H29後:子どもの食と栄養⑧

平成29年度後期試験 子どもの食と栄養 問8
 次の文は、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)における幼児期の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「13 種類の食物の摂取頻度」(2~6歳児)で、穀類は「毎日2回以上」摂取していると回答した保護者の割合が最も高率であった。 →
  2. 「子どもの間食の与え方」(2~6歳児)で、「欲しがるときにあげることが多い」と回答した保護者の割合が最も高率であった。 →×
  3. 「子どもの食事で特に気をつけていること」(2~6歳児)は、「特にない」と回答した保護者の割合は約5割であった。 →×
  4. 「現在子どもの食事について困っていること」(2~3歳未満)では、「遊び食べをする」と回答した保護者の割合が最も高率であった。 →

正答:4 ○ × × ○


H29後:子どもの食と栄養⑨

平成29年度後期試験 子どもの食と栄養 問9
 次の図は、Scammonの器官別発育曲線である。図中のA~Dにあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【図】
Scammonの器官別発育曲線
【語群】
ア 一般型  イ 神経型  ウ 生殖型  エ リンパ系型
正答:4 エ イ ア ウ


H29後:子どもの食と栄養⑩

平成29年度後期試験 子どもの食と栄養 問 10
 次の文は、「食品による子供の窒息事故に御注意ください!-6歳以下の子供の窒息死事故が多数発生しています-」(平成29 年3月:消費者庁)における食品の窒息事故についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 窒息死事故の原因となった食品の中で判明している食品として多いものには、菓子類、果実類、パン類などがある。 →
  2. 食品による子供の窒息事故を予防するポイントの一つとして、「食品を小さく切り、食べやすい大きさにして与える」があげられている。 →
  3. 食事の介助をする際の注意の一つとして、「ゆっくり落ち着いて食べることができるよう子供の意思に合ったタイミングで与える」があげられている。 →
  4. ピーナッツなどの硬い豆・ナッツ類は、1歳から食べさせるようにする。 →×

正答:1 ○ ○ ○ ×


H29後:子どもの食と栄養⑪

平成29年度後期試験 子どもの食と栄養 問 11
 次の文は、子どもの発育・発達に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 第一発育急進期とは、主に乳児期をさす。 →
  2. 第二発育急進期とは、主に思春期をさす。 →
  3. 思春期には、男女ともに性腺が著しく発達し、第二次性徴が出現する。 →
  4. 摂食障害は、思春期の女子に初発することが多い。 →
  5. 思春期女子では月経による失血により、溶血性貧血を起こしやすい。 →×

正答:1 ○ ○ ○ ○ ×


H29後:子どもの食と栄養⑫

平成29年度後期試験 子どもの食と栄養 問 12
 次の文は、「平成 27 年国民健康・栄養調査報告」(厚生労働省)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 20 歳代は、外食を利用している頻度が他の世代に比べて男女ともに最も高かった。 →
  2. 20 ~ 30 歳代の女性では、たんぱく質、カルシウム、食物繊維及びカリウムの摂取量が、60 歳以上の女性に比べて少ない傾向にあった。 →
  3. 朝食の欠食率は、年齢階級別にみると、男女ともに 20 歳代で最も高かった。 →×
  4. 野菜の摂取量は、男女ともに 20 歳代で最も少なく、60 歳代で最も多かった。 →
  5. 食塩摂取量の平均値は、男女ともに 10 年前と比べて増加している。 →×

正答:3 ○ ○ × ○ ×


H29後:子どもの食と栄養⑬

平成29年度後期試験 子どもの食と栄養 問 13
 次の文は、「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」(平成 22 年改訂:薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会 乳肉水産食品部会)についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 魚介類は、良質なたんぱく質や、DHA等の高度不飽和脂肪酸を一般に多く含む。 →
  2. 一部の魚介類については、食物連鎖を通じて、他の魚介類と比較して水銀濃度が高いものも見受けられる。 →
  3. マグロの中でもツナ缶は通常の摂食で差し支えない。 →
  4. この注意事項は、胎児の健康を保護するためのものである。 →

正答:1 ○ ○ ○ ○


H29後:子どもの食と栄養⑭

平成29年度後期試験 子どもの食と栄養 問 14
 次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成 19 年:厚生労働省)の「母乳育児の支援を進めるポイント」の一部である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. すべての妊婦さんやその家族とよく話し合いながら、母乳で育てる意義とその方法を教えましょう。 →
  2. 出産後はできるだけ早く、母子がふれあって母乳を飲めるように、支援しましょう。 →
  3. 出産直後から、母乳は決まった時間に飲ませられるように支援をしましょう。 →×
  4. 母乳育児を継続するために、母乳不足感や体重増加不良などへの専門的支援、困ったときに相談できる場所づくりや仲間づくりなど、社会全体で支援しましょう。 →

