平成30年度前期試験 児童家庭福祉 問7
次のうち、認定こども園の種別として正しいものを○、誤ったものを × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 地方裁量型 →○
- 幼保連携型 →○
- 幼稚園型 →○
- 事業所併設型 →×
- 保育所型 →○
正答:2 ○ ○ ○ × ○
H30前:児童家庭福祉⑧
平成30年度前期試験 児童家庭福祉 問8
次の文は、児童自立生活援助事業についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
- 自立援助ホームは、「児童福祉法」に規定された児童自立生活援助事業を行う施設である。 →○
- 厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課の調べによると、平成28 年 10 月1日現在、児童自立生活援助事業を行う施設は、全国に約 140 か所設置されている。 →○
- 児童自立生活援助事業の対象者には、児童養護施設の対象となる 18 歳未満の児童は含まれない。 →×
- 「児童養護施設入所児童等調査結果(平成 25 年2月1日現在)」(厚生労働省)では、自立援助ホーム入所児の6割以上に被虐待経験があった。 →○
- 「児童養護施設入所児童等調査結果(平成 25 年2月1日現在)」(厚生労働省)では、自立援助ホーム入所児の保護者の状況について、「両親ともいない」、「両親とも不明」が、合わせて約3割であった。 →○
正答:3
H30前:児童家庭福祉⑨
平成30年度前期試験 児童家庭福祉 問9
次の図は、「児童養護施設入所児童等調査結果(平成 25 年2月1日現在)」(厚生労働省)における、児童養護施設に入所している児童の心身の状況に関する調査結果である。(A )・(B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
A B
1 知的障害 身体虚弱
2 知的障害 広汎性発達障害
3 身体虚弱 知的障害
4 身体虚弱 ADHD
5 LD(学習障害) 知的障害
【図】
正答:2
H30前:児童家庭福祉⑩
平成30年度前期試験 児童家庭福祉 問 10
次の文は、「児童福祉法」第 13 条に示された児童福祉司に任用される要件についての記述である。下線部分について正しいものを○、誤ったものを × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- (a)弁護士 →×
- (b)医師 →○
- 社会福祉主事として、(c)2年以上児童福祉事業に従事した者 →○
- 学校教育法に基づく大学又は旧大学令に基づく大学において、心理学を専修する学科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者であって、厚生労働省令で定める施設において(d)1年以上 →○児童その他の者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導その他の援助を行う業務に従事したもの
- 都道府県知事の指定する児童福祉司若しくは児童福祉祉施設の職員を養成する学校その他の施設を卒業し、(e)又は都道府県知事の指定する講習会の課程を修了した者 →○
正答:3 × ○ ○ ○ ○
H30前:児童家庭福祉⑪
平成30年度前期試験 児童家庭福祉 問 11
次の文は、「子ども・子育て支援法」に基づく「利用者支援事業」に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
- 本事業の「特定型」では、虐待を受けている子どもをはじめとする養護児童の早期発見や適切な保護を図ることを主な目的とする。 →×
- 本事業の「基本型」では、子ども及びその保護者等が、教育・保育施設や地域の子育て支援事業等を円滑に利用できるよう、身近な場所において、当事者目線の寄り添い型の支援を実施する。 →○
- 地域子ども・子育て支援事業の一つである。 →○
- 本事業の実施主体は、市町村(特別区及び一部事務組合を含む)である。 →○
- 本事業の内容には、関係機関との連絡・調整、連携、協働の体制づくりを行うととも
に、地域の子育て資源の育成、地域課題の発見・共有、地域で必要な社会資源の開発等に努めることも含まれる。 →○正答:1
H30前:児童家庭福祉⑫
平成30年度前期試験 児童家庭福祉 問 12
次のうち、「社会福祉法」に規定される第一種社会福祉事業として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 乳児院を経営する事業 →○
- 児童厚生施設を経営する事業 →×
- 母子生活支援施設を経営する事業 →○
- 障害児通所支援事業 →×
- 障害児入所施設を経営する事業 →○
正答:3 ○ × ○ × ○
H30前:児童家庭福祉⑬
平成30年度前期試験 児童家庭福祉 問 13
次の文は、放課後児童健全育成事業についての記述である。不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
- 放課後児童健全育成事業は、保育所又は認定こども園を利用し、あるいは小学校に就学しており、その保護者が就労等により昼間家庭にいない児童を対象にしている。 →×
