R6前期:教育原理①

R6前期 教育原理 問1 次のうち、「教育基本法」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 学問の自由は、これを保障する。 →×
  2. 教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。 →〇
  3. 学校を設置しようとする者は、学校の種類に応じ、文部科学大臣の定める設備、編制その他に関する設置基準に従い、これを設置しなければならない。 →×

正当:4 × ○ ×


R6前期:教育原理②

R6前期 教育原理 問2 次の文は、「児童憲章」の一部である。( A )・( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
すべての児童は、家庭で、正しい( A  →〇愛情)と知識と技術をもつて育てられ、家庭に恵まれない児童には、これにかわる( B  →〇環境)が与えられる。
(組み合わせ)
A B
1 愛着形成 環境
2 愛着形成 支援の場
3 かかわり 環境
4 愛情 支援の場
5 愛情 環境 →〇
正当:5


R6前期:教育原理③

R6前期 教育原理 問3 次の図は、「諸外国の教育統計 令和3(2021)年版」(文部科学省)からある国の学校系統図を示したものである。正しい国名を一つ選びなさい。
学校系統図

1 オーストラリア
2 フィンランド
3 フランス
4 イギリス →〇
5 アメリカ
正当:4


R6前期:教育原理④

R6前期 教育原理 問4 次の文は、モンテッソーリ(Montessori, M.)が著した『幼児の秘密』の一部である。(   )に入る人名を一つ選びなさい。
著作権の関係により公表できません。
1 フレーベル →〇
2 ルソー
3 ペスタロッチ
4 アリエス
5 デューイ
正当:1


R6前期:教育原理⑤

R6前期 教育原理 問5 次の記述に該当する人物として、正しいものを一つ選びなさい。
日本において最も早く体系的ともいえる教育論をまとめた儒学者である。ロック(Locke, J.)とほぼ同時代の人であり、ともに医学を修め、しかも自分自身健康に恵まれなかったことに共通したものがあるため、「日本のロック」と称されることもある。
子育ての書として晩年にまとめた著作では、6歳から 20 歳に至るまでの成長過程に即して、教育方法と学習教材とが「随年教法」として提示されている。彼は、「小児の教は早くすべし」と、早い時期からの善行の習慣形成の必要性を主張した。
1 荻生 徂徠
2 貝原 益軒 →〇
3 佐藤 信淵
4 伊藤 仁斎
5 太田 道灌
正当:2


R6前期:教育原理⑥

R6前期 教育原理 問6 次の【Ⅰ群】の人名と、【Ⅱ群】の語句を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 世阿弥 →〇エ 風姿花伝
B 北条 実時 →〇ウ 金沢文庫
C 広瀬 淡窓 →〇ア 咸宜園
【Ⅱ群】
ア 咸宜園
イ 翁問答
ウ 金沢文庫
エ 風姿花伝
(組み合わせ)
  A B C
1 ア ウ イ
2 イ ア エ
3 ウ イ エ
4 エ ア イ
5 エ ウ ア →〇
正当:5


R6前期:教育原理⑦

R6前期 教育原理 問7 次の文の著者として、正しいものを一つ選びなさい。
著作権の関係により公表できません。
1 澤柳 政太郎
2 羽仁 もと子
3 城戸 幡太郎
4 倉橋 惣三 →〇
5 小原 國芳
正当:4


R6前期:教育原理⑧

R6前期 教育原理 問8 次の記述に該当する語句として、正しいものを一つ選びなさい。
学ぶ内容をそれぞれの分野に分けて系統的に教えるような編成をしたカリキュラム。すべての分野において身に付けさせたいとおとなが考えていることがバランスよく配置でき、かつその習得状況の把握が容易である。また、系統的に教えることができるため、既習事項の把握を行いながら、学習者にとっても効率的に多くのことを学ぶことができる。一方で、子どもの興味関心とのずれが生じやすいこと、教えられる内容の間で関連性がみえにくいことがある。
1 経験カリキュラム
2 潜在的カリキュラム
3 教科カリキュラム →〇
4 合科カリキュラム
5 統合カリキュラム
正当:3


