H29前:子どもの保健⑥

平成29年度前期試験 子どもの保健 問6
 次の文は、乳幼児の標準的な運動発達に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 4か月になると、首がすわっている。 →
  2. 10 か月になると、何かにつかまって一人で立ち上がれる。 →
  3. 1歳になると、ぎこちないながらも一人で歩く。 →
  4. 2歳になると、両足でピョンピョンとぶ。 →
  5. 3歳になると、スキップができる。 →×

正答:5


H29前:子どもの保健⑦

平成29年度前期試験 子どもの保健 問7
 次の文は、子どもの生理機能に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 毎分の心拍数は、乳児よりも幼児の方が速い。 →×
  2. 体温は、乳幼児と成人を比較すると乳幼児の方が高い。 →
  3. 血圧は、最高血圧と最低血圧があるが、乳幼児における最低血圧の値は成人と同等である。 →×
  4. 毎分の呼吸数は、乳児の方が幼児よりも少ない。 →×
  5. 排尿は、幼児に比べ乳児の方が頻回で、一回の量も多い。 →×

正答:2


H29前:子どもの保健⑧

平成29年度前期試験 子どもの保健 問8
 次の文のうち、乳幼児の夏の過ごし方の留意点に関する記述として不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 外遊びは、朝の涼しい時間帯や、日陰で行うのがよい。 →
  2. こまめな水分補給は、熱中症の予防になる。 →
  3. 日射しが強い時の外遊びでは、白色系の素材の衣服は避けるようにする。 →×
  4. 冷房や扇風機の風が、十分に子どもにあたるよう配慮する。 →×

正答:5 C D


H29前:子どもの保健⑨

平成29年度前期試験 子どもの保健 問9
 次の文は、子どものアトピー性皮膚炎に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。

  1. アトピー性皮膚炎の原因は、食物アレルギーである。 →×
  2. アトピー性皮膚炎をもつ子どもは、一般的に気管支喘息を合併しているので、運動をさせる時には特別な注意を払う。 →×
  3. アトピー性皮膚炎をもつ子どもは、プールで悪化するため、参加させない。 →×
  4. アトピー性皮膚炎をもつ子どもは、自律神経系のバランスを欠くため、乾布摩擦を励行する。 →×
  5. アトピー性皮膚炎は、皮膚にかゆみのある湿疹が出たり、治ったりを繰り返す疾患である。 →

正答:5


H29前:子どもの保健⑩

平成29年度前期試験 子どもの保健 問 10
 次の文は、子どもの疾病の予防と適切な対応に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 新生児期に発見できる永続的な聴覚障害の頻度は、出生 1, 000 人に約1~2人であり、新生児聴覚スクリーニングで発見されることが多い。 →
  2. 従来、子どもの難聴の多くは、2歳すぎに発語の遅れで疑われ、診断や療育開始は3歳頃行うことが多かったが、現在は早期に難聴を発見することが重要であるとされている。 →
  3. 生後5~7日目の新生児から少量の血液を採取し、アミノ酸や糖質の代謝異常、甲状腺や副腎の内分泌疾患の有無を検査する一般的な新生児マススクリーニングは、希望者のみに自費で実施されている。 →×
  4. 2000(平成 12)年頃から、血液中の様々な物質の量を一斉分析できるタンデム質量分析計(タンデムマス)を用いた新しい新生児マススクリーニングが欧米を中心に世界的に普及しつつある。 →
  5. タンデム質量分析計(タンデムマス)では、何らかのストレス(感冒や消化不良症など)を契機に、急性発症して後遺症を残したり、突然死する病気を発見できる。 →

正答:3


H29前:子どもの保健⑪

平成29年度前期試験 子どもの保健 問 11
 次の文は、睡眠に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 睡眠中の状態には、レム睡眠とノンレム睡眠がある。 →
  2. レム睡眠では、夢を見ていることが多い。 →
  3. 睡眠全体に占めるノンレム睡眠の割合は、思春期以降加齢とともに減少する。 →×
  4. 睡眠覚醒リズムの調節には松果体から分泌されるメラトニンが関係している。 →