正答:2 ○ ○ × ○


H29後:子どもの食と栄養⑮

平成29年度後期試験 子どもの食と栄養 問 15
 次の文は、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)における授乳に関する状況についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 授乳期の栄養方法は、10 年前に比べ、母乳栄養の割合が増加した。 →
  2. 授乳期の栄養方法について、「出産後1年未満に働いていた者」の母乳栄養の割合は、10 年前に比べ増加した。 →
  3. 授乳について困ったこと(総数)は、「母乳が足りているかどうかわからない」よりも「授乳が負担、大変」が多かった。 →×
  4. 授乳期の栄養方法(1か月)別にみると、「授乳について何らか困ったことがある者」の割合は、母乳栄養よりも混合栄養が高かった。 →

正答:2 ○ ○ × ○


H29後:子どもの食と栄養⑯

平成29年度後期試験 子どもの食と栄養 問 16
 次の文のうち、「食生活指針」(平成28 年改定:文部科学省、厚生労働省、農林水産省)の一部として正しいものを○、誤ったものを × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 適度な運動とバランスのよい食事で、適正体重の維持を。 →
  2. 食塩は控えめに、動物性脂肪を中心に摂取を。 →×
  3. 日本の食文化や地域の産物を活かし、郷土の味の継承を。 →
  4. 食料資源を大切に、無駄や廃棄の少ない食生活を。 →

正答:3 ○ × ○ ○


H29後:子どもの食と栄養⑰

平成29年度後期試験 子どもの食と栄養 問 17
 次の文は、学童期の心身の特徴と食生活に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

  1. 「平成28 年度学校保健統計」(文部科学省)によると、学童期後半の男児では、肥満傾向児が1割程度である。 →
  2. 小児期におけるメタボリックシンドロームの診断基準が文部科学省から発表されている。 →×
  3. 小児期メタボリックシンドロームの診断基準では、腹囲を必須項目としている。 →
  4. 「平成 27 年度食育白書」(農林水産省)によると、朝食欠食と学力には関連があると言われている。 →
  5. 就寝時刻が遅くなると、朝食欠食になりやすい。 →

正答:2


H29後:子どもの食と栄養⑱

平成29年度後期試験 子どもの食と栄養 問 18
 次の文は、食中毒に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 食中毒の原因となる物質には、細菌、ウイルス、食品自体に含まれる自然毒、食品に含まれる化学物質などがある。 →
  2. カレーやシチューでおこる食中毒は、サルモネラ菌によるものが多い。 →×
  3. 海産魚介類の生食などが原因でおこる食中毒は、カンピロバクターが原因となることが多い。 →×
  4. 黄色ブドウ球菌は、化膿した傷やおでき、にきび等の化膿巣に生息する。 →
  5. 病原性大腸菌(O- 157 など)は、十分に加熱していない肉などが原因となることが多い。 →

正答:3 ○ × × ○ ○


H29後:子どもの食と栄養⑲

平成29年度後期試験 子どもの食と栄養 問 19
 次の文は、食物アレルギーに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 乳児期の食物アレルギーの原因食物は、鶏卵、牛乳、小麦が多い。 →
  2. アレルギー反応を起こす抗原をアレルゲンという。 →
  3. 食物アレルギーにより引き起こされる症状には、皮膚症状、消化器症状、呼吸器症状などがある。 →
  4. 食物アレルギーにより、多臓器にわたる症状を呈した場合をアナフィラキシーという。 →
  5. 「食品表示法」によりアレルギー表示が義務づけられている食品は、卵、乳、小麦、大豆、そばの5品目である。 →×

正答:1 ○ ○ ○ ○ ×


H29後:子どもの食と栄養⑳

平成29年度後期試験 子どもの食と栄養 問 20
 次の文は、嚥下が困難な子どもの食事に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 飲み込みやすい食品形態には、ゼリー状、ポタージュ状などがある。 →
  2. 誤嚥しやすい飲食物には、水やみそ汁などがある。 →
  3. 食物を嚥下しやすくする食品には、かたくり粉、コーンスターチ、寒天、ゼラチンなどがある。 →
  4. トロミ調整食品(増粘剤)は、加熱することなくトロミがつけられるものがある。 →
  5. 調理補助器具には、フードプロセッサー、フードカッター、すり鉢、裏ごし器などがある。 →

