H31前:子どもの食と栄養⑥

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問6
 次の図は、野菜の切り方を表している。図中の(A )〜(E )にあてはまる切り方の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 (組み合わせ)

A B C D E

  1. せん切り 小口切り くし形切り 輪切り みじん切り
  2. せん切り みじん切り 小口切り 輪切り くし形切り
  3. せん切り みじん切り くし形切り 小口切り 輪切り →〇
  4. 小口切り みじん切り せん切り 輪切り くし形切り
  5. くし形切り みじん切り せん切り 小口切り 輪切り

正答:3


H31前:子どもの食と栄養⑦

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問7 
次の文は、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)における離乳期に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 離乳食の開始時期は、「6か月」と回答した者の割合が最も高かった。
  2. 離乳食の開始の目安は、「月齢」と回答した者の割合が最も高かった。
  3. 離乳食の完了時期は、「13 〜 15 か月」と回答した者の割合が最も高かった。
  4. 離乳食について困ったことは、「特にない」と回答した者の割合が最も高かった。 →×
  5. 離乳食について学んだ場所(人)としては、「保健所・市町村保健センター」と回答した者の割合が最も高かった。

正答:4


H31前:子どもの食と栄養⑧

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問8 
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)Ⅱ「離乳編」の「離乳の進め方」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 離乳が進むにつれて、卵は卵白(固ゆで)から全卵へ進めていく。 →×
  2. 離乳開始の発達の目安として、つかまり立ちがあげられる。 →×
  3. 離乳の開始前に果汁を与えることについては、栄養学的な意義は認められていない。 →〇
  4. 食事の量の評価は、成長の経過で評価する。 →〇

正答:4 × × ○ ○


H31前:子どもの食と栄養⑨

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問9 
次の図は、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)における「現在子どもの食事で困っていること」(回答者:2〜6歳児の保護者)である。図中の(A )〜(D )にあてはまらないものを一つ選びなさい。

【図】

  1. 偏食する
  2. むら食い
  3. 遊び食べをする
  4. 食べるのに時間がかかる
  5. 作るのが負担、大変 →×

正答:5


H31前:子どもの食と栄養⑩

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 10 
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)Ⅰ「授乳編」の「母乳育児の支援を進めるポイント」の一部である。正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. すべての妊婦さんやその家族とよく話し合いながら、母乳で育てる意義とその方法を教えましょう。 →〇
  2. 出産後はできるだけ早く、母子がふれあって母乳を飲めるように、支援しましょう。 →〇
  3. 授乳時以外は、母親と赤ちゃんが別室にいられるように、支援しましょう。 →×
  4. 母親が飲ませたいときだけ、母乳を飲ませられるように、支援しましょう。 →×

正答:2 ○ ○ × ×


H31前:子どもの食と栄養⑪

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 11 
次の文は、学童期の心身の特徴と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 乳歯の永久歯への生えかわりは、9歳頃から始まる。 →×
  2. 生活の夜型化は、朝食の欠食につながりやすい。 →〇
  3. 学童期は、成長に不可欠なカルシウムや鉄の摂取に留意する。 →〇
  4. 学童期の肥満は、成人期の肥満に移行しにくい。 →×

正答:4 × ○ ○ ×


H31前:子どもの食と栄養⑫

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 12
 次の文は、「平成 28 年国民健康・栄養調査」(厚生労働省)における 20 〜 29 歳の男性の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 肥満者(BMIF25kg/m2)の割合は、成人男女の年齢層の中で最も高い。 →×
  2. 朝食の欠食率は、成人男性の中で最も高い。 →〇
  3. 野菜摂取量の平均値は、成人男性の中で最も低い。 →〇
  4. 1日の歩数の平均値は、成人男女の年齢層の中で最も高い。 →〇

正答:3 × ○ ○ ○


H31前:子どもの食と栄養⑬

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 13
 次の文は、「妊産婦のための食生活指針」(「健やか親子 21」推進検討会報告書)(平成 18 年:厚生労働省)の一部である。誤ったものを一つ選びなさい。

  1.  妊娠したら、健康なからだづくりを →×
  2. お母さんと赤ちゃんの健やかな毎日は、からだと心にゆとりのある生活から生まれます
  3. 母乳育児も、バランスのよい食生活のなかで
  4. たばことお酒の害から赤ちゃんを守りましょう
  5. からだづくりの基礎となる「主菜」は適量を

