H30前:子どもの食と栄養⑤

平成30年度前期試験 子どもの食と栄養 問5
 次の文は、幼児期の健康上の課題と食生活に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 幼児期の肥満への対応は、成長期であるため、極端な食事制限は行わない方がよい。 →
  2. 乳歯は、永久歯に抜けかわるため、むし歯(う歯)になっても治療は控えてよい。 →×
  3. むし歯(う歯)を防ぐには、甘い間食を少なくし、食後の口ゆすぎ、歯みがきの励行を心がける。 →
  4. 菓子の中でも、砂糖含有量が多く、歯の表面への粘着性が高いもので、口腔内滞在時間が長いものは、う蝕誘発性が高い。 →
  5. 幼児期の肥満は、学童期以降の肥満につながる可能性をもっている。 →

正答:2


H30前:子どもの食と栄養⑥

平成30年度前期試験 子どもの食と栄養 問6
 次の文は、「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」の栄養素の指標についての記述である。(A)~(E)にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 栄養素の指標は、3つの目的からなる5つの指標で構成する。
  • 摂取不足の回避を目的として(A 推定平均必要量)を設定する。(A 推定平均必要量)は、半数の人が必要量を満たす量である。
  • (A 推定平均必要量)を補助する目的で、(B 推奨量)を設定する。(B 推奨量)は、ほとんどの人が充足している量である。
  • 十分な科学的根拠が得られず、(A 推定平均必要量< /span>)と(B 推奨量)が設定できない場合には(C 目安量)を設定する。
  • 過剰摂取による健康障害の回避を目的として、(D 耐容上限量)を設定する。
  • 生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量として(E 目標量)を設定する。

【語群】
ア 耐容上限量  イ 目標量  ウ 推定平均必要量  エ 目安量  オ 推奨量
正答:3 ウ オ エ ア イ 


H30前:子どもの食と栄養⑦

平成30年度前期試験 子どもの食と栄養 問7
次の表は、3色食品群の食品の分類に関するものである。表中の(A)~(D)にあてはまる食品の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

赤のグループ

(主に体を作るもとになる)

(A 魚・肉・卵

大豆

黄のグループ

(主に体を動かすエネルギーのもとになる)

いも類

(B 米・パン・めん類

(C 油脂

緑のグループ

(主に体の調子を整えるもとになる)

(D 野菜・果物

(組み合わせ)
A         B         C       D
1 米・パン・めん類   魚・肉・卵       油脂     野菜・果物
2  魚・肉・卵   米・パン・めん類   野菜・果物    油脂
3 魚・肉・卵   米・パン・めん類    油脂     野菜・果物
4   油脂    米・パン・めん類   魚・肉・卵   野菜・果物
5   油脂      野菜・果物   米・パン・めん類 魚・肉・卵
正答:3


H30前:子どもの食と栄養⑧

平成30年度前期試験 子どもの食と栄養 問8
次の表は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)に示されている「離乳食の進め方の目安」の一部である。表中の(A)~(D)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

離乳の開始  →  離乳の完了
(A 生後5、6か月頃 (B 生後7、8か月頃 9か月~11 か月頃 12 か月~18 か月頃
〈食べ方の目安〉 ○子どもの様子をみながら、1日1回1さじずつ始める。

○母乳やミルクは飲みたいだけ与える。

○1日2回食で、食事のリズムをつけていく。

○いろいろな味や舌ざわりを楽しめるように食品の種類を増やしていく。

○食事のリズムを大切に、1日3回食に進めていく。

○家族一緒に楽しい食卓体験を。

 

○1日3回の食事のリズムを大切に、生活リズムを整える。

○自分で食べる楽しみを手づかみ食べから始める。

〈食事の目安〉

調理形態

なめらかにすりつぶした状態 (C )でつぶせる固さ (D 歯ぐき)でつぶせる固さ (D 歯ぐき)で噛める固さ

(組み合わせ)
A      B     C    D
1 生後3、4か月頃 5~8か月頃  舌    歯
2 生後5、6か月頃 7、8か月頃 歯ぐき   歯
3 生後3、4か月頃 5~8か月頃  歯   歯ぐき
4 生後5、6か月頃 7、8か月頃  舌   歯ぐき
5  生後4か月頃  5~8か月頃 歯ぐき   歯
正答:4