- 2015(平成 27)年現在、放課後児童クラブ登録児童数は約 10 万人である一方で、利用できなかった児童(待機児童)は約 1 万 7 千人であった。 →×
- 「放課後子ども総合プラン」は、2014(平成 26)年に文部科学省と厚生労働省が共同で、いわゆる「小1の壁」を打破するとともに、次代を担う人材を育成するために策定された。 →○
- 「放課後子ども総合プラン」では、放課後児童クラブを利用できない児童の解消を目指し、2019(平成 31)年度末までにさらなる受け皿を確保することを目指している。 →○
正答:1 A B
H30前:児童家庭福祉⑭
平成30年度前期試験 児童家庭福祉 問 14
次の図は、「平成 27 年度福祉行政報告例」において報告された、市町村において保育所を経路とした児童虐待相談の対応件数における相談種別の割合を示したものである。(A)~(D)にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【語群】
ア 身体的虐待 イ 性的虐待 ウ 心理的虐待
エ 保護の怠慢・拒否(ネグレクト)
正答:3 ア エ ウ イ
【図】
H30前:児童家庭福祉⑮
平成30年度前期試験 児童家庭福祉 問 15
次の【Ⅰ群】の施設名と【Ⅱ群】の説明を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【Ⅰ群】
- 児童自立支援施設
- 児童家庭支援センター
- 医療型障害児入所施設
- 福祉型児童発達支援センター
【Ⅱ群】
ア 地域の児童の福祉に関する各般の問題につき、児童に関する家庭その他からの相談のうち、専門的な知識及び技術を必要とするものに応じ、必要な助言を行うとともに、市町村の求めに応じ、技術的助言その他必要な援助等を行うことを目的とする施設。 →児童家庭支援センター
イ 障害児を日々保護者の下から通わせて、日常生活における基本的動作の指導、独立自活に必要な知識技能の付与又は集団生活への適応のための訓練を提供することを目的とする施設。 →福祉型児童発達支援センター
ウ 不良行為をなし、又はなすおそれのある児童及び家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童を入所させ、又は保護者の下から通わせて、個々の児童の状況に応じて必要な指導を行い、その自立を支援し、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設。 →児童自立支援施設
エ 障害児を入所させて、保護、日常生活の指導、独立自活に必要な知識技能の付与及び治療を行うことを目的とする施設。 →医療型障害児入所施設
正答:2 ウ ア エ イ
H30前:児童家庭福祉⑯
平成30年度前期試験 児童家庭福祉 問 16
次の文は、対人援助におけるコーディネーションに関する記述である。(A)~(E)にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。狭義の領域としては、保健、医療、福祉の(A 専門職)間連携であり、広義には(B クライエント)はもとより家族、近隣、(C ボランティア)などの(D インフォーマル・サポート)および生活関連資源の連携までを含める。また、その連携は、既存の主体や社会資源間だけでなく、(E クライエント)の利益に必要な支援を開発、創造することを含んだ連携のあり方である。
【語群】
ア ボランティア イ クライエント ウ インフォーマル・サポート
エ フォーマル・サポート オ 専門職
正答:5 オ イ ア ウ イ
H30前:児童家庭福祉⑰
平成30年度前期試験 児童家庭福祉 問 17
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
保育所の5歳児クラスを担当するY保育士は、着替え中にX君の腕や足、身体に多くのあざがあることを発見した。X君に尋ねると、「いつもお父さんは酔っぱらっていて、叩いたり、蹴ったりする。」と答えたが、すぐに「お父さんとお母さんには言わないで!絶対だよ。」と泣きながら必死に訴えた。
【設問】
次の文のうち、Y保育士の対応として適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 児童虐待の通告には本人の同意が必要なので、X君に同意を得てから通告する。 →×
- 所長や主任保育士に相談し、すぐに保育所内において職員同士の情報共有を図る。 →○
- すぐにX君の両親に連絡し、保育所に呼び出した上で、「子どもを叩いたり蹴ったりするのはいけないことだ。」と厳しく指導する。 →×
- 保育士の守秘義務に基づき、児童相談所などには通告せず、X君の様子を見守る。 →×
正答:3 × ○ × ×
H30前:児童家庭福祉⑱
平成30年度前期試験 児童家庭福祉 問 18
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
保育所の4歳児クラスに通うZちゃんは、他の子どもと比べて言葉の発達が遅く、また、とてもおとなしい性格である。家庭や保育所でのトイレット・トレーニングがなかなか進まず、たまに排泄を失敗することがある。また、オムツをして登園したことがあったことから、最近、同じクラスの子どもたちにからかわれることがあった。
