養護施設は、約 600 か所ある。 →〇
  3. 委託里親数は、1万世帯を超える。 →×
  4. 自立援助ホームは、約 400 か所ある。 →×
  5. 地域小規模児童養護施設は、約 100 か所ある。 →×

正答:2


R2後期:社会的養護⑦

令和2年度 後期試験 社会的養護 問7 
次の文は、「児童養護施設運営指針」(平成 24 年3月 厚生労働省)の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。社会的養護のもとで養育される子どもにとって、その子にまつわる( A カ 事実)は、その多くが重く、困難を伴うものである。しかし、子どもが未来に向かって歩んでいくためには、自身の( B イ 過去)を受け入れ、自己の( C エ 物語)を形成することが極めて重要な課題である。
【語群】
ア 現在  イ 過去  ウ 家族  エ 物語  オ 人間関係  カ 事実
正答:5 カ イ エ


R2後期:社会的養護⑧

令和2年度 後期試験 社会的養護 問8 
次の文は、「児童養護施設運営指針」(平成 24 年3月 厚生労働省)の「社会的養護の原理」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
社会的養護を必要とする子どもには、その子どもに応じた成長や発達を支える支援だけでなく、虐待体験や( A ア 分離)体験などによる悪影響からの癒しや( B エ 回復)をめざした専門的ケアや( C カ 心理的ケア)などの治療的な支援も必要となる。
【語群】
ア 分離  イ 貧困  ウ 克服  エ 回復  オ 医療的ケア  カ 心理的ケア
正答:3 ア エ カ


R2後期:社会的養護⑨

令和2年度 後期試験 社会的養護 問9 
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設に勤務するJ保育士(25 歳、男性)は、実父からの激しい身体的虐待が原因で入所したK君(17 歳、男児)を担当している。ある日、職員不在の場面でK君が同じ施設に入所している同室のL君(16 歳、男児)の携帯電話を無理矢理に取り上げ、使い始めた。取り返そうとしたL君に対して押し倒し、3回蹴飛ばした。L君は悲痛な表情でJ保育士に事情を伝えに来た。すぐにJ保育士はK君とK君の自室で2人で話をすることにした。J保育士の注意に対してK君は悪びれる様子もなく、「あいつ、うざいんだよ。職員に言いつけやがって。今度殺してやる。」と話した。日頃から他児に対して暴力を振るうことが多かったK君に対してJ保育士は腹を立て、K君の胸ぐらをつかみ、「自分がしていることを分かっているのか。反省しろ。」と怒鳴った。その後、罰としてK君にその日の夕食を与えないこととした。
【設問】
J保育士のこの対応の説明として、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「民法」により親権者の懲戒権は認められており、時には子どもの行動を正すために、胸ぐらをつかみ、怒鳴ったり、食事を与えない程度であればしつけとして認められている。 →×
  2. K君の行動は実父からの虐待が要因として考えられるため、J保育士のこうした対応は暴力を肯定することにつながるとともに、フラッシュバックを生じさせる可能性がある。 →〇
  3. K君の行動は実父からの虐待が要因として考えられるため、J保育士はK君の暴力を肯定するべきであった。 →×
  4. J保育士のこの対応は、被措置児童等虐待にあたる可能性があるため、K君を含めこの状況を発見した者は児童相談所等に通告することとされている。 →〇

正答:4 B D


R2後期:社会的養護⑩

令和2年度 後期試験 社会的養護 問 10 
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設に入所する前に父親から身体的虐待を受けていたX君(10 歳、男児)は、今後、家庭復帰となる予定である。X君の父母は離婚し、親権は父親にある。父親はX君に家庭に戻ってきてほしいと強く思っており、X君もまた、父親と暮らすことを強く望んでいる。施設による支援の結果、父親の養育に対する姿勢が変化したため、児童相談所は家庭復帰を決めたが、虐待のリスクはいまだ残されており、今後地域における関係機関の連携のもと、この親子の支援を行っていかなければならないとされた。
【設問】
今後、この親子を地域で支えていく際に利用できる社会資源として、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 要保護児童対策地域協議会 →〇
  2. 自立支援計画策定等支援事業 →×
  3. 養育支援訪問事業 →〇
  4. 児童自立生活援助事業 →×

正答:2 A C


R2後期:子ども家庭福祉②

令和2年度 後期試験 子ども家庭福祉 問2 
次のA~Eは、日本の少子化対策と子育て支援に関する法制度と取り組みである。これらを年代の古い順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「子ども・子育てビジョン」の策定
  2. 「少子化社会対策基本法」の施行
  3. 「ニッポン一億総活躍プラン」の閣議決定
  4. 「待機児童解消加速化プラン」の実施
  5. 「新エンゼルプラン」の策定

(組み合わせ)