正答:1


H31前:子どもの食と栄養⑭

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 14 
次の文は、人工乳および調乳法に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 乳児院や病院など多人数の乳児を対象として、数回分のミルクをまとめて調製する方法を無菌操作法という。 →×
  2. アミノ酸混合乳は、重篤なアレルギー児用の人工乳である。 →〇
  3. フォローアップミルクの使用開始月齢は、生後6か月である。 →×
  4. ペプチドミルクは、たんぱく質を分子量の小さいペプチドに酵素分解したものである。 →〇

正答:4 × ○ × ○


H31前:子どもの食と栄養⑮

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 15 
次の文は、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)における授乳期の栄養方法に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 10 年前に比べ、授乳期の栄養方法は、母乳栄養の割合が増加した。 →〇
  2. 母乳を与えている割合は、混合栄養も含めると生後3か月で約 90%であった。 →〇
  3. 「出産後1年未満に働いていた者」の母乳栄養の割合は、10 年前に比べて減少した。 →×
  4. 授乳について困ったこと(総数)は、「母乳が足りているかどうかわからない」が最も高かった。 →〇

正答:2 ○ ○ × ○


H31前:子どもの食と栄養⑯

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 16 
次の文のうち、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」の2「食育の推進」の一部として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 食事の提供を含む食育計画を全体的な計画に基づいて作成し、その評価及び改善に努めること。 →〇
  2. 保育所における食育は、健康な生活の基本としての「生きる力 →×食を営む力」の育成に向け、その基礎を培うことを目標とすること。 →×
  3. 栄養士が配置されている場合は、専門性を生かした対応を図ること。 →〇
  4. 子どもと調理員等との関わりや、調理室など食に関わる保育環境に配慮すること。 →〇

正答:3 ○ × ○ ○


H31前:子どもの食と栄養⑰

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 17 
次の文は、「児童福祉施設における食事の提供ガイド」(平成 22 年:厚生労働省)の「調理実習(体験)等における食中毒予防のための衛生管理の留意点」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 実習の献立については、年齢、発達段階に応じた構成とし、衛生管理の観点からも、十分な加熱を基本とし、容易に加熱できる献立とすることが望ましい。 →〇
  2. 衛生管理については、調理前の手洗いのみを確認すればよい。 →×
  3. 加熱をする場合には十分に行い、中心温度計で、計測、確認、記録を行う。 →〇
  4. 加熱調理後は、すみやかに(2時間以内)喫食をすることを徹底する。 →〇

正答:2 ○ × ○ ○


H31前:子どもの食と栄養⑱

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 18 
次の文は、疾病および体調不良の子どもへの食事の留意点に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 消化のよいものを与えるとよい。
  2. 野菜スープの上ずみ、みそ汁の上ずみ、重湯などは消化管に対する負担が少ない。
  3. 肉類は、脂肪の多い牛肉が適している。 →×
  4. 脱水症を予防するために、水分を補給する。
  5. 嘔吐がある場合には、様子を見ながら母乳は与えてよい。

正答:3


H31前:子どもの食と栄養⑲

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 19 
次の文は、子どもの食物アレルギーに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 食物アレルギーの有症率は、乳児期が最も低く加齢とともに増加する。 →×
  2. 乳児の食物アレルギーの新規発症の主要原因物質は、鶏卵、牛乳、大豆である。 →×
  3. 乳幼児期に食物アレルギーを発症した子どもは、その後、ぜん息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などを高頻度に発症する、いわゆるアレルギーマーチをたどるリスクが高いといわれている。 →〇
  4. 栄養食事指導のポイントの一つとして、必要最小限の食物除去(アレルゲン除去)がある。 →〇

正答:5 × × ○ ○


H31前:子どもの食と栄養⑳

平成31年度前期試験 子どもの食と栄養 問 20 
次の文は、幼児期の間食に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 幼児は胃の容量が小さく消化機能も未熟であり、間食は1日3回の食事では摂りきれないエネルギーや栄養素を補う役割がある。 →〇
  2. 幼児期の間食の量は、1日の摂取エネルギーの 30 〜 40%を目安とするとよい。 →×
  3. 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)では、「菓子類・嗜好飲料」は、離乳期を完了してから与えるのが望ましいとされている。 →〇
  4. 「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)のむし歯の有無別に間食の与え方をみると、「甘いものは少なくしている」と回答した者の割合は、「むし歯なし」に多くみられた。 →〇

正答:2 ○ × ○ ○


H31前:保育実習理論①

平成31年度前期試験 保育実習理論 問1
 次の曲の伴奏部分として、A~Cにあてはまるものの正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
正答:3 イ ア ウ