正答:2 ○ ○ × ○


H29前:子どもの保健⑫

平成29年度前期試験 子どもの保健 問 12
 次の文は、国際疾病分類第 10 版(ICD− 10)における常同運動障害についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 爪かみ、指しゃぶり、鼻ほじりは、この障害の症状に含まれる。 →×
  2. 常同的な自傷行為には、反復する頭打ち、顔叩き、目を突く行為などが含まれる。 →
  3. 精神遅滞に伴って出現することが最も多い。 →

正答:3 × ○ ○


H29前:子どもの保健⑬

平成29年度前期試験 子どもの保健 問 13
 次の文は、注意欠如・多動症に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. アメリカ精神医学会が作成した診断基準(DSM-5)では、症状のうちいくつかが12 歳になる前から存在していたことが条件になる。 →
  2. 症状の一つに衝動性がある。 →
  3. 落ち着きのなさを保育者が頻繁に叱責することにより、自尊心が育ちづらくなる。 →
  4. 注意欠如・多動症の症状に有効な薬物が存在する。 →

正答:1 ○ ○ ○ ○


H29前:子どもの保健⑭

平成29年度前期試験 子どもの保健 問 14
 次の文は、検査に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 侵襲的な検査には、血液検査、脳波検査、超音波検査などがある。 →×
  2. 抗てんかん薬のバルプロ酸やカルバマゼピンでは、定期的に血中濃度を測る。 →
  3. 甲状腺機能低下症では、意欲低下、注意集中困難、思考の遅延がみられる。 →
  4. てんかんなどのけいれん性疾患では、脳波検査で棘波、棘徐波が出現する。 →
  5. 頭部のCT検査やMRI検査などにより、脳の画像診断を行う。 →

正答:3 × ○ ○ ○ ○


H29前:子どもの保健⑮

平成29年度前期試験 子どもの保健 問 15
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
4歳のM君は、6か月前から保育所に通っている。M君の母親は、担当保育士にM君が危険な行動を頻繁にすることを訴えた。例えば家では高いところから飛び降りたり、ガラス戸に突進したり、外出時も車の方に駆け出すなどをするという。保育所では、現在までに訴えのような危険な行動は見られず、発達については特段の問題はないと捉えている。
【設問】
次のうち、担当保育士が行うべき対応について適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. お迎えの場面での母親に対する子どもの行動をよく観察する。 →
  2. 母親に育児について他に困っていることがないかを尋ねる。 →
  3. 現時点では地域の支援機関を検討する必要はない。 →×
  4. 保育所では問題行動がないので、危険な行動は気にしないように母親に伝える。 →×

正答:1 ○ ○ × ×


H29前:子どもの保健⑯

平成29年度前期試験 子どもの保健 問 16
 次の文は、食物アレルギーに関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 食物アレルギーとは、ある食物を経口摂取した後に不快な症状を呈するものをいう。 →×
  2. 平成 21 年度の日本保育園保健協議会での全国調査によると、食物アレルギーの有病率は約 20%であった。 →×
  3. 食物アレルギーの原因として保育所で除去されている食物のうち最も頻度の高いものは鶏卵であり、次いで乳製品である。 →
  4. 食物アレルギーの症状で最も多いものは呼吸器症状である。 →×
  5. 食物アレルギーの治療は原因食物の除去であり、乳児期からの早期除去が望まれる。 →×

正答:3


H29前:子どもの保健⑰

平成29年度前期試験 子どもの保健 問 17
 次の文は、幼児の発熱と保育所におけるその対応についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 熱が高いほど重症であるため、ただちに保護者に連絡する。 →×
  2. 幼児期は、環境温度によって体温が左右されやすい。 →
  3. 幼児期は、熱性けいれんをおこしやすい。 →
  4. 発熱を確認した場合は、すみやかに解熱剤を使用する。 →×
  5. 熱が高いときは、本人が暑がっている場合でも厚手の衣類、寝具にする。 →×