【設問】
次のうち、担当保育士の対応として不適切な記述を一つ選びなさい。
- トイレのことをからかう子どもたちに対し、保育士はZちゃんの抱く悲しい気持ちや嫌な気持ちを想像するよう伝えた。 →○
- Zちゃんの言葉の状況については、その発達の状況を見守りながら記録し、保護者の不安に対応できるよう準備した。 →○
- 保育士が仲立ちとなったり、一緒に遊んだりするなど、Zちゃんとクラスの子どもたちが一緒に楽しむ経験を多く積めるように援助した。 →○
- 排泄のタイミングをうまく伝えられないZちゃんの表情や言動を注意深く観察し、排泄のサインを見逃さないように気をつけ、トイレに行くことを促すようにした。 →○
- 保護者に対して、すぐに医療機関を受診するように指示した。 →×
正答:5
H30前:児童家庭福祉⑲
平成30年度前期試験 児童家庭福祉 問 19
次の文は、「少年法」および少年非行等についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
- 「少年法」は、少年の健全な育成を期し、非行のある少年に対して性格の矯正及び環境の調整に関する保護処分を行うとともに、少年の刑事事件について特別の措置を講ずることを目的とする。 →○
- 「平成28 年版 犯罪白書」(法務省)によると、少年による刑法犯の検挙人員は近年増加の一途をたどっている。 →×
- 「少年法」における「少年」とは、20 歳に満たないものを指す。 →○
- 「平成28 年版 犯罪白書」(法務省)によると、平成 27 年の触法少年の補導人員は、1万人に満たなかった。 →○
- 「平成28 年版 犯罪白書」(法務省)によると、平成 27 年の少年による刑法犯の検挙人数の人口比は、成人の刑法犯の検挙人数の人口比よりも高い。 →○
正答:2
H30前:児童家庭福祉⑳【統計】
平成30年度前期試験 児童家庭福祉 問 20
次の文は、「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第 12 次報告)(社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会)(平成28 年 9月)」についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
- 心中以外の虐待死では、死亡した子どもの年齢として0歳が最も多かった。 →○
- 心中以外の虐待死では、主たる加害者は「実母」が最も多く、6割を超えていた。 →○
- 心中以外の虐待死における加害の動機としては、「子どもの存在の拒否・否定」が最も多く、3割以上を占めた。 →○
- 心中以外の虐待死において、児童相談所や市町村の関与があった事例は1割未満であった。 →×
- 心中による虐待死(未遂を含む)における加害者の動機としては「保護者自身の精神疾患、精神不安」が約6割を占めた。 →○
正答:4
H30前:社会福祉②
平成30年度前期試験 社会福祉 問2
次の文は、社会福祉の関係法規等に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「日本国憲法」第 25 条第2項では、社会福祉、社会保障、公衆衛生の向上及び増進に
関する国の責務が記されている。 →○- 「身体障害者福祉法」では、「障害者週間」が定められており、国及び地方公共団体は、「障害者週間」の趣旨にふさわしい事業を実施するよう努めなければならないとされている。 →×
- 「社会福祉法」では、社会福祉を目的とする事業を経営する者に対して、「福祉サービスの提供の原則」について定めている。 →○
- 「生活保護法」では、国民の責務として、国または地方自治体が実施する子どもの貧困対策に協力するよう努めなければならないと、定められている。 →×
正答:3 ○ × ○ ×
H30前:社会福祉①
平成30年度前期試験 社会福祉 問1
次の社会福祉制度に関する法律を制定の古い順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「介護保険法」
- 「発達障害者支援法」
- 「児童虐待の防止等に関する法律(児童虐待防止法)」
- 「生活困窮者自立支援法」
正答:1 A→C→B→D
H30前:社会福祉③
平成30年度前期試験 社会福祉 問3
次の文は、児童の権利擁護とその根拠法に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 児童の意見表明権は、「児童の権利に関する条約」に規定されており、日本政府は条約の締約国であるため、その権利が守られるように施策を考え実施しなければならない。 →○
- 親子間の情緒的関与が過度に不足することにより子どもに重大な発達障害を与えることを防ぐため、「刑法」が「保護責任者遺棄罪」という罰則規定を設けている。 →×
- 親が子どもを学校に通わせないなど、児童の教育を受ける権利が侵害された場合、「学校教育法」において児童のその権利を擁護する規定が設けられている。 →○
- 子どもの将来が生まれ育った環境によって左右されることのないように、「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が制定されている。 →○