正答:1 ○ ○ ○ ○ ○


H29後:保育実習理論①

平成29年度後期試験 保育実習理論 問1
次の曲の伴奏部分として、ア~ウにあてはまるコードネームとして正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:1 C C F


H29後:保育実習理論②

平成29年度後期試験 保育実習理論 問2
 次のA~Dを意味する音楽用語を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. さいしょの速さで →tempo primo
  2. すぐに遅く →ritenuto
  3. 音と音のあいだを切れ目なくつなぐ →legato
  4. おわり →Fine

【語群】
 ア tempo primo  イ tempo rubato  ウ ritenuto  エ ritardando
 オ legato     カ lento      キ ff     ク Fine
正答:2 ア ウ オ ク


H29後:保育実習理論③

平成29年度後期試験 保育実習理論 問3
 次のコードネームにあてはまる鍵盤の位置として正しい組み合わせを一つ選びなさい。
        ア    イ    ウ
A7   : ⑥⑬⑮  ⑦⑨⑬  ⑦⑬⑮
B♭   : ⑦⑪⑯  ⑧⑪⑰  ⑪⑯⑳
G maj 7 : ①⑤⑪  ⑪⑬⑯  ⑫⑬⑰
D aug  : ⑧⑪⑯  ⑧⑫⑯  ⑫⑮
5 ウ   ウ   ウ   イ


H29後:保育実習理論④

平成29年度後期試験 保育実習理論 問4
 次の曲を4歳児クラスで歌ってみたところ、一番低い音が不安定で歌いにくそうであった。そこで完全4度上の調に移調することにした。その場合、A、B、Cの音は、伴盤の①から⑳のどこを弾くか、正しい組み合わせを一つ選びなさい。
正答:4 ⑥ ⑯ ⑩



H29後:保育実習理論⑥

平成29年度後期試験 保育実習理論 問6
 次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 中村雨紅作詞による「夕焼け小焼け」の作曲者は、成田為三である。
  2. 祭囃子は、祭りの時に演奏される音楽の一つである。 →
  3. 標準的なグランドピアノの鍵盤は、88 鍵である。 →
  4. ヘ長調の階名「ファ」は、音名「変ロ」である。 →

正答:3 × ○ ○ ○


H29後:保育実習理論⑦

平成29年度後期試験 保育実習理論 問7
 次の文のうち、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」のオ「表現」における(イ)「内容」の記述の一部として正しいものを一つ選びなさい。

  1. 絵の具や粘土の使い方を学び、正しく扱って遊ぶ。
  2. 物をよく見て形を把握し、正確に描く。
  3. 様々な色を使い、画面いっぱいに大きく描く。
  4. 水、砂、土、紙、粘土など様々な素材に触れて楽しむ。 →
  5. 心に強く感じたことに集中し、その内容を表現する楽しさを味わう。

正答:4


H29後:保育実習理論⑧

平成29年度後期試験 保育実習理論 問8
 子どもの描画の発達において、肩やひじ、手首の運動が描画の表現に深く関わる。
はじめは肩だけの運動だったものが肩とひじを使った運動へ変化し、肩とひじと手首が連動していき、それらの運動が描画の特徴として現れる。次の図A~Dは、子どもの描画表現の特徴を示したものである。描画表現の発達の順序として最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
 図

正答:5 D→B→C→A


H29後:保育実習理論⑨

平成29年度後期試験 保育実習理論 問9
 次の文は、保育所における色に関する活動の内容や配慮等である。「保育所保育指針」第3章「保育の内容」に照らし、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 生活の中で、様々な色に気付いたり、感じたりできるように、楽しく「色鬼遊び」を行った。 →
  2. 季節の変化を考慮して、「壁面装飾」の色を工夫した。 →
  3. 「色水遊び」で数種類の色を混ぜ、できた色水を透明な容器に入れて飾った。 →
  4. 「色カード」を用いて、たくさんの色名を正確に覚えるように指導した。 →×
  5. 色の識別ができるように、「色立体」を用いて色の体系を説明した。 →×

正答:1 A B C


H29後:保育実習理論⑩

平成29年度後期試験 保育実習理論 問 10
 次の文は、描画材の使い方に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. クレヨンを使用したはじき絵を描く際に、水彩絵の具の色がよくはじくように、絵の具に水を混ぜないで描いた。 →×
  2. 油性フェルトペンで描く際に、テーブルが汚れないように古い新聞紙を厚めに敷いた。 →
  3. ペットボトルに色を塗る際に、指でこすっても落ちないように水性フェルトペンを用いた。 →×
  4. 雨にぬれても色が落ちないように、木の手作りおもちゃにアクリル絵の具で色を塗った。 →
  5. コンテで絵を描いた後、消えないように定着スプレーをかけた。 →

