R1後:子どもの保健⑥

令和元年度 後期試験 子どもの保健問6
次の文は、子どもによくみられる疾病に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、ムンプスウイルスが原因であるが、耳下腺の腫脹、痛み、発熱が主な症状である。合併症はなく、軽症で治癒する。
  2. ポリオは、ポリオ菌によって起こり、脊髄の神経細胞が障害を受けて運動麻痺を起こす。
  3. 突発性発しんは、ヒトヘルペスウイルス6、7型が原因で主に乳児にみられる。高熱が3~4日続き、解熱とともに全身に淡紅色の細かい発しんが出現する。  →〇
  4. 風しんは、風しんウイルスによって起こり、症状は麻しんに似ているがより重症化しやすい。
  5. 結核は、結核菌が経口感染することによって起こる。乳幼児では発症しても軽症である。

正答:3


R1後:子どもの保健⑦

令和元年度 後期試験 子どもの保健問7
次のA~Eは、保育所での子どもの健康に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 子どもの体調不良時には、保護者から預かった市販薬を飲ませる。 →×
  2. 慢性疾患児の受け入れには、主治医、嘱託医、療育機関、保護者等との連携を十分に保つ。 →〇
  3. 子どもがけいれんを起こした場合は、横向きに寝かせて衣類を緩め、けいれんの持続時間を測る。 →〇
  4. 子どもがぜんそく発作を起こしたので、布団の上に仰向けにして寝かせた。 →×
  5. 障害のある子どもに対しては、バリア・フリーやユニバーサル・デザインの発想を大切にする。 →〇

正答:4×○○×○


R1後:子どもの保健⑧

令和元年度 後期試験 子どもの保健問8
次の1~5は、子どもに何らかの症状があるときのケアについて述べたものである。適切なものを一つ選びなさい。

  1. せきがあるときは、安静になるように、仰向けで寝かせる。
  2. 下痢のときは、便の量や回数が多く、おしりがただれやすいので、排便のたびに石けんで充分に洗うのがよい。
  3. けいれんを起こす子どもでは、よく眠れるように、部屋を暗くし部屋に誰も入らないようにする。
  4. 熱があるときは、寝ていて汗をかいても、静かに寝かせておくのがよい。
  5. 乳児では、表情がわかるくらいの明るさにして寝かせる。 →〇

正答:5


R1後:子どもの保健⑨

令和元年度 後期試験 子どもの保健問9
次の文は、嘔吐した子どもの対応に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. うがいは、嘔吐を誘発させるので、うがいができる子どもの場合でも、うがいをさせない。 →×
  2. 一度嘔吐した後は、様子を見る必要はない。 →×
  3. 何をきっかけに吐いたのか(せきで吐いたか、吐き気があったか等)を確認する。 →〇
  4. 寝かせる場合には、嘔吐物が気管に入らないように体を仰向けにして寝かせる。 →×

正答:5××○×


R1後:子どもの保健⑩

令和元年度 後期試験 子どもの保健問10
次のA~Eは、子どものアレルギーに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 学童より0、1、2歳児の方が食物アレルギー児は多い。 →〇
  2. 給食での食物除去は完全除去や部分除去など、段階的に細かく行う。 →×
  3. 生活管理指導表は、アレルギー疾患と診断された園児が保育所の生活において特別な配慮や管理が必要となった場合に限って作成する。 →〇
  4. アレルギー体質の子どもは、年齢によって様々な症状を起こすが、最初に起こりやすい症状はぜんそくである。 →×
  5. アトピー性皮膚炎の子どもの皮膚のバリア機能は低下している。 →〇

正答:2○×○×○


R1後:子どもの保健⑪

令和元年度 後期試験 子どもの保健問11
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
自閉スペクトラム症と診断されているM君(4歳、男児)。保育所の朝の集会でみんなで歌を歌うときに両手で耳を塞ぎ、不快な表情を見せ、席を離れて外へ飛び出してしまうことがある。泣いている子がそばにいるとその子を叩いて、何回注意しても繰り返してしまう。
【設問】
M君への対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 耳栓やイヤーマフを使用して、不快な音が届きにくいようにする。 →〇
  2. 歌を歌うスケジュールがわかるように絵や写真を使って、M君が見通しを持てるようにする。 →×
  3. 耳を塞いで不快そうにしているときには、静かな環境に移動させる。 →×
  4. 叩くことはよくないと、更に注意を繰り返す。 →×