正答:3 ○ × ○ ○
H30前:社会福祉④
平成30年度前期試験 社会福祉 問4
次の文は、子どもの貧困問題への対応に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「生活困窮者自立支援法」は、生活困窮世帯の子どもやその保護者に対して包括的な支援を行う自立相談支援事業を規定している。 →○
- 「生活困窮者自立支援法」は、生活困窮者である子どもに対する学習支援事業を都道府県等の任意事業としている。 →○
- 「生活困窮者自立支援法」は、経済的に厳しい状況におかれたひとり親家庭等に対して一時的に家事援助、保育等のサービスが必要になった際に、家庭生活支援員を派遣するなどの日常生活支援事業を規定している。 →×
- 「母子及び父子並びに寡婦福祉法」は、ひとり親家庭の子どもの生活の向上を図るための事業として、生活に関する相談に応じ、又は学習に関する支援を行うことができると規定している。 →○
正答:2 ○ ○ × ○
H30前:社会福祉⑤
平成30年度前期試験 社会福祉 問5
次の文は、地方公共団体の社会福祉相談支援機関に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「社会福祉法」に定められている福祉事務所は、都道府県、市(特別区を含む)、町、村に、必ず設置されなければならない。 →×
- 「児童福祉法」に定められている児童相談所は、児童養護施設の入所に関する措置権限をもった機関である。 →○
- 「知的障害者福祉法」に定められている知的障害者更生相談所では、発達障害者に交付する精神保健福祉手帳申請の判定を行っている。 →×
- 「売春防止法」に定められている婦人相談所は、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV防止法)」の配偶者暴力相談支援センターとしての機能も果たしている。 →○
正答:4 × ○ × ○
H30前:社会福祉⑥
平成30年度前期試験 社会福祉 問6
次の文は、公的年金保険制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 1961(昭和 36)年の国民年金の創設によって、自営業者なども年金制度の対象に加えられ、国民皆年金が整えられた。 →○
- 国民年金制度の被保険者は、18 歳以上 65 歳未満の者である。 →×
- 公的年金制度の年金給付の種類には、老齢基礎年金、老齢厚生年金、障害基礎年金、障害厚生年金、遺族基礎年金、遺族厚生年金等がある。 →○
- 公的年金制度は、社会保険方式によって国民に対して所得保障を行う制度の一つである。 →○
正答:3 ○ × ○ ○
H30前:社会福祉⑦
平成30年度前期試験 社会福祉 問7
次の文は、社会福祉の相談員に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 介護支援専門員は、「介護保険法」に基づく専門相談員で、介護保険施設、地域包括支援センター及び訪問介護事業所に必ず配置されなければならないと、定められている。 →×
- 婦人相談員は、婦人相談所を中心として関係機関との連携を図り、要保護女子の発見に努め、相談に応じ、必要な指導を行う。 →○
- 社会福祉主事は、「社会福祉法」に基づく福祉事務所の現業員の任用資格であり、社会福祉諸法に定める援護または更生の措置に関する事務等を行う。 →○
- 母子・父子自立支援員は、母子家庭、父子家庭、寡婦家庭の相談や指導、職業能力の向上と求職活動に関する支援等の業務を担っている。 →○
正答:3 × ○ ○ ○
H30前:社会福祉⑧
平成30年度前期試験 社会福祉 問8
次の文は、福祉施設の入所手続きに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「児童福祉法」における乳児院に入所する場合、児童相談所において、児童及びその家庭につき、必要な調査並びに判定を行う。 →○
- 「老人福祉法」における老人福祉施設の一つである養護老人ホームに入所する際、福祉事務所がある地域の場合は、市町村に入所手続きの申請を行う。 →×
- 「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」における障害者支援施設を利用する場合、障害支援区分の認定を受け、身体障害者更生相談所に入所手続きの申請を行う。 →×
- 「生活保護法」における保護施設に入所する場合は、福祉事務所に入所手続きの申請を行う。 →○
正答:3 ○ × × ○
H30前:社会福祉⑨
平成30年度前期試験 社会福祉 問9
次の文は、社会保険制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を ×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 企業に勤めているWさんは、通勤途上で転倒し負傷したため、労働者災害補償制度に必要な保険給付の申請を行った。 →○
- 大学を卒業後、銀行に約 15 年間勤めていたXさんは、銀行を退職して、長年の夢であった花屋を開業したため、国民健康保険に加入する手続きを行った。 →○