正答:4 × ○ ○ × ×


H29前:子どもの保健⑱

平成29年度前期試験 子どもの保健 問 18
 次の文は、保育所における保健計画の作成に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 計画作成には、全職員の共通理解を深め、協力体制づくりを行うことが必要である。 →
  2. 計画作成に当たって、地域の保健医療の課題や動向を把握することも大切である。 →
  3. 日々の保育に支障をきたさないよう、計画の実施・達成は専門的職員に任せる。 →×
  4. 具体的な活動の企画立案も、全体計画に携わった専門的職員が続けて担当するのが望ましい。 →
  5. 計画は、子どもへの配慮をクラスごとや月齢別に作成する。 →

正答:3


H29前:子どもの保健⑲

平成29年度前期試験 子どもの保健 問 19
 次の文は、アナフィラキシーに関する記述である。最も適切な記述を一つ選びなさい。

  1. アナフィラキシーとは、アレルギー反応により、皮膚症状、消化器症状、呼吸器症状が、複数同時かつ急激に出現した状態をいう。 →×
  2. アナフィラキシーショックとは、アナフィラキシー症状の中で特に全身の皮膚の紅潮をいう。 →×
  3. アナフィラキシーが出現した場合でも、アドレナリン自己注射薬(エピペン® )をすぐに使用する必要はない。 →×
  4. 食物アレルギーの初発症状がアナフィラキシーであることはない。 →×
  5. アナフィラキシーが出現する時間は、食物摂取後およそ2時間以上経ってからである。 →

正答:1


H29前:子どもの保健⑳

平成29年度前期試験 子どもの保健 問 20
 次の文は、乳幼児突然死症候群(SIDS)に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。

  1. SIDSは、原則として1歳未満の児に突然の死をもたらした症候群である。 →
  2. SIDSの診断は剖検および死亡状況調査に基づいて行うが、やむをえず解剖がなされない場合でも状況から診断する。 →×
  3. 仰向け寝は、SIDS発症の危険因子である。 →×
  4. 母乳栄養は、SIDS発症の危険因子である。 →×
  5. SIDSは、窒息が死因である場合も含まれる。 →×

正答:1


H29前:子どもの食と栄養①

平成29年度前期試験 子どもの食と栄養 問1
 次の文は、近年の子どもの発育・発達と食生活の現状に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「平成 26 年国民健康・栄養調査報告」によると、20 歳未満において昼食、夕食に比べ朝食を欠食する割合が高い。 →
  2. 「平成 26 年度児童生徒の健康状態サーベイランス事業報告書」(日本学校保健会)によると、欠食の理由として多いのは、「食欲がない」、次いで「食べる時間がない」である。 →
  3. 「平成 22 年度幼児健康度調査」(日本小児保健協会)によると、おやつを時間を決めて与えている保護者は8割程度いる。 →×
  4. 日本の乳児の死亡率は、WHO加盟国の中でも極めて低い。 →
  5. 日本の低出生体重児出生率は、ユニセフの調査によると先進国の中でも極めて低い。 →×

正答:3 ○ ○ × ○ ×


H29前:子どもの食と栄養②

平成29年度前期試験 子どもの食と栄養 問2
 次の文は、脂質についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 炭素鎖に二重結合をもつ脂肪酸を飽和脂肪酸という。 →×
  2. 水に溶けず、アルコールなどの有機溶媒に溶ける。 →
  3. 食品に含まれる脂質の大部分は、中性脂肪である。 →
  4. 炭素(C)、酸素(O)、水素(H)および窒素(N)で構成されている。 →×
  5. コレステロールは膵臓で合成されている。 →×

正答:4 B C


H29前:子どもの食と栄養③

平成29年度前期試験 子どもの食と栄養 問3
 次の文は、糖質に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. エネルギー源として利用され、1gあたり4kcal を供給する。 →
  2. 摂取後すぐに利用されない糖質は、肝臓や筋肉においてグリコーゲンや脂肪に変化してエネルギー貯蔵物質として蓄えられる。 →
  3. 血液中のブドウ糖濃度はホルモンにより調節され、一定の濃度に保たれている。 →
  4. 乳糖は、フルクトースとガラクトースが結合した二糖類である。 →×