正答:2○○○×


R1後:子どもの保健⑫

令和元年度 後期試験 子どもの保健問12
次のA~Eのうち、発達障害に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. ひとりの子どもに自閉スペクトラム症と注意欠如・多動症が同時に診断されることはない。 →×
  2. 全ての子どもの1%ほどに発達障害があると考えられる。 →×
  3. 医師の診断を待って支援を開始するべきである。 →×
  4. 発達障害のある子どもに対しても、定型発達児と支援を同一にすることが望ましい。 →×
  5. 養育者の育て方によって、社会的な適応状態は変化しない。 →×

正答:5×××××


R1後:子どもの保健⑬

令和元年度 後期試験 子どもの保健問13
次のA~Dのうち、反応性愛着障害および脱抑制型対人交流障害についての記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. この2つの障害は、重度の社会的・心理的ネグレクト(里親を転々とするなどを含む)がなく、身体的虐待のみがある場合にも起こりうる。 →×
  2. 反応性愛着障害を持つ子どもの行動上の特徴は、見知らぬ人を含む誰にでも見境なく接近し、接触する無差別的社交性である。 →×
  3. 反応性愛着障害を持つ子どものほとんどが、特定の養育者に愛着していることが明確である。 →×
  4. 脱抑制型対人交流障害は、環境が改善すればその症状はほとんど消失する。 →×

正答:5××××


R1後:子どもの保健⑭

令和元年度 後期試験 子どもの保健問14
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
小学校入学を控えたN保育所の6歳男児。早産、低出生体重児として経膣分娩にて出生したが、乳幼児期健康診査で発育及び発達の遅れは指摘されなかった。幼児期から、自宅でも公園に遊びに行っても走り回ることが多く、道路への飛び出しや迷子になることがたびたびあった。保育所では友人は多く、鬼ごっこが好きであったが、保育士の話をじっと座って聞くことが難しく、遊具を使う順番を守れないため、繰り返し注意を受けることが多い。

【設問】
次のA~Eのうち、男児が小学校入学後に生じることが多いと考えられる行動上の問題について、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 授業中に他の児童に話しかけてしまう。 →〇
  2. 興味を持つことに著しい偏りがある。 →×
  3. 教師の質問が終わる前に答えてしまう。 →〇
  4. 時間割が急に変更されるとパニックにおちいる。 →×
  5. 頻繁に宿題や学校への提出物を忘れたり、文房具をなくしたりする。 →〇

正答:3○×○×○


R1後:子どもの保健⑮

令和元年度 後期試験 子どもの保健問15
子どもの反抗について、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 反抗は子どもが心理的自立を図る過程で生じる一過的な現象である。 →〇
  2. 反抗が嘘言という形をとることがあるが、これは正常発達内のことなので特別の配慮を要しない。 →×
  3. 反抗がみられない子どもは、後になって精神的な問題を起こしやすい。 →×
  4. 反抗が通常の成長にみられる程度や期間を超えると、反抗挑発症(反抗挑戦性障害)と呼ばれる。 →〇

正答:3○××○


R1後:子どもの保健⑯

令和元年度 後期試験 子どもの保健問16
次の文は、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」(平成23年3月厚生労働省)の一部である。(A)~(E)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • ・アレルギーという言葉自体は一般用語として広まっているが、その理解は曖昧である。アレルギー疾患を分かりやすい言葉に置き換えて言えば、本来なら反応しなくてもよい無害なものに対する(A →過剰)な(B →免疫)反応と捉えることができる。(B)反応は本来、体の中を外敵から守る働きである。体の外には細菌やカビ、ウイルスなどの「(C →敵)」がたくさんいるので、放っておくと体の中に入ってきて病気を起こしてしまうが、それに対して体を守る働きの重要なものが(B)反応である。
  • ところがアレルギー疾患で問題になるのはダニの糞やダニが死んだ後の粉、つまり生き物としては悪さをしないものへの反応である。それが人間の体の粘膜に付く、または入ってくると、本来、(D →無害)なのにも関わらず、アレルギーの人はそれに対して(A)な(B)反応を起こして、逆に体に(E →不利益)な状態になってしまう、即ちアレルギー反応を起こす。

(組み合わせ)ABCDE

  1. 1精密 免疫 抗原 無害   不利益
  2. 2精密 生体 敵  無害   余分
  3. 3過剰 生体 抗原 非病原体 不利益
  4. 4過剰 免疫 敵  無害   不利益 →〇
  5. 5精密 免疫 敵  非病原体 余分