R6前期:教育原理⑨

R6前期 教育原理 問9 次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」4「幼児教育を行う施設として共有すべき事項」(2)「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
家族を大切にしようとする気持ちをもつとともに、( A  →〇ア 地域)の身近な人と触れ合う中で、人との様々な関わり方に気付き、相手の気持ちを考えて関わり、自分が役に立つ喜びを感じ、( A )に親しみをもつようになる。また、保育所内外の様々な( B  →〇エ 環境)に関わる中で、遊びや生活に必要な( C  →〇ウ 情報)を取り入れ、( C )に基づき判断したり、( C )を伝え合ったり、活用したりするなど、( C )を役立てながら活動するようになるとともに、公共の施設を大切に利用するなどして、社会とのつながりなどを意識するようになる。
【語群】
ア 地域  イ 郷土  ウ 情報  エ 環境  オ 知識
(組み合わせ)
  A B C
1 ア ウ オ
2 ア エ ウ →〇
3 ア エ オ
4 イ ウ オ
5 イ エ ウ
正当:2


R6前期:教育原理⑩

R6前期 教育原理 問 10 次の文は、「学びや生活の基盤をつくる幼児教育と小学校教育の接続について~幼保小の協働による架け橋期の教育の充実~」(令和5年2月 中央教育審議会 初等中等教育分科会 幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会)の一部である。( A )・( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
幼児教育と小学校教育の教育課程の構成原理等の違いは、子供の発達の段階に応じた教育を行うために必要な違いではあるが、子供一人一人の発達や学びは幼児期と児童期ではっきりと分かれるものではなく、( A  →〇つながっている)ため、必ずしも合致しない場合があるためである。また、合致しない場合に、小学校入学当初の子供が、小学校での学習や生活に関する自らの不安や不満を自覚し大人に伝えることは難しいと考えられ、一人で戸惑いや悩みを抱えこむことにより、その後の小学校での学習や生活に支障をきたすおそれがある。子供にとっては、初めての進学であり、この時期につまずいてしまうことは、その後の学校生活や成長に大きな負の影響を与えかねない。そして、ひいては( B  →〇不登校)の要因にもなりかねず、低学年の( B )の子供への支援の観点からも、幼児教育と小学校教育の円滑な接続が重要であることが指摘されているところである。
(組み合わせ)
A B
1 重なりがある 不登校
2 重なりがある 学力不足
3 つながっている 学習意欲不足
4 つながっている 学力不足
5 つながっている 不登校 →〇
正当:5


R6前期:社会的養護①

R6前期 社会的養護 問1 次の文は、「児童養護施設運営指針」(平成 24 年3月 厚生労働省)の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 社会的養護は、その始まりから( A  →〇アフターケア)までの継続した支援と、できる限り( B  →〇特定)の養育者による一貫性のある養育が望まれる。
  • 児童相談所等の行政機関、各種の施設、里親等の様々な社会的養護の担い手が、それぞれの専門性を発揮しながら、巧みに( C  →〇連携)し合って、一人一人の子どもの社会的自立や親子の支援を目指していく社会的養護の( C )アプローチが求められる。

(組み合わせ)
A BC
1 リービングケア 複数 連携
2 アフターケア 特定 連携 →〇
3 リービングケア 特定 媒介
4 アフターケア 複数 媒介
5 リービングケア 特定 連携
正当:2


R6前期:社会的養護②

R6前期 社会的養護 問2 次の文は、「社会的養護関係施設における親子関係再構築支援ガイドライン」(平成 26 年 厚生労働省)に示された「親子関係再構築」についての考え方を説明したものである。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
このガイドラインでは、( A  →〇子ども)の回復を支えるという視点で親子関係再構築を捉えている。そのため、その内容は、内的イメージから外的現実まで幅広く、家族形態や問題の程度も様々なものを含む等、多面的で重層的に考える必要がある。ガイドラインでは、親子関係再構築を「子どもと親がその相互の( B  →〇肯定的なつながりを主体的に回復)すること」と定義する。
親子関係再構築支援を家族の状況によって2つに分類すると、分離となった家族に対するものと、( C  →〇ともに暮らす)親子に対するものとがある。
(組み合わせ)
AB C
1 親自身 肯定的なつながりを主体的に回復 代替養育による新たな
2 親自身 親愛の情を自然発生的に醸成 代替養育による新たな
3 子ども 肯定的なつながりを主体的に回復 代替養育による新たな
4 子ども 肯定的なつながりを主体的に回復 ともに暮らす →〇
5 子ども 親愛の情を自然発生的に醸成 ともに暮らす
正当:4