正答:2 ○ ○ ○ ×


H29前:子どもの食と栄養④

平成29年度前期試験 子どもの食と栄養 問4
 次の文は、「食事バランスガイド」(平成 17 年:厚生労働省・農林水産省)のコマのイラストに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. コマの中には、1食分の料理例が示されている。 →×
  2. 水、お茶、牛乳などの水分を軸としている。 →×
  3. コマのイラストの料理例を合わせると、おおよそ 500kcal である。 →×
  4. 主菜は、肉、魚、卵、海藻料理であり、3~5つ(SV(サービング))とされている。 →×

正答:5 × × × ×


H29前:子どもの食と栄養⑤

平成29年度前期試験 子どもの食と栄養 問5
 次の文は、「母乳育児を成功させるための十か条」(WHO/UNICEF 共同発表)に関する記述の一部である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 授乳時以外は赤ちゃんと別室にいるようにすること →×
  2. 授乳時以外はゴムの乳首やおしゃぶりを与えること →×
  3. 赤ちゃんが母乳を欲しがっても時間を決めて与えること →×
  4. 医学的な必要がないのに母乳以外のもの(水分、糖水、人工乳)を与えないこと →
  5. 母親が分娩後 30 分以内に母乳を飲ませられるように援助すること →

正答:5 × × × ○ ○


H29前:子どもの食と栄養⑥

平成29年度前期試験 子どもの食と栄養 問6
 次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)に示されている離乳食の進め方に関する記述である。【Ⅰ群】食べ方の目安と、【Ⅱ群】調理形態を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】

  1. 1日3回食に進めていく →歯ぐきでつぶせる固さ
  2. 1日2回食で食事のリズムをつけていく →舌でつぶせる固さ
  3. 自分で食べる楽しみを手づかみ食べから始める →歯ぐきで噛める固さ
  4. 子どもの様子をみながら、1日1回1さじずつ始める →なめらかにすりつぶした状態

【Ⅱ群】
ア なめらかにすりつぶした状態
イ 歯ぐきで噛める固さ
ウ 舌でつぶせる固さ
エ 歯ぐきでつぶせる固さ
正答:5 エ ウ イ ア


H29前:子どもの食と栄養⑦

平成29年度前期試験 子どもの食と栄養 問7
 次の文は、母乳栄養に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 母乳栄養児では、ビタミンKの不足による頭蓋内出血が知られているが、現在では生後、ビタミンK2 シロップ剤の経口投与が行われている。 →
  2. 母乳中の免疫グロブリンA濃度は加熱方法によっては低下するため、冷凍母乳の解凍は、流水または微温湯で解凍し、体温以上に温めないようにする。 →
  3. 初乳には、感染防御因子が含まれ、乳児の未熟な腸粘膜を覆い病原体が粘膜を通して侵入することを予防する。 →
  4. 吸啜刺激は、オキシトシンの分泌を刺激して、乳汁分泌を維持させる。また、プロラクチンは子宮筋を収縮させて、子宮の回復を促す役割がある。 →×

正答:2 ○ ○ ○ ×


H29前:子どもの食と栄養⑧

平成29年度前期試験 子どもの食と栄養 問8
 次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)に示されている離乳に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 離乳の開始の発達の目安の一つに、乳歯の萌出があげられる。 →×
  2. 離乳の開始前には、離乳に慣れさせるために、果汁を与える。 →×
  3. 7・8か月の支援のポイントとして、平らなスプーンを下くちびるにのせ、上くちびるが閉じるのを待つようにする。 →
  4. 生後9か月以降は、鉄が不足しやすいので、育児用ミルクのかわりに牛乳・乳製品を調理に使用する等の工夫をする。 →×

正答:5 × × ○ ×


H29前:子どもの食と栄養⑨

平成29年度前期試験 子どもの食と栄養 問9
 次の文は、「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」における幼児期に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 脂質の食事摂取基準は、総エネルギー量に対する比率で示され、目標量として 30%以上 40%未満とされている。 →×
  2. 食物繊維の食事摂取基準は、成人同様に目標量が示されている。 →×
  3. 年齢区分は、1~2歳、3~5歳の2区分である。 →
  4. カルシウムの推奨量は男女で差がある。 →