H31前:保育実習理論②

平成31年度前期試験 保育実習理論 問2
 次のA〜Dを意味する音楽用語を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. だんだん強く →crescendo
  2. 甘くやわらかに →dolce
  3. 愛らしく →amabile
  4. 少しずつ →poco a poco

【語群】
ア adagio イ amabile  ウ poco a poco  エ crescendo
オ andante  カ molto キ decresc. ク dolce
正答:3 エ ク イ ウ


H31前:保育実習理論③

平成31年度前期試験 保育実習理論 問3
 次のコードネームにあてはまる鍵盤の位置として正しい組み合わせを一つ選びなさい。

ア イ ウ
E7 : ②⑧⑩ ⑩⑬⑳ ⑤⑩⑭
B♭ : ④⑦⑪ ⑪⑯⑳ ⑪⑰⑳
Gm : ④⑦⑬ ⑪⑬⑰ ⑬⑯⑳
C♯dim : ⑦⑩⑬ ②⑦⑩ ⑩⑭⑲

正答:1 ア イ ウ ア


H31前:保育実習理論④

平成31年度前期試験 保育実習理論 問4
 次の曲を4歳児クラスで歌ってみたところ、最高音が歌いにくそうであった。そこでヘ長調に移調することにした。その場合、下記のコードはどのように変えたらよいか、正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(組み合わせ)
G C D7

  1. F B C7
  2. A D E7
  3. E B♭ D
  4. F B♭ C7
  5. F♯ B C

正答:4


H31前:保育実習理論⑤

平成31年度前期試験 保育実習理論 問5
 次のリズムは、ある曲の歌いはじめの部分である。それは次のうちのどれか、一つ選びなさい。

  1. ぞうさん(作詞:まど・みちお 作曲:團伊玖磨)
  2. ありさんのおはなし(作詞:都築益世 作曲:渡辺茂)
  3. 海(作詞:林柳波 作曲:井上武士)
  4. おかあさん(作詞:田中ナナ 作曲:中田喜直)
  5. こいのぼり(作詞:近藤宮子 作曲者不明) →〇

正答:5


H31前:保育実習理論⑥

平成31年度前期試験 保育実習理論 問6
 次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. ワルツは、4拍子の曲である。 →×
  2. カンツォーネは、イタリアのポピュラー・ソングである。 →〇
  3. 声明は「しょうみょう」と読み、日本の仏教音楽の一つである。 →〇
  4. ニ長調の階名「シ」は、音名「ハ」である。 →×

正答:4 × ○ ○ ×


H31前:保育実習理論⑦

平成31年度前期試験 保育実習理論 問7
 次のA〜Dは、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」オ「表現」(イ)「内容」の一部である。下線部分が正しいものを○、誤っているものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 生活の中で美しいものや心を動かす出来事に触れ、イメージを豊かにする。 →〇
  2. 様々な出来事の中で、感動したことを伝え合う楽しさを味わう。 →〇
  3. ひとつの素材に深く親しみ、工夫して遊ぶ。 →×
  4. かいたり、つくったりすることを楽しみ、作品を大切にしまう。 →×

正答:1 ○ ○ × ×


H31前:保育実習理論⑧

平成31年度前期試験 保育実習理論 問8
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
H保育所では、子どもの作品発表会の準備をしています。J君(5歳)の描いた遠足の絵を見ながら、主任のZ保育士(以下Z)と新任のG保育士(以下G)が会話をしています。
Z:J君の絵は今回も大胆で面白いですね。暖かい日だったからか、太陽が大きく描かれていますね。
G:本当ですね。太陽に顔も描かれています。
Z:子どもの絵によく見られる表現で、(A アニミズム)的表現と呼ばれるものです。「ものはすべて生きて
おり、(B 意志)がある。」とする子どもの思考を(C ピアジェ(Piaget, J.))は(A アニミズム)的ととらえました。
G:(B 意志)のないものに(B 意志)があるととらえた表現であると、(C ピアジェ(Piaget, J.))は考えたのですね。
Z:J君だけでなく、他の子ども達も、雲や花に顔を描いていますね。

【設問】
(A )〜(C )にあてはまる語句の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

(組み合わせ)
A B C

  1. 頭足人 形 ローエンフェルド(Lowenfeld, V.)
  2. 展開描法 意志 ローエンフェルド(Lowenfeld, V.)
  3. アニミズム 意志 ピアジェ(Piaget, J.)
  4. アニミズム 形 フレーベル(Fröbel, F.W.)
  5. 頭足人 表情 チゼック(Cizek, F.)