R6前期:社会的養護③

R6前期 社会的養護 問3 次のうち、「新しい社会的養育ビジョン」(平成 29 年 厚生労働省)に示された内容として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 社会的養育の対象は全ての子どもであり、家庭で暮らす子どもから代替養育を受けている子ども、その胎児期から自立までが対象となる。 →〇
  2. 新たな社会的養育という考え方では、そのすべての局面において、子ども・家族の参加と支援者との協働を原則とする。 →〇
  3. 子どもに永続的な家族関係をベースにしたパーマネンシーを保障するために、特別養子縁組や普通養子縁組は実父母の死亡などの場合に限られる。 →×
  4. 施設で培われた豊富な体験による子どもの養育の専門性をもとに、施設が地域支援事業やフォスタリング機関事業等を行う多様化を、乳児院から始め、児童養護施設、児童心理治療施設、児童自立支援施設でも行う。 →〇

正当:1 ○ ○ × ○


R6前期:社会的養護④

R6前期 社会的養護 問4 次の文は、「児童養護施設運営ハンドブック」(平成 26 年3月 厚生労働省)の「地域支援」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • 地域住民に対する相談事業を実施すること等を通じて、具体的な( A  →〇)の把握を行う。
  • 施設が有する専門性を活用し、地域の子育ての相談・助言や( B  →〇)の子育て事業の協力をする。
  • 地域の里親支援、子育て支援等に取組など、施設の( C  →〇)機能を活用し、地域の拠点となる取組を行う。

(組み合わせ)
AB C
1 福祉ニーズ 市町村 ソーシャルワーク →〇
2 福祉ニーズ 市町村 マネジメント
3 福祉ニーズ 都道府県 ソーシャルワーク
4 問題 市町村 マネジメント
5 問題 都道府県 マネジメント
正当:1


R6前期:社会的養護⑤

R6前期 社会的養護 問5 次のうち、「児童養護施設運営指針」(平成 24 年3月 厚生労働省)における家族への支援に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 親子が必要な期間を一緒に過ごせるような宿泊設備を施設内に設ける。 →〇
  2. 子どもと家族の関係づくりの支援として、家族に学校行事等への参加を働きかける。 →〇
  3. 家族等との交流の乏しい子どもには、週末里親やボランティア家庭等での家庭生活を体験させるなど配慮する。 →〇
  4. 子どもの一時帰宅は、保護者の意向により決定する。 →×

正当:1 ○ ○ ○ ×


R6前期:社会的養護⑥

R6前期 社会的養護 問6 次のうち、「里親及びファミリーホーム養育指針」(平成 24 年3月 厚生労働省)で示された養育・支援に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 里親及びファミリーホームに委託される子どもは、原則として新生児から義務教育終了までの子どもが対象である。 →×
  2. 児童相談所は、子どもが安定した生活を送ることができるよう自立支援計画を作成し、養育者はその自立支援計画に基づき養育を行う。 →〇
  3. 里親に委託された子どもは、里親の姓を通称として使用することとされている。 →×
  4. 里親やファミリーホームは、特定の養育者が子どもと生活基盤を同じ場におき、子どもと生活を共にする。 →〇

正当:4 × ○ × ○


R6前期:社会的養護⑦

R6前期 社会的養護 問7 次のうち、「被措置児童等虐待対応ガイドライン」(令和4年 厚生労働省)に示された虐待防止のための施設運営に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 組織全体が活性化され、風通しのよい組織づくりを進める。 →〇
  2. 第三者評価の積極的な受審や活用など、外部の目を取り入れる。 →〇
  3. 施設内で生じた被措置児童等虐待に関する情報提供は、当該施設等で生活を送っている他の被措置児童等に対しては行わない。 →×
  4. 自立支援計画の策定や見直しの際には、子どもの意見や意向等を確認し、確実に反映する。 →〇
  5. 経験の浅い職員等に対し、施設内外からスーパービジョンを受けられるようにする。 →〇

正当:3


R6前期:社会的養護⑧

R6前期 社会的養護 問8 次のうち、明治時代以降に、育児救済等を目的として長崎に創設された施設とその創設者の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
1 博愛社   ― 松方正義
2 浦上養育院 ― 岩永マキ →〇
3 家庭学校  ― 石井亮一
4 日田養育院 ― 小橋勝之助
5 滝乃川学園 ― 池上雪枝
正当:2