H30前:子どもの食と栄養⑨

平成30年度前期試験 子どもの食と栄養 問9
 次の文は、乳汁栄養に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 分娩後、数日以内に分泌される黄色みをおびた粘りのある乳を初乳という。 →
  2. 調製粉乳には、乳児用調製粉乳、低出生体重児用粉乳、ペプチドミルク、フォローアップミルク等がある。 →
  3. 乳児用調製粉乳は、月齢により与える調乳濃度が異なる。 →×
  4. フォローアップミルクを使用する場合は、生後9か月以降とする。 →

正答:2 ○ ○ × ○


H30前:子どもの食と栄養⑩

平成30年度前期試験 子どもの食と栄養 問 10
 次の文は、「平成 27 年度乳幼児栄養調査」(厚生労働省)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 午後 10 時以降に就寝する子どもの割合(0~6歳児)では、平日・休日ともに保護者の就寝時刻が「深夜1時以降」が最も高率であった。 →
  2. 「子どもの共食の状況」(2~6歳)で、家族そろって食 →事をする子どもの割合は、朝食よりも夕食が多かった。
  3. 毎日、朝食を「必ず食べる」と回答した子どもの割合は、約 60%であった。 →×
  4. 「社会経済的要因別主要食物の摂取頻度」では、経済的な暮らし向きが「ゆとりなし」の場合、インスタントラーメンやカップ麺の摂取頻度が、「ゆとりあり」の暮らし向きよりも高い傾向がみられた。 →

正答:2 ○ ○ × ○


H30前:子どもの食と栄養⑪

平成30年度前期試験 子どもの食と栄養 問 11
 次の文は、「保育所における食事の提供ガイドライン」(平成 24 年:厚生労働省)における幼児期の偏食への対応方法についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 嫌いな食材を好きな食材に少し混ぜる。 →
  2. 無理強いをしないで、チャレンジしようとする好奇心を育てるように言葉かけなどを行う。 →
  3. 調理を工夫して、小さく切ったり柔らかくする。 →
  4. 嫌いなものを食べることにより、苦手なことを克服する自信や達成感が得られたり、チャレンジ精神が培われるような働きかけが大切である。 →

正答:1 ○ ○ ○ ○


H30前:子どもの食と栄養⑫

平成30年度前期試験 子どもの食と栄養 問 12
 次のうち、食中毒の原因菌とその原因食品として最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
     〈原因菌〉           〈原因食品〉

  1. 腸管出血性大腸菌   ―――    卵焼き
  2. サルモネラ菌    ―――   しめさば
  3. 腸炎ビブリオ     ―――  あゆの塩焼き
  4. ボツリヌス菌     ―――  ビン詰、缶詰
  5. セレウス菌(嘔吐型)  ―――    生肉

正答:4


H30前:子どもの食と栄養⑬

平成30年度前期試験 子どもの食と栄養 問 13
 次の文は、妊娠期の栄養と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 妊娠中は非妊娠時に比べ、母体の組織増加、胎児や胎盤を維持するためのカルシウムの必要量が増加するため、「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」では、カルシウムの付加量が設定されている。 →×
  2. ビタミンAは、胎児の発達に必須の因子であるため、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、妊娠初期から付加量が設定されている。 →×
  3. 妊娠中は非妊娠時に比べ、母体の組織増加、胎児や胎盤を維持するためのナトリウムの必要量が増加するため、「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」では、食塩相当量に付加量が設定されている。 →×
  4. リステリア食中毒の原因となるため、妊娠中に避けた方がよい食べ物として、加熱殺菌していないナチュラルチーズ、肉や魚のパテ(すりつぶして調味した生肉や生魚)、生ハム、スモークサーモンがあげられている。 →

正答:5 × × × ○


H30前:子どもの食と栄養⑭

平成30年度前期試験 子どもの食と栄養 問 14
 次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)の「授乳の支援に関する基本的考え方」についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を ×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 授乳の支援にあたっては、母乳や育児用ミルクといった乳汁の種類にかかわらず、母子の健康の維持とともに、健やかな母子・親子関係の形成を促し、育児に自信をもたせることを基本とする。 →
  2. 母乳の利点の一つに、感染症の発症及び重症度の低下があげられる。 →
  3. 母乳は利点も多いが、母乳栄養児の方が、人工栄養児に比べ、肥満となるリスクが高い。 →×
  4. 低出生体重児など、授乳にあたって個別の配慮が必要なケースへのきめ細やかな支援も重要である。 →