正答:3


H31前:保育実習理論⑨

平成31年度前期試験 保育実習理論 問9
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
新任のF保育士(以下F)と主任のV保育士(以下V)が、劇の発表会のための背景画を描きながら会話しています。使用する大きな紙と、描くための「赤」と「青」と「黄」の3色の絵の具が用意されています。
F:木に実っているミカンを描くために、「黄」に(A )を加えて「橙」を作りました。
V:そうですね。いい感じになりましたね。
F:次に、紫色のパンジーを描きたいのですが、「赤」に何色を加えると「紫」になりますか?
V:「赤」に(B )を加えていくと「紫」に近い色ができますよ。
F:背景の木々の「緑」は、「青」と(C )を混ぜるとできますね。
V:そうですね。厳密な「緑」にはなりませんが、近い色はできます。
  色彩理論では、「緑みの青」、「赤紫」、「黄」の3色を「(D 色料)の三原色」と言います。この三原色を用いると、様々な色を作ることができますよ。
  
【設問】
(A )〜(D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
A  B  C   D

  1. 青  黄  赤   光
  2. 青  青  黄  色料
  3. 青  黄  赤  色料
  4. 赤  青  黄  色料
  5. 赤  黄  赤   光

正答:4


H31前:保育実習理論⑩

平成31年度前期試験 保育実習理論 問 10
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
K保育所では、保育者向けの講習会を開催しました。講師の先生から、ある描画技法について以下のように説明がありました。

  • この技法では、まず様々な色のパスを使い、画用紙を塗り分けます。
  • ここでは大好きな色やあまり使わない色なども使い、自由に塗り分ける楽しさがあります。
  • その上から黒色のパスを全面に塗り重ねます。
  • 鮮やかな色を黒色で消してしまうことは、子どもにとって驚きでもあります。
  • さらにその上から竹ぐしや割り箸などを押し当てて描きます。
  • 下から鮮やかで様々な色の線が現れ、これもまた驚きです。
  • 鮮やかな色の線を使い自由に絵を描いたり、花火や昆虫などの表現に応用することもでき、幼児の造形活動でよく用いられています。

【設問】
この技法の呼び名として、正しいものを一つ選びなさい。

  1. フロッタージュ
  2. バチック
  3. マーブリング
  4. スクラッチ →〇
  5. デカルコマニー

正答:4


H31前:保育実習理論⑪

平成31年度前期試験 保育実習理論 問 11
 次の文は、鉛筆とボールペンに関する記述である。(A )〜(C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

鉛筆の芯の硬度を示す記号で、「H」は硬くて描くと薄い。「B」は柔らかくて(A 濃く)描ける。一般的に幼児が使用する場合は、筆圧によって線の表情が変化しやすい(B 柔らかい)芯を使うことが望ましい。
ボールペンは、ペン先に小さなボールが入っており、これが回転することで内部のインクを紙に送り出して線を描く。そのため、筆圧によって線の幅が(C 変わりにくく)、幼児にとっては継続して線を描くことが容易な描画材である。

(組み合わせ)
A B C

  1. なめらかに 柔らかい 変わりやすく
  2. なめらかに 硬い 変わりにくく
  3. 濃く 柔らかい 変わりやすく
  4. 濃く 硬い 変わりやすく
  5. 濃く 柔らかい 変わりにくく

正答:5


H31前:保育実習理論⑫

平成31年度前期試験 保育実習理論 問 12
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
新任のN保育士(以下N)と主任のL保育士(以下L)が、CDとビー玉を使った、手作りコマの相談をしています。

【図】
N:CDとCDの穴よりちょっと大きめのビー玉を穴に接着して、手作りコマをつくってみました。
L:コマは子どもたちも大好きなおもちゃの一つですが、手作りしようとするとなかなか難しいですね。
N:このコマは(A 軸が中心に固定できる)ので、簡単にうまく回るように作れます。
L:そうですね。それと(B 重心が低い)ので、安定して回るのですね。
N:軸となるビー玉に対して、CDの円盤が(C 大きい)ので回転が持続することもポイントだと思います。表面に模様を描いたりして、個性を出すこともできます。光っている面を上にしてもきれいです。
L:素材の特徴、動きの原理やポイントなどを考えていくと、色々な形や工夫ができて、新しいおもちゃを作ることができますね。

【設問】
コマの原理から考えて(A )〜(C )にあてはまる記述を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