R6前期:社会的養護⑨

R6前期 社会的養護 問9 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設のグループホームに勤務する新任のU保育士は、主任のH児童指導員から、「K君(13 歳、男児)は職員の気を引いて自分を見てほしいときにわざと嘘をつくことがあるから、あまり取り合わないように」と助言を受けた。確かにK君の話には事実でないことが後からわかったこともあったが、U保育士はK君なりの事情があったのだろうと考えていた。H児童指導員は、K君の話に矛盾があると厳しく問いただしたり、無視することがあった。K君はH児童指導員に叱られるとU保育士に助けを求めてくるので、U保育士は対応に困ってしまった。
【設問】
次のうち、U保育士の対応として、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 職員によって対応が異なるのは周囲の子どもたちにとっても良くないので、U保育士もK君が嘘をついている時には厳しく問いただし、叱責した。 →×
  2. グループホームのホーム会議に心理療法担当職員にも出席してもらい、K君の言動や成育歴について取り上げ、自立支援計画の見直しを提案した。 →〇
  3. K君に対して、「H児童指導員はK君のためを思って言ってくれているのだから、自分の行動を振り返りなさい」とH児童指導員の意図を説明し、反省を促した。 →×
  4. K君と個別に関わる時間を増やし、「K君の話をちゃんと聞いているから、話したいことがあったらいつでも言ってきてね」と繰り返し伝えた。 →〇

(組み合わせ)
1 A B
2 A D
3 B C
4 B D →〇
5 C D
正当:4


R6前期:社会的養護⑩

R6前期 社会的養護 問 10 次の文は、「児童養護施設運営指針」(平成 24 年3月 厚生労働省)に示された「養育のあり方の基本」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
子どもの養育を担う専門性は、養育の場で( A  →〇生きた)過程を通して培われ続けなければならない。
経験によって得られた知識と技能は、現実の養育の場面と過程のなかで絶えず見直しを迫られることになるからである。養育には、子どもの生活を( B  →〇トータル)にとらえ、日常生活に根ざした( C  →〇平凡)な養育のいとなみの質を追求する姿勢が求められる。
(組み合わせ)
A BC
1 相互的な 部分的 平凡
2 相互的な 部分的 特別
3 相互的な トータル 特別
4 生きた トータル 特別
5 生きた トータル 平凡 →〇
正当:5


R6前期:子ども家庭福祉①

R6前期 子ども家庭福祉 問1 次のうち、「児童福祉法」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 乳児とは、満1歳に満たない者をいう。 →〇
  2. 幼児とは、満1歳から、小学校就学の始期に達するまでの者をいう。 →〇
  3. 少年とは、小学校就学の始期から、満 20 歳に達するまでの者をいう。 →×
  4. 妊産婦とは、妊娠中又は出産後2年以内の女子をいう。 →×

正当:2 ○ ○ × ×


R6前期:子ども家庭福祉②

R6前期 子ども家庭福祉 問2 次のA~Eは、児童の権利に関する歴史的事項である。これらを年代の古い順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 児童の権利に関するジュネーブ宣言の採択
B 国際児童年を宣言
C 世界人権宣言の採択
D 児童の権利に関する条約の採択
E 児童の権利に関する宣言の採択
(組み合わせ)
1 A→B→C→E→D
2 A→C→E→B→D →〇
3 C→A→E→D→B
4 C→E→D→A→B
5 E→A→B→D→C
正当:2


R6前期:子ども家庭福祉③

R6前期 子ども家庭福祉 問3 次のうち、放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。

  1. 放課後児童健全育成事業者は、運営の内容について、自ら評価を行い、その結果を公表するよう努めなければならない。 →〇
  2. 放課後児童健全育成事業者の職員は、正当な理由がなく、その業務上知り得た利用者又はその家族の秘密を漏らしてはならない。 →〇
  3. 放課後児童健全育成事業に携わる放課後児童支援員は、保育士資格を有していなければならない。 →×
  4. 厚生労働省が公表した「令和4年(2022 年)放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(令和4年(2022 年)5月1日現在)」によると、登録児童数が 1,392,158 人となり、過去最高値となっている。 →〇
  5. 厚生労働省が公表した「令和4年(2022 年)放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(令和4年(2022 年)5月1日現在)」によると、当該事業を利用できなかったいわゆる待機児童数は前年に比べ増加したことが報告されている。 →〇

正当:3


R6前期:子ども家庭福祉④

R6前期 子ども家庭福祉 問4 次のうち、人物と関連の深い事項の組み合わせとして、適切なものを一つ選びなさい。

  1. バーナード(Barnardo, T.J.) ――― ハル・ハウス →×
  2. 石井十次 ――――――――――  岡山孤児院 →〇
  3. 留岡幸助 ――――――――――  池上感化院 →×
  4. エレン・ケイ(Key, E.) ――――  『児童の世紀』 →〇