正答:2 ○ ○ × ○


H30前:子どもの食と栄養⑮

平成30年度前期試験 子どもの食と栄養 問 15
 次のうち、「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」(平成 19 年:WHO / FAO共同作成)の記述として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 乳児用調製粉乳は滅菌された製品ではなく、重篤な疾病の原因となりうる有害細菌によって汚染される可能性がある。 →
  2. 哺乳器及び調乳器具の洗浄と滅菌を行う前には、必ず手を石鹸と清浄な水で十分に洗う。 →
  3. 乳児用調製粉乳については授乳の都度、新しく調乳することが最良である。 →
  4. 乳幼児の髄膜炎や腸炎の発生に関係しているとされるサカザキ菌の感染リスク低減のため、60℃以上の湯で乳児用調製粉乳を調乳する。 →×

 
正答:1 ○ ○ ○ ×


H30前:子どもの食と栄養⑯

平成30年度前期試験 子どもの食と栄養 問 16
 次の文は、「児童福祉施設における食事の提供ガイド」(平成 22 年:厚生労働省)における食事の提供及び栄養管理に関する施設別の留意点についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 乳児院への入所時には、授乳や離乳食の状況、アレルギーの有無等の入所前の家庭での食に関する状況を、病院での看護記録等も含めケースワーカーや家族等からの情報により把握する。 →
  2. 障害児施設から特別支援学校(学級)に通学する場合には、障害児への栄養・食生活支援にあたって、家庭、行政、医療機関、特別支援学校との連携が重要である。 →
  3. 児童養護施設においては、子どもたちの健やかな発育・発達を促す食事の提供、社会的自立に向けた栄養・食生活支援につながる食育を推進することが必要である。 →
  4. 保育所における食事の提供は、集団としての側面を持ちつつも、年齢差及び個人差が大きいこと、離乳食、食物アレルギーのある子どもや障害のある子ども等への配慮が必要な場合があり、柔軟な対応が大切である。 →

正答:1 ○ ○ ○ ○


H30前:子どもの食と栄養⑰

平成30年度前期試験 子どもの食と栄養 問 17
 次の文は、「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」(平成16 年:厚生労働省)で掲げられている食育の目標の一部である。正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 食べものを話題にする子ども →
  2. 嫌いなもの、苦手なものが少ない子ども →×
  3. 3回の食事をきちんと食べる子ども →×
  4. 一緒に食べたい人がいる子ども →

正答:3 ○ × × ○


H30前:子どもの食と栄養⑱

平成30年度前期試験 子どもの食と栄養 問 18
 次の文は、体調不良の子どもへの対応に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 下痢がある時には、吐き気、嘔吐、脱水に気をつけ、水分や電解質の補給を心がける。 →
  2. 嘔吐がある時には、嘔吐がおさまり水分が飲める状態になってから、食物を少量ずつ与える。 →
  3. 脱水症は、体内の水分が減ってしまう状態を指し、尿量が増える。 →×
  4. ノロウイルス感染症の嘔吐物の消毒には、次亜塩素酸ナトリウムや塩素系の漂白剤等を用いる。 →

正答:3 ○ ○ × ○


H30前:子どもの食と栄養⑲

平成30年度前期試験 子どもの食と栄養 問 19
 次の文は、「食物アレルギー診療ガイドライン 2016」(日本小児アレルギー学会食物アレルギー委員会)の食物アレルギーへの対応と食事に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 食物アレルギーの基本的栄養食事指導は、必要最小限の食物除去を心がける。 →
  2. 食物除去の開始後は定期的に栄養面を評価し、必要に応じて栄養士の協力を得て栄養指導をする。 →
  3. 鶏卵アレルギーがある場合、鶏肉は一般的に除去不要とされている。 →
  4. 牛乳アレルギーがある場合、洋菓子やホワイトソースに用いられる牛乳は加熱されるので、一般的に除去不要とされている。 →×
  5. 大豆アレルギーがある場合、醤油、味噌、大豆油は一般的に除去不要とされている。 →

正答:1 ○ ○ ○ × ○


H30前:子どもの食と栄養⑳

平成30年度前期試験 子どもの食と栄養 問 20
 次の文のうち、障害のある子どもの摂食と食事指導に関する記述として、不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 摂食時の姿勢は、軽度の摂食・嚥下障害児では、ほぼ健常者と同じと考えてよい。 →
  2. 日常生活で寝たきりが多い児は、誤嚥を防止するために、頸部を少し前屈させるようにする。 →
  3. 誤嚥を防止するために、一度に多量の食物を口に入れないようにする。 →
  4. 運動麻痺や不随意運動などのある障害児には、食事用自助具の利用や工夫が必要となる。 →
  5. 食物をスプーンですくう時にこぼれないように、浅めの皿が使いやすい。 →×