正答:4 × × ○ ○


H29前:子どもの食と栄養⑩

平成29年度前期試験 子どもの食と栄養 問 10
 次の文は、咀しゃく・嚥下が困難な子どもの食事に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 咀しゃく機能の状態によって、ソフト食やきざみ食にするなどの配慮が必要である。 →
  2. パサパサしているもの、口の中でばらつくものは飲み込みにくい。 →
  3. 飲み込みやすくするために、とろみ調整食品を使用することがある。 →
  4. こんにゃくは弾力性があるので、食べやすい食品である。 →×
  5. 酸味の強い柑橘類は、食べやすい食品である。 →×

正答:2 ○ ○ ○ × ×


H29前:子どもの食と栄養⑪

平成29年度前期試験 子どもの食と栄養 問 11
 次の図は、「児童福祉施設における食事の提供ガイド」(平成 22 年:厚生労働省)における「子どもの健やかな発育・発達を目指した食事・食生活支援」である。図中のA~Dにあてはまらないものを一つ選びなさい。

  1. 人間関係の構築 →×
  2. 安全・安心な食事の確保 →
  3. 食生活の自立支援 →
  4. 心と体の健康の確保 →
  5. 豊かな食体験の確保 →


正答:1


H29前:子どもの食と栄養⑫

平成29年度前期試験 子どもの食と栄養 問 12
 次の文は、幼児期の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 幼児の偏食は、時期により嫌う食品が変化しやすい。 →
  2. 間食は、3回の食事でとりきれない栄養を補い、素材の味を生かしたものが望ましい。 →
  3. 間食の与えすぎから、肥満やむし歯(う歯)の原因になることがあるので、量と時間を決めて与えることが重要である。 →
  4. 窒息事故を予防する方法として、食べる時に遊ばせない、あおむけに寝た状態や歩きながら食べさせないことがあげられる。 →

正答:1 ○ ○ ○ ○


H29前:子どもの食と栄養⑬

平成29年度前期試験 子どもの食と栄養 問 13
 次の文のうち、「学校給食法」に掲げられている学校給食の目標として誤ったものを一つ選びなさい。

  1. 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。 →
  2. 食に関わる産業や、地域の人々との会食、行事食・郷土食などとの触れ合いを通して、地域の人々との交流を深めること。 →×
  3. 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。 →
  4. 食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。 →
  5. 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。 →

正答:2


H29前:子どもの食と栄養⑭

平成29年度前期試験 子どもの食と栄養 問 14
 次の文は、生涯発達に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 生活習慣病には、肥満、高血圧、動脈硬化、糖尿病、骨粗しょう症など、慢性疾患といわれている疾患がある。 →
  2. 生活習慣病予防の食事は、栄養素の過不足がないように朝、昼、夕食をバランスよく摂取する。 →
  3. 「人口動態統計」(平成 27 年)によると、日本人の死因で多いものは、悪性新生物、心疾患、肺炎である。 →
  4. 女性にとって更年期とは、閉経の前後数年間をいい、一般的に 45 ~ 55 歳の時期に相当する。 →
  5. 男性には更年期障害がない。 →×

正答:2 ○ ○ ○ ○ ×


H29前:子どもの食と栄養⑮

平成29年度前期試験 子どもの食と栄養 問 15 次の文は、「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成 16 年:厚生労働省)における「発育・発達過程に応じて育てたい “食べる力”」の一部である。
幼児期の内容として正しいものを○、誤ったものを × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. おなかがすくリズムがもてる →
  2. 食事のバランスや適量が分かる →×
  3. 家族や仲間と一緒に食べる楽しさを味わう →
  4. 自然と食べ物のかかわり、地域と食べ物とのかかわりに関心をもつ →×
  5. 食べ物や身体のことを話題にする →

正答:2 ○ × ○ × ○