正答:4


R1後:子どもの保健⑰

令和元年度 後期試験 子どもの保健問17
次のうち、日本において小児が接種可能な定期接種の種類として適切な組み合わせを一つ選びなさい。

  1. BCG、麻しん・風しん混合(MR)、水痘 →〇
  2. 流行性耳下腺炎、ロタウイルス、水痘
  3. インフルエンザ、肺炎球菌(13価結合型)、B型肝炎
  4. インフルエンザ菌b型(Hib)感染症、不活化ポリオ(IPV)、日本脳炎 →〇

正答:3AD


R1後:子どもの保健⑱

令和元年度 後期試験 子どもの保健問18
次のうち、「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」(2018(平成30)年厚生労働省)にある保育所での接触感染対策の考え方に関する記述の一部として、適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 接触によって体の表面に病原体が付着しただけで感染は成立します。
  2. 遊具を直接なめるなどの例外もありますが、多くの場合は病原体の付着した手で口、鼻又は眼をさわることによって、体内に病原体が侵入して感染が成立します。 →〇
  3. タオルの共用はすすめません。感染性胃腸炎が保育所内で発生している期間中のみ、ペーパータオルを使用することが推奨されます。
  4. 固形石けんは、液体石けんと比較して、子どもの手に密着し、泡立ちやすいので使用します。
  5. 健康な皮膚は強固なバリアとして機能することから、皮膚に傷等がある場合は、その部位を早く乾燥させるために、傷を覆わずにおくことが対策の一つとなります。

正答:2


R1後:子どもの保健⑲

令和元年度 後期試験 子どもの保健問19
乳幼児が長時間にわたり集団で生活する保育所では感染症対策に留意が必要である。次のA~Eの記述のうち、感染症対策として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 感染症で欠席した園児が再び登園して差し支えないかどうかの判断は、保護者が行うのが望ましい。 →×
  2. 飛沫感染は、感染者の飛沫が飛び散る範囲である周囲2メートルで起こりやすい。 →〇
  3. 感染者は症状がなくても感染源となりうる。 →〇
  4. 皮膚に傷があるときは、皮膚のバリア機能が働かずそこから感染が起こる場合がある。 →〇
  5. 感染症が発生し、感染者が10名以上になったので、近くの医療機関に報告し指示を求めた。 →×

正答:4×○○○×


R1後:子どもの保健⑳

令和元年度 後期試験 子どもの保健問20
次の文は、日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール(2018年8月1日版)に示されている記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. おたふくかぜワクチンは、生後12か月から行う定期接種である。 →×
  2. B型肝炎ワクチンの定期接種(ユニバーサルワクチン)は、出生直後に開始し合計3回接種する。 →×
  3. 肺炎球菌(PCV13)ワクチンは、合計4回接種する。  →〇
  4. ロタウイルスワクチンには1価のものと5価のものとがある。 →〇
  5. インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンは、生後2か月から接種する。 →〇

正答:4××○○○


R1後:子どもの食と栄養①

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問1
次の文は、幼児期の健康と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 骨格、筋肉、臓器など身体のあらゆる組織をつくるために十分な栄養素の供給が必要となるが、身体が小さいため、体重1kgあたりでは成人よりも必要とする栄養素は少ない。 →×
  2. 消化機能が十分に発達していないため、1回(食)に消化できる量などに配慮が必要である。 →〇
  3. 感染に対する抵抗力が弱い。 →〇
  4. 正しい食習慣を身につけさせる第一歩という大切な時期である。 →〇

正答:4×○○○


R1後:子どもの食と栄養②

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問2
次の文は、「平成29年国民健康・栄養調査」(厚生労働省)における子どもの食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「1-6歳」、「7-14歳」、「15-19歳」の3つの年齢階級別で乳類の摂取量(平均値)を比較すると、男女とも最も多いのは「7-14歳」である。 →〇
  2. 「1-6歳」における脂肪エネルギー比率(%)(平均値)は、男女とも20~30%の範囲内である。 →〇
  3. 「1-6歳」における炭水化物エネルギー比率(%)(平均値)は、男女とも55%を超えている。 →〇
  4. 「1-6歳」における食塩相当量(g/日)(平均値)は、3g以下である。 →×