  1. B→A→E→C→D
  2. B→A→E→D→C
  3. B→E→A→C→D
  4. E→B→A→D→C →〇
  5. E→B→D→A→C

正答:4


R2後期:子ども家庭福祉③

令和2年度 後期試験 子ども家庭福祉 問3 
次の文のうち、仕事と育児の両立支援策に関する記述として、不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」では、短時間勤務制度や所定外労働の制限の義務が規定されている。 →〇
  2. 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」では、父親が配偶者の出産後8週間以内に育児休業を取得した場合に育児休業を再度取得できることが規定されている。 →〇
  3. 「平成 29 年度 雇用均等基本調査」(厚生労働省)によると、男性の育児休業取得率は 2017(平成 29)年度で約2割であった。 →×
  4. 「平成 29 年度 雇用均等基本調査」(厚生労働省)によると、女性の育児休業取得率は 2017(平成 29)年度で約8割であった。 →〇
  5. 国立社会保障・人口問題研究所「第 15 回出生動向基本調査」によると、2010 ~ 2014 年の第1子出産後において女性が就業を継続した割合は約5割であった。 →〇

正答:3


R2後期:子ども家庭福祉④

令和2年度 後期試験 子ども家庭福祉 問4 
次の文は、「児童の権利に関する条約」第2部第 43 条の一部である。( A )・( B )にあてはまる記述の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
1 この条約において負う義務の履行の達成に関する締約国による( A 進捗の状況を審査)するため、( B 児童の権利に関する委員会)(以下「委員会」という。)を設置する。
(組み合わせ)
A B

  1. 制度の取組を促進 児童の保護に関する委員会
  2. 進捗の状況を審査 児童の権利に関する委員会 →〇
  3. 児童の権利を擁護 児童の権利に関する委員会
  4. 制度の取組を促進 児童の制度に関する委員会
  5. 進捗の状況を審査 児童の保護に関する委員会

正答:2


R2後期:子ども家庭福祉⑤

令和2年度 後期試験 子ども家庭福祉 問5 
次の文は、子どもの意見表明機会に関する記述である。( A )~( C )にあてはまる語句をア~ウから選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
子どもの意見表明機会については、( A  →〇)に規定されている。更に、厚生労働省から「地方自治法」に基づく技術的な助言として、2017 年3月に( B  →〇)に盛り込まれた。また、同年6月には( C  →〇)第2条にも明記されるなど、その重要性がクローズアップされてきた。
ア 市区町村子ども家庭総合支援拠点設置運営要綱
イ 児童福祉法
ウ 児童の権利に関する条約
(組み合わせ)
  A B C

  1. ア イ ウ
  2. ア ウ イ
  3. イ ウ ア
  4. ウ ア イ
  5. ウ イ ア

正答:全


R2後期:子ども家庭福祉⑥

令和2年度 後期試験 子ども家庭福祉 問6 
次の文は、「子ども・子育て支援法」の第1条である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
この法律は、我が国における急速な( A 少子化)の進行並びに家庭及び( B 地域)を取り巻く環境の変化に鑑み、児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号)その他の子どもに関する法律による施策と相まって、子ども・子育て支援( C 給付)その他の子ども及び子どもを養育している者に必要な支援を行い、もって一人一人の子どもが( D 健やかに)成長することができる社会の実現に寄与することを目的とする。
(組み合わせ)
A BC D

  1. 少子化 地域 給付 健やかに →〇
  2. 少子化 地域 手当 幸せに
  3. 少子化 社会 給付 健やかに
  4. 高齢化 社会 手当 幸せに
  5. 高齢化 地域 給付 健やかに

正答:1


R2後期:子ども家庭福祉⑦

令和2年度 後期試験 子ども家庭福祉 問7 
次の文のうち、「児童福祉法」における保育士に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 保育士となる資格を有する者が保育士となるには、市町村に備える保育士登録簿に必要事項の登録を受けなければならない。 →×
  2. 保育士資格は業務独占資格である。 →×
  3. 保育士は、正当な理由がなく、その業務に関して知り得た人の秘密を漏らしてはならないが、保育士でなくなった後は、このかぎりではない。 →×
  4. 保育士は、保育士の信用を傷つけるような行為をしてはならない。 →〇

正答:5 × × × ○


R2後期:子ども家庭福祉⑧

令和2年度 後期試験 子ども家庭福祉 問8 
次のうち、「児童福祉法」第7条に示された児童福祉施設に含まれないものを一つ選びなさい。

  1. 幼保連携型認定こども園
  2. 児童家庭支援センター
  3. 児童厚生施設
  4. 自立援助ホーム →〇
  5. 児童発達支援センター

正答:4


R2後期:子ども家庭福祉⑨

令和2年度 後期試験 子ども家庭福祉 問9 
次の文は、「児童福祉法」に規定された、ある児童福祉施設についての記述である。「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和 23 年 厚生省令 第 63 号)において示された、この施設に置かなければならない職種として誤ったものを一つ選びなさい。
家庭環境、学校における交友関係その他の環境上の理由により社会生活への適応が困難となった児童を、短期間、入所させ、又は保護者の下から通わせて、社会生活に適応するために必要な心理に関する治療及び生活指導を主として行い、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設とする。