正答:5


H30前:保育実習理論①

平成30年度前期試験 保育実習理論 問1
 次の曲の伴奏部分として【Ⅰ群】の小節にふさわしい伴奏を【Ⅱ群】から選んだ場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:4 イ ウ ア イ


H30前:保育実習理論②

平成30年度前期試験 保育実習理論 問2
 次のA~Dの音楽用語の意味を【語群】から選んだ場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. poco a poco  →少しずつ
  2. dolce  →やわらかく
  3. arpeggio   →和音を通常下から順次に奏する
  4. D.S.   →セーニョに戻る

【語群】
ア たくさん   イ 少しずつ   ウ みんなで
エ やわらかく    オ 和音を通常下から順次に奏する  カ 和音をまとめて強く奏する
キ セーニョに戻る  ク はじめに戻る
正答:5 イ エ オ キ


H30前:保育実習理論③

平成30年度前期試験 保育実習理論 問3
 次のコードネームにあてはまる鍵盤の位置として正しい組み合わせを一つ選びなさい。
      ア    イ    ウ
C7 : ⑥⑩⑰  ⑥⑩⑯  ⑬⑰⑱
Fm : ④⑥⑪  ⑥⑪⑭  ⑪⑮⑲
G♭ : ④⑦⑫  ⑫⑰⑳  ⑪⑬⑲
Faug : ③⑥⑪  ⑦⑪⑮  ⑫⑮⑲
  C7  Fm G♭  Faug
正答:3 イ  イ  ア  イ


H30前:保育実習理論④

平成30年度前期試験 保育実習理論 問4
 次の曲を4歳児クラスで歌ってみたところ、高い音が歌いにくそうであった。そこで長2度下の調に移調することにした。その場合、A、B、Cの音は、伴盤の①から⑳のどこを弾くか、正しい組み合わせを一つ選びなさい。(組み合わせ)
正答:2 ⑥ ⑩ ⑯



H30前:保育実習理論⑥

平成30年度前期試験 保育実習理論 問6
 次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 團伊玖磨作曲の「ぞうさん」は、まど・みちおの作詞である。 →
  2. 能は、歌舞伎など日本の伝統芸能の源流をなすものである。 →
  3. ハーモニカは、リード楽器である。 →
  4. ニ長調の階名「ミ」は、音名「ヘ」である。 →×

正答:1 ○ ○ ○ ×


H30前:保育実習理論⑦

平成30年度前期試験 保育実習理論 問7
 次の文は、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」のオ「表現」のねらいである。(A)~(C)にあてはまる語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
① いろいろな物の美しさなどに対する(A 豊かな)感性を持つ。
② 感じたことや考えたことを(B 自分なりに)表現して楽しむ。
③ (C 生活の中で)イメージを豊かにし、様々な表現を楽しむ。
(組み合わせ)
    A      B      C
1  豊かな    適切に   自分なりに
2  豊かな   生活の中で  自分なりに
3  豊かな   自分なりに  生活の中で
4  大らかな   適切に   生活の中で
5  大らかな  自分なりに  生活の中で
正答:3


H30前:保育実習理論⑧

平成30年度前期試験 保育実習理論 問8
 次の文は、幼児期の描画に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 「スクリブル」は、運動感覚的な楽しさに基づいて描かれることが多い。 →
  2. 「頭足人」表現は、頭と足だけでなく、人物の全体的なイメージに基づいて描かれている。 →
  3. 「マンダラ」図形は、アジア地域の子ども達のみに出現する。 →×
  4. 「基底線」は、地面や空などの空間的な関係を表している。 →
  5. 「展開図法」は、見えている現実ではなく、知っている事実を表す知的リアリズムと呼ばれることもある。 →

正答:3


H30前:保育実習理論⑨

平成30年度前期試験 保育実習理論 問9
 次の(  )にあてはまる記述として、正しいものを一つ選びなさい。
 色彩は、有彩色と無彩色に分けることができる。無彩色とは、(  )である。