正答:1○○○×


R1後:子どもの食と栄養③

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問3
次の文は、栄養素の消化に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 二糖類の麦芽糖は、マルターゼによって消化される。 →〇
  2. 食物繊維は、ヒトの消化酵素で消化されない食品中の難消化性成分の総体と定義される。 →〇
  3. 中性脂肪の消化は、主に小腸において膵液中のペプシンによって行われる。
  4. 糖類は、口腔内において唾液中のリパーゼによって部分的に消化される。

正答:1AB


R1後:子どもの食と栄養④

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問4
次の文は、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」(厚生労働省)のエネルギー産生栄養素バランスに関する記述である。(A)~(C)にあてはまる数値の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

1歳以上を対象とした炭水化物(アルコール含む)、たんぱく質、脂質とそれらの構成成分が総エネルギー摂取量に占めるべき割合(目標量の範囲、%エネルギー)は、炭水化物(A 50~65)%、たんぱく質(B 13~20)%、脂質(C 20~30)%である。なお、アルコールはエネルギーを産生するが、必須栄養素でなく、摂取を勧める理由はない。
(組み合わせ)ABC

  1. 13~20 20~30 50~65
  2. 13~20 50~65 20~30
  3. 20~30 13~20 50~65
  4. 50~65 13~20 20~30 →〇
  5. 50~65 20~30 13~20

正答:4


R1後:子どもの食と栄養⑤

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問5
次の表は、6つの基礎食品群に関するものである。表中の(A)~(D)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

 

主な働き 主な栄養素 食品の例
1群 主に体を作るもとになる たんぱく質 魚、肉、卵、大豆・大豆製品
2群 カルシウム (A牛乳・乳製品、海藻、小魚
3群 主に体の調子を整えるもとになる (Bカロテン 緑黄色野菜
4群 (CビタミンC その他の野菜、果物
5群 主に体を動かすエネルギーのもとになる 糖質性エネルギー 米・パン・めん類
6群 (D脂肪性エネルギー 油脂

(組み合わせ)ABCD

  1. 牛乳・乳製品、海藻、小魚 ビタミンE カロテン 脂肪性エネルギー
  2. 牛乳・乳製品、海藻、小魚 ビタミンC カロテン ビタミンB1
  3. 牛乳・乳製品、海藻、小魚 カロテン ビタミンC 脂肪性エネルギー →〇
  4. いも類 カロテン ビタミンC 脂肪性エネルギー
  5. いも類 ビタミンC ビタミンE ビタミンB1

正答:3


R1後:子どもの食と栄養⑥

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問6
次の文は、調乳および人工乳に関する記述である。(A)~(D)にあてはまる数値および語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 無菌操作法の調乳の際には、一度沸騰させた後、(A →70)℃以上に保った湯を使用し、調乳後(B →2)時間以内に使用しなかった乳は廃棄する。
  • フォローアップミルクは、(C →鉄)を多く含んでいる。
  • アレルギー児用に用いられる人工乳として、(D →アミノ酸混合乳)がある。

(組み合わせ)ABCD

  1. 50 1 鉄 アミノ酸混合乳
  2. 50 2 鉄 無乳糖乳
  3. 70 1 亜鉛 無乳糖乳
  4. 70 1 亜鉛 アミノ酸混合乳
  5. 70 2 鉄 アミノ酸混合乳 →〇

正答:5


R1後:子どもの食と栄養⑦

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問7
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版:厚生労働省)に示されている「授乳等の支援のポイント」の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 特に(A →ウ出産後)から退院までの間は母親と子どもが終日、一緒にいられるように支援する。
  • 授乳を通して、母子・親子のスキンシップが図られるよう、しっかり(B →オ抱いて)、優しく声かけを行う等暖かいふれあいを重視した支援を行う。
  • (C →キ父親)等による授乳への支援が、母親に過度の負担を与えることのないよう、(C)等への情報提供を行う。

【語群】ア妊娠前 イ妊娠中 ウ出産後 エ寝かせて オ抱いて カ母親と父親 キ父親 や家族 ク祖父母
正答:5ウオキ


R1後:子どもの食と栄養⑧

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問8
次の文は、「平成27年度乳幼児栄養調査」(厚生労働省)における子ども(2~6歳)の朝食習慣に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 朝食を必ず食べる子どもの割合について、保護者の朝食習慣別にみると、保護者が朝食を「必ず食べる」と回答した場合は、朝食を必ず食べる子どもの割合が最も高い。 →〇
  2. 朝食を必ず食べる子どもの割合について、子どもの起床時刻別にみると、平日、休日とも「午前6時前」が最も高い。 →〇
  3. 朝食を必ず食べる子どもの割合について、朝食の共食状況別にみると、朝食を「家族そろって食べる」が最も高く、「一人で食べる」は最も低い。 →〇
  4. 毎日、朝食を「必ず食べる」と回答した子どもの割合は95%を超えている。 →×