  1. 看護師
  2. 個別対応職員
  3. 医師
  4. 家庭支援専門相談員
  5. 児童生活支援員 →〇

正答:5


R2後期:子ども家庭福祉⑩

令和2年度 後期試験 子ども家庭福祉 問 10 
次の文のうち、子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 子どもを預かる援助を行う会員は、保育士資格もしくは幼稚園教諭免許を有していなければならない。 →×
  2. 子どもを預かる場所は、原則として会員間の合意により決定する。 →〇
  3. 病気の子どもの預かりはできない。 →×
  4. ファミリー・サポート・センターには、相互援助活動の調整などの事務を行うアドバイザーを配置しなければならない。 →〇

正答:4 × ○ × ○


R2後期:子ども家庭福祉⑪

令和2年度 後期試験 子ども家庭福祉 問 11 
次の業務のうち、「子育て世代包括支援センターの設置運営について(通知)」(平成 29 年3月31 日 厚生労働省)に示された、子育て世代包括支援センター(母子健康包括支援センター)の必須の業務でないものを一つ選びなさい。

  1. 妊産婦や乳幼児の実情を把握する。 →〇
  2. 妊娠・出産・子育てに関する各種の相談に応じる。 →〇
  3. 必要に応じて個別の妊産婦を対象とした支援プランを策定する。 →〇
  4. 保健医療や福祉の関係機関との連絡調整を行う。 →〇
  5. 母子健康手帳の交付を行う。 →×

正答:5


R2後期:子ども家庭福祉⑫

令和2年度 後期試験 子ども家庭福祉 問 12 
次の文は、「保育所保育指針」第4章「子育て支援」の2「保育所を利用している保護者に対する子育て支援」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(3) 不適切な養育等が疑われる家庭への支援
ア 保護者に育児不安等が見られる場合には、保護者の希望に応じて( A 個別の支援)を行うよう努めること。
イ 保護者に不適切な養育等が疑われる場合には、( B 市町村)や関係機関と連携し、( C 要保護児童対策地域協議会)で検討するなど適切な対応を図ること。また、虐待が疑われる場合には、速やかに( B )又は児童相談所に通告し、適切な対応を図ること。
(組み合わせ)
AB C

  1. 個別の支援 市町村 社会福祉協議会
  2. 特別な配慮 都道府県 社会福祉協議会
  3. 個別の支援 都道府県 要保護児童対策地域協議会
  4. 個別の支援 市町村 要保護児童対策地域協議会 →〇
  5. 特別な配慮 市町村 社会福祉協議会

正答:4


R2後期:子ども家庭福祉⑬

令和2年度 後期試験 子ども家庭福祉 問 13 
次の図は、児童福祉施設等に入所している児童の人数に関する調査結果である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

「福祉行政報告例」(厚生労働省 平成 30 年3月末)及び厚生労働省家庭福祉課調べ(平成 29 年 10 月1日)
(組み合わせ)
ABCD

  1. 乳児院 母子生活支援施設 自立援助ホーム 児童心理治療施設
  2. 乳児院 母子生活支援施設 児童心理治療施設 自立援助ホーム
  3. 母子生活支援施設 乳児院 自立援助ホーム 児童心理治療施設
  4. 母子生活支援施設 乳児院 児童心理治療施設 自立援助ホーム →〇
  5. 児童心理治療施設 乳児院 母子生活支援施設 自立援助ホーム

正答:4


R2後期:子ども家庭福祉⑭

令和2年度 後期試験 子ども家庭福祉 問 14 
次のうち、「児童福祉法」に規定される「障害児通所支援」の種類として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 児童発達支援 →〇
  2. 放課後等デイサービス →〇
  3. 保育所等訪問支援 →〇
  4. 医療型児童発達支援 →〇
  5. 児童自立生活援助 →×

正答:2 ○ ○ ○ ○ ×


R2後期:子ども家庭福祉⑮

令和2年度 後期試験 子ども家庭福祉 問 15 
次の少年非行に関する記述のうち、不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 触法少年とは、刑罰法令に触れる行為をした 12 歳未満の者である。 →×
  2. ぐ犯少年とは、犯罪行為をした 14 歳以上 20 歳未満の者である。 →×
  3. 少年鑑別所は、家庭裁判所の求めに応じて、鑑別を行う。 →〇
  4. 2005(平成 17)年以降、触法少年及びぐ犯少年の補導人数は、いずれも減少傾向にある。 →〇

正答:1 A B