正答:4 × ○ × ○ ○


H29後:保育実習理論⑪

平成29年度後期試験 保育実習理論 問 11
 次の【Ⅰ群】の用語と【Ⅱ群】の記述を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】

  1. エプロンシアター
  2. ペープサート
  3. パネルシアター

【Ⅱ群】
ア 付着性の高い素材に描かれたキャラクター等を広い背景の中で動かすことができる。 →パネルシアター
イ 英語の「紙人形劇」が、語源ともいわれている。 →ペープサート
ウ 保育者が着用したものを舞台として使用する。 →エプロンシアター
正答:5 ウ イ ア


H29後:保育実習理論⑫

平成29年度後期試験 保育実習理論 問 12
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
H保育所の5歳児クラスでは、伝統的なおもちゃの「ぶんぶんごま」を、次の図のように作って遊ぶことにした。厚紙に開けた2つの穴にタコ糸を通して結び、両端を持って、引いたり緩めたりして、回しながら遊んだ。
      
【設問】
次の1〜5は、「ぶんぶんごま」のこまの形とタコ糸を通す穴の位置を示したものである。「ぶんぶんごま」の仕組みとして、最も回りにくいものを一つ選びなさい。
正答:5


H29後:保育実習理論⑬

平成29年度後期試験 保育実習理論 問 13
 次の文のうち、保育場面で紙芝居を演じる際の留意点等として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 場面に応じて、ぬき方のタイミングを工夫する。 →
  2. 舞台や幕を使うことが効果的である。 →
  3. 声の大きさ、強弱、トーンなどの演出はしない。 →×
  4. 演じ手は子どもの反応を受け止めずに進める。 →×

正答:2 ○ ○ × ×


H29後:保育実習理論⑭

平成29年度後期試験 保育実習理論 問 14
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
保育所に勤務している保育士Kさんは、保育所内外の研修の重要性が高まる中、「望ましい研修像」について考えている。
【設問】
次の文のうち、「保育所保育指針」第7章「職員の資質向上」に照らして、「望ましい研修像」として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 職員の意欲が向上し主体性が尊重されること。 →
  2. 一人一人の学びの深まりにつながっていること。 →
  3. 職員間の連携が密であること。 →
  4. 日々の保育実践に生きるものであること。 →

正答:1 ○ ○ ○ ○


H29後:保育実習理論⑮

平成29年度後期試験 保育実習理論 問 15
 次の文は、保育所に勤務する保育士の役割に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 保育士は、専門性や人間性を向上させるために、常に自己研鑽することが求められる。 →
  2. 保育課程や指導計画、実践や評価に関する記録など、保育の質の向上に関するものについては、職員間で共通理解を持つ機会を計画的に設ける。 →
  3. 保育士が保護者とお互いに信頼し、協力し合える関係を作るためには、保護者の意向を的確に把握し、保護者の要求をすべて受け入れる必要がある。 →×
  4. 保護者との協力体制を築くためには、日頃から保育理念や保育方針、保育内容・方法等を様々な機会を通して保護者に情報提供するとともに、保育参観などを実施することも有効である。 →

正答:1 ○ ○ × ○


H29後:保育実習理論⑯

平成29年度後期試験 保育実習理論 問 16
 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
保育所に勤務している保育士Qさんは、3歳児クラスを担当している。Rちゃんは、まだ幼児語を使って話をしている。例えば、「靴」を「クック」、「猫」を「ニャンニャン」と言う。
【設問】
保育士Qさんは、Rちゃんの言語の発達を促していくための方法について考えている。
Rちゃんが「ニャンニャンがいるよ」と幼児語を使って話しかけてきた場合の保育士の対応として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 「ニャンニャンと言ったらだめでしょ。猫でしょう」と訂正し、言い直しをさせる。 →×
  2. Rちゃんの話したい思いを受け止め、熱心に聴く。 →
  3. 保育士はRちゃんの真似をして、「ニャンニャンがいるね」と対応する。 →×
  4. 保育士は「猫がいるね」と言って対応し、会話を続ける。 →

正答:4 × ○ × ○


H29後:保育実習理論⑰

平成29年度後期試験 保育実習理論 問 17
 次の文は、5、6歳児を担当する保育士の関わりについての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 遊具や用具を介して子どもの遊びや生活が広がり、友達との関わりが深まっていくことに留意し、共同のものを大切にしようとする気持ちや態度が育まれていくよう、保育士は環境を整える。 →
  2. 幼児は言葉の表現が未熟であるため、感情的なぶつかり合いや葛藤がおきないように、保育士