- 企業に約 10 年間勤めていたZさんは、会社の都合により退職し、雇用保険から基本手当の給付を受けながら、新たな職場を探している。 →○
正答:1 ○ ○ ○
H30前:社会福祉⑩
平成30年度前期試験 社会福祉 問 10
次の文は、相談援助(ソーシャルワーク)の生活モデルに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 生活モデルには、エコロジカル(生態学)アプローチが含まれている。 →○
- 生活モデルは、生活全体の中で問題をとらえ、人と環境の相互作用に焦点を当てることを特徴とする。 →○
- 生活モデルを生み出したのは、リッチモンド(Richmond, M.E.)のソーシャルケースワーク理論である。 →×
- 生活モデルでは、利用者のニーズを充足するために既存の社会資源を活用するだけでなく、利用者を取り巻く環境への適応力を強める援助をも行う。 →○
正答:2 ○ ○ × ○
H30前:社会福祉⑪
平成30年度前期試験 社会福祉 問 11
次の文は、相談援助(ソーシャルワーク)における利用者を捉える視点としてのストレングスについての記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
- 利用者の特技をとらえる。 →○
- 利用者の将来の夢をとらえる。 →○
- 利用者が今頼れる人をとらえる。 →○
- 利用者の有する能力をとらえる。 →○
- 利用者の病理的側面をとらえる。 →×
正答:5
H30前:社会福祉⑫
平成30年度前期試験 社会福祉 問 12
次の文は、相談援助(ソーシャルワーク)の専門性とその進め方に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 相談援助(ソーシャルワーク)において、自己決定は最も重要な原則の一つである。 →○
- 相談援助(ソーシャルワーク)は、密室の相談室でのみ行われるものをいう。 →×
- 相談援助(ソーシャルワーク)におけるニーズの発見は、利用者が相談に来るのを待って行われる。 →×
- 相談援助(ソーシャルワーク)は、心理療法を行うカウンセリングと混同されてはならないが、カウンセリングは相談援助の一環として活用されることがある。 →○
正答:3 ○ × × ○
H30前:社会福祉⑬
平成30年度前期試験 社会福祉 問 13
次の文は、共同募金に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を ×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 共同募金及び共同募金会に関する基本的な事項は、「共同募金法」に規定されている。 →×
- 毎年 12 月に実施される「歳末たすけあい運動」は、共同募金の一環として行われている。 →○
- 共同募金は、実施される区域における地域福祉の推進を図るために行われている。 →○
- 共同募金による寄附金の公正な配分を行うために、共同募金会に配分委員会が置かれている。 →○
正答:4 × ○ ○ ○
H30前:社会福祉⑭
平成30年度前期試験 社会福祉 問 14
次の文は、グループワーク(集団援助技術)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- グループワーク(集団援助技術)は、集団の力を用いてメンバーの問題解決や成長を図る援助である。 →○
- 入所型の児童福祉施設では、小舎制の養護が推進され規模は小さくなったため、大規模集団のマイナス面がなくなり、グループワーク(集団援助技術)の必要はなくなった。 →×
- グループワーク(集団援助技術)では、メンバー間の相互作用が生まれるようにワーカーは意図的に支援する。 →○
- グループワーク(集団援助技術)では、何かを共同でつくりだすプログラムが重要な意味をもち、その作業の達成がグループワークの成否を決めることになるため、ワーカーは、作業を成功に導く技術的指導に重点を置かなければならない。 →×
正答:3 ○ × ○ ×
H30前:社会福祉⑮
平成30年度前期試験 社会福祉 問 15
次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和 23 年厚生省令第 63号)に規定された児童福祉施設の自己評価に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 母子生活支援施設における自己評価の実施は、努力義務である。 →×
- 児童心理治療施設における自己評価の実施は、努力義務である。 →×
- 児童自立支援施設における自己評価の実施は、義務である。 →○
正答:4 × × ○
H30前:社会福祉⑯
平成30年度前期試験 社会福祉 問 16
次の文は、成年後見制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を ×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 成年後見人の選任は、家庭裁判所が行う。 →○
- 精神上の障害により事理を弁識する能力が不十分である者について、家庭裁判所は補助開始の審判をすることができる。 →○
- 成年後見人として、法人が選任される場合がある。 →○
正答:1 ○ ○ ○