正答:1○○○×


R1後:子どもの食と栄養⑨

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問9
次の文は、幼児期の発育・発達と食生活に関する記述である。(A)~(C)にあてはまる数値の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」において、3~5歳男児の推定エネルギー必要量は(A →1300)kcal/日である。
  • 間食の適量は、通常1日の総エネルギー量の(B →10~20)%である。
  • 一般的に、(C →2~3)歳ごろまでに乳歯が生え揃う。

(組み合わせ)ABC

  1. 1300 10~20 2~3 →〇
  2. 1300 30~40 5~6
  3. 1800 10~20 2~3
  4. 1800 10~20 5~6
  5. 1800 30~40 5~6

正答:1


R1後:子どもの食と栄養⑩

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問10
次の文は、「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成16年:厚生労働省)における「発育・発達過程に応じて育てたい“食べる力”」の一部である。学童期の内容として正しいものを一つ選びなさい。

  1. 食べたいもの、好きなものが増える
  2. 自分の食生活を振り返り、評価し、改善できる →〇
  3. おなかがすくリズムがもてる
  4. 食料の生産・流通から食卓までのプロセスがわかる
  5. 食に関わる活動を計画したり、積極的に参加したりすることができる

正答:2


R1後:子どもの食と栄養⑪

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問11
次の文は、「妊産婦のための食生活指針」(「健やか親子21」推進検討会報告書)(平成18年:厚生労働省)の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 不足しがちなビタミン・ミネラルを、「(A) →副菜」でたっぷりと
  • 緑黄色野菜を積極的に食べて(B →葉酸)などを摂取しましょう
  • からだづくりの基礎となる「(C →主菜)」は適量を

(組み合わせ)ABC

  1. 主食 葉酸 主菜
  2. 副菜 鉄 主食
  3. 副菜 葉酸 主菜 →〇
  4. 主菜 鉄 副菜
  5. 主菜 葉酸 主食

正答:3


R1後:子どもの食と栄養⑫

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問12
次の文のうち、「食生活指針」(平成28年一部改正:文部科学省、厚生労働省、農林水産省)の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 家族の団らんや人との交流を大切に、また、食事づくりに参加しましょう。 →〇
  2. 穀類を毎食とって、糖質からのエネルギー摂取を適正に保ちましょう。 →〇
  3. 脂肪の多い食品や料理をとりましょう。 →×
  4. 調理や保存を上手にして、食べ残しのない適量を心がけましょう。 →〇

正答:2○○×○


R1後:子どもの食と栄養⑬

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問13
次の【Ⅰ群】の食べ物と、【Ⅱ群】の日本の旬を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】

  1. 菜の花 →ア春
  2. さんま →ウ秋
  3. 大根 →エ冬
  4. きゅうり →イ夏

【Ⅱ群】
ア春 イ夏 ウ秋 エ冬(組み合わせ)
正答:2アウエイ


R1後:子どもの食と栄養⑭

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問14
次の文は、「第3次食育推進基本計画」(平成28年:農林水産省)における第1「食育の推進に関する施策についての基本的な方針」1.「重点課題」の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • (A →若い世代)を中心とした食育の推進・多様な暮らしに対応した食育の推進
  • (B →健康寿命の延伸)につながる食育の推進・食の循環や環境を意識した食育の推進
  • (C →食文化の継承)に向けた食育の推進

(組み合わせ)ABC

  1. 若い世代 健康寿命の延伸 食文化の継承 →〇
  2. 若い世代 食料自給率の向上 食文化の継承
  3. 若い世代 食料自給率の向上 国際交流
  4. 高齢者 健康寿命の延伸 食文化の継承
  5. 高齢者 食料自給率の向上 国際交流

正答:1


R1後:子どもの食と栄養⑮

令和元年度 後期試験 子どもの食と栄養問15
次のうち、「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」(平成16年:厚生労働省)にあげられている「食育の5項目」の一部として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 食と健康 →〇
  2. 料理と食 →〇
  3. いのちの育ちと食 →〇
  4. 伝統と食 →×

正答:1○○○×