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D →〇
5 C D
正当:4


R6前期:子ども家庭福祉⑤

R6前期 子ども家庭福祉 問5 次の文は、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」の第1条である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
この法律は、児童に対する性的( A  →〇搾取)及び性的虐待が児童の権利を著しく侵害することの重大性に鑑み、あわせて児童の権利の擁護に関する( B  →〇国際的)動向を踏まえ、児童買春、児童ポルノに係る行為等を規制し、及びこれらの行為等を処罰するとともに、これらの行為等により( C  →〇心身)に有害な影響を受けた児童の保護のための措置等を定めることにより、児童の権利を擁護することを目的とする。
(組み合わせ)
   A    B    C
1 搾取  国際的  心身 →〇
2 強要  教育的  精神
3 暴力  教育的  発達
4 暴力  道徳的  心身
5 搾取  国際的  発達
正当:1


R6前期:子ども家庭福祉⑥

R6前期 子ども家庭福祉 問6 次のうち、子ども家庭福祉の専門職についての記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 家庭相談員は、福祉事務所の家庭児童相談室に配置されている。 →〇
  2. 母子・父子自立支援員は、配偶者のない者で現に児童を扶養しているもの及び寡婦に対して、相談に応じている。 →〇
  3. 児童委員は、児童相談所に配置され、子どもの保護や福祉に関する相談に応じている。 →×
  4. 児童福祉司は、精神保健福祉士や公認心理師からも任用することができる。 →〇

正当:1 ○ ○ × ○


R6前期:子ども家庭福祉⑦

R6前期 子ども家庭福祉 問7 次の文は、「児童虐待の防止等に関する法律」第 14 条の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
児童の( A  →〇親権)を行う者は、児童のしつけに際して、児童の( B  →〇人格)を尊重するとともに、その年齢及び発達の程度に配慮しなければならず、かつ、( C  →〇体罰)その他の児童の心身の健全な発達に有害な影響を及ぼす言動をしてはならない。
(組み合わせ)
   A   B   C
1 親権  権利  体罰
2 親権  人格  懲戒
3 親権  人格  体罰 →〇
4 養育  権利  体罰
5 養育  人格  懲戒
正当:3


R6前期:子ども家庭福祉⑧

R6前期 子ども家庭福祉 問8 次のうち、若者のための支援に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 地域若者サポートステーションは、就労に向けた支援を行う機関であるため、18 歳未満の児童は対象外である。 →×
  2. 「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものことをいう。 →〇
  3. ひきこもり地域支援センターは、ひきこもりに特化した専門的な相談窓口として、都道府県及び指定都市に設置されている。 →〇
  4. 社会的養護自立支援事業は、社会的養護の措置解除後、個々の状況に応じて引き続き必要な支援を提供するものである。 →〇

正当:3 × ○ ○ ○


R6前期:子ども家庭福祉⑨

R6前期 子ども家庭福祉 問9 次のうち、「児童養護施設入所児童等調査の概要(平成 30 年2月1日現在)」(厚生労働省)における児童福祉施設等に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 児童養護施設に入所している児童の入所時の年齢で最も多いのは、6歳である。 →×
  2. 入所(措置)児童数が最も多いのは児童養護施設であるが、次に多いのは乳児院である。 →×
  3. 被虐待経験がある児童が入所している割合が最も高いのは児童心理治療施設である。 →〇
  4. 児童養護施設・児童心理治療施設・児童自立支援施設・自立援助ホーム入所児童の、入所時の保護者の状況が両親又は一人親ありの児童では「実父母有」が最も多いが、乳児院は「実母のみ」が最も多い。 →×

正当:5 × × ○ ×


R6前期:子ども家庭福祉⑩

R6前期 子ども家庭福祉 問 10 次の文は、「児童館ガイドライン」(平成 30 年 10 月1日 厚生労働省)の一部である。
( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
児童館は、子どもの( A  →〇遊び)の拠点と居場所となることを通して、その活動の様子から、必要に応じて家庭や地域の子育て環境の( B  →〇調整)を図ることによって、子どもの安定した日常の生活を支援することが大切である。
児童館が子どもにとって日常の安定した生活の場になるためには、最初に児童館を訪れた子どもが「来てよかった」と思え、利用している子どもがそこに自分の求めている場や活動があって、必要な場合には援助があることを実感できるようになっていることが必要となる。そのため、児童館では、訪れる子どもの( C  →〇心理と状況)に気付き、子どもと信頼関係を築く必要がある。
(組み合わせ)
   A   B      C
1 遊び  構築  衣服の汚れなど
2 遊び  調整   心理と状況 →〇
3 学び  構築  衣服の汚れなど
4 学び  調整   不審な言動
5 遊び  構築   心理と状況
正当:2