【語群】
ア 材料が手に入りやすい  イ 重心が高い  ウ 素材がプラスチックな
エ 大きい         オ 軽い     カ 軸が中心に固定できる
キ 重心が低い       ク 薄い
正答:4 カ キ エ


H31前:保育実習理論⑬

平成31年度前期試験 保育実習理論 問 13
 次の【事例1】〜【事例4】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例1】                         
M保育士は、2歳児クラスを担当している。子どもたちは少しずつトイレで排泄することができるようになり、「ひとりでできた!」と生活習慣の自立への自信が育ってきている。Pちゃんは排泄したくなると「おしっこ!」と言ってズボンとおむつを下ろしてもらいトイレに駆けていく。排泄後は、M保育士が他のことに手を取られているとお尻を出したまま遊び始めてしまう。M保育士は、Pちゃんに自分でズボンをはこうとする気持ちが育ってほしいと考え、(A 『はけたよ はけたよ』(文/神沢利子 絵/西巻茅子 ))の絵本の読み聞かせをしてみることにした。

【事例2】
Q保育士は、3歳児クラスを担当している。最近クラスの子ども達は表現遊びに興味をもち、オノマトペや体の動きを使っていろいろな状況を表現して遊んだり、言葉のリズムを楽しんだりしている場面がたくさん見られるようになった。そこで、Q保育士は表現遊びがさらに広がるように(B 『いっぽんばしわたる』(作 五味太郎 ))の絵本の読み聞かせをしてみることにした。

【事例3】
R保育士は、4歳児クラスを担当している。友だちと一緒に遊ぶ姿が増え、友だち関係も広がってきた。クラスの友だちと一緒に遊ぶことの楽しさをさらに感じてほしいと考えている。そのような時期に(C 『ぽんたの じどうはんばいき』(作/加藤ますみ 絵/水野二郎 ))の絵本の読み聞かせをしてみた。その後、子ども達の間で「はっぱを入れてください、欲しいものがでてきますよ」という遊びが始まり、生活発表会に向けてみんなで製作するという活動に広がっていった。

【事例4】
S保育士は、5歳児クラスを担当している。来月から難聴のあるTちゃんを受け入れることになった。そこで子どもたちに日々の生活の中で障害のある子どもに対してどのように関わればよいか、考えて行動する態度が育ってほしいと考え、(D 『ぼくのだいじな あおいふね』(画家 ディック=ブルーナ 作者 ピーター=ジョーンズ訳者 中川健蔵 ))の絵本の読み聞かせを行った。

【設問】
対象児の年齢やねらいを考慮して、(A )〜(D )にあてはまる絵本を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【語群】
ア 『いっぽんばしわたる』(作 五味太郎 )
イ 『はけたよ はけたよ』(文/神沢利子 絵/西巻茅子 )
ウ 『ぼくのだいじな あおいふね』(画家 ディック=ブルーナ 作者 ピーター=ジョーンズ訳者 中川健蔵 )
エ 『ぽんたの じどうはんばいき』(作/加藤ますみ 絵/水野二郎 )
正答:3 イ ア エ ウ


H31前:保育実習理論⑭

平成31年度前期試験 保育実習理論 問 14
 次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」4「幼児教育を行う施設として共有すべき事項」(2)「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」のケ「言葉による伝え合い」の一部である。
(A )〜(C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

保育士等や友達と(A )を通わせる中で、絵本や物語などに親しみながら、(B 豊かな)言葉や表現を身に付け、(C 経験したこと)や考えたことなどを言葉で伝えたり、相手の話を注意して聞いたりし、言葉による伝え合いを楽しむようになる。

(組み合わせ)
A B C

  1. 気持ち 豊かな 遊んだこと
  2. 心 豊かな 遊んだこと
  3. 気持ち 正しい 経験したこと
  4. 心 豊かな 経験したこと
  5. 気持ち 正しい 遊んだこと

正答:4


H31前:保育実習理論⑮

平成31年度前期試験 保育実習理論 問 15
 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」のある時期における(1)「基本的事項」の一部である。以下の文を説明したものとして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

本項の各領域において示す保育の内容は、第1章の2に示された養護における「生命の保持」及び「情緒の安定」に関わる保育の内容と、一体となって展開されるものであることに留意が必要である。

  1. この文は、「乳児保育に関わるねらい及び内容」の「基本的事項」に示されている。 →×
  2. この文は、「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」の「基本的事項」に示されている。 →〇
  3. この文は、「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」の「基本的事項」に示されている。
  4.  →〇

正答:4 × ○ ○

※乳児は「領域」ではなく「視点」