  1. 明度のみあるもの
  2. 彩度のみあるもの
  3. 色相のみあるもの
  4. 明度と色相があるもの
  5. 彩度と色相があるもの

正答:1


H30前:保育実習理論⑩

平成30年度前期試験 保育実習理論 問 10
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
M保育所の5歳児クラスで、N保育士はマーブリング技法による模様づくりを計画しました。できあがったマーブリング模様を、いろいろな遊びや工作に利用したいと考えています。
マーブリングを始めるにあたり、保育所には次の材料や用具がありました。
和紙  画用紙  バット  小麦粉  クレヨン  墨汁  色鉛筆  水  洗面器  紙皿  雑巾  筆洗  新聞紙  バケツ  のり  ダンボール
【設問】
次のうち、マーブリングの模様づくりに必要なものとして、最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
1 筆洗   のり  色鉛筆  画用紙 バット
2 クレヨン バケツ のり   雑巾  ダンボール
3 墨汁   紙皿  和紙   新聞紙 小麦粉
4 バット  水   墨汁   和紙  新聞紙
5 洗面器  新聞紙 クレヨン 水   画用紙
正答:4


H30前:保育実習理論⑪

平成30年度前期試験 保育実習理論 問 11
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
新任のP保育士と主任のQ保育士は、図の道具について二人で話をしています。

Q:これは、(A げんのう)といって、金釘をしっかりと打つのに適した道具です。
P:頭の部分には、丸い面と平らな面がありますね。
Q:金釘の打ち始めは、(B 頭に近い方)の柄を持って、(C 平らな面)で打つとよいですよ。
P:(D 丸い面)で打ち始めると金釘が曲がり易いからですね。
Q:金釘の打ち終わりには、(E 丸い面)を使いましょう。
P:(E 丸い面)の形ですと、木に打ち痕が残りにくく、深く打ち込めますね。

【設問】
(A)~(E)にあてはまる語句の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

(組み合わせ)
    A     B     C    D    E
1 げんのう 頭に近い方 平らな面 丸い面 丸い面
2 げんのう 頭に遠い方 丸い面 平らな面 平らな面
3 いもづち 頭に遠い方 平らな面 丸い面 平らな面
4  きづち 頭に近い方 丸い面 平らな面  丸い面
5  きづち  頭に遠い方 平らな面 丸い面 丸い面
正答:1


H30前:保育実習理論⑫

平成30年度前期試験 保育実習理論 問 12
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
R保育所にはどんぐりなど、木の実のなる木が多くあり、毎年秋になると木の実を拾って、「やじろべえ」を作って遊んでいます。
【設問】
次の図のうち、「やじろべえ」としてバランスがとれるものを○、とれないものを × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

※木の実の重さは同じとする。
※「やじろべえ」のうでは針金とする。
正答:4 ○ × × ○


H30前:保育実習理論⑬

平成30年度前期試験 保育実習理論 問 13
 乳児に対する絵本の読み聞かせを想定した場合、オノマトペの面白さを描いた絵本として正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 『じゃあじゃあびりびり』まついのりこ(作・絵)
  2. 『がたん ごとん がたん ごとん』安西水丸(作)
  3. 『きつねのよめいり』松谷みよ子(作)、瀬川康男(絵)
  4. 『ちいさいおうち』バージニア・リー・バートン(Burton, V. L.)(作・絵)、石井桃子(訳)

正答:1 A B


H30前:保育実習理論⑭

平成30年度前期試験 保育実習理論 問 14
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
実習生Sさんは、保育所で実習を行っている。給食の時間、Kちゃん(4歳、女児)は、Lちゃん(4歳、女児)に「一緒に給食を食べよう」と言って、Lちゃんの隣の席に移動した。その時、すかさずTちゃん(4歳、女児)が「だめ!Lちゃんは私と一緒に食べるの!」と、とても強い口調で言った。Kちゃんはその言葉を聞いて泣いてしまった。
【設問】
3人の子どもの様子をそばで見ていた実習生Sさんの対応として、不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 泣いているKちゃんを受け止めて、「一緒に食べたかったんだよね」とKちゃんに言う。 →
  2. 「Lちゃんと約束していたのかな?」などと、Tちゃんの話を聴く。 →
  3. 「KちゃんもLちゃんと一緒に食べたいみたいよ」と、Kちゃんの気持ちに気づけるように、Tちゃんに声を掛ける。 →
  4. 給食の時間が短くなるのを避けるために、Lちゃんに、KちゃんとTちゃんのどちらと一緒に食べるかを早く決めるように言う。 →×
  5. いざこざを収めるため、KちゃんとTちゃんに、「ごめんね」とお互いに謝らせる。 →×

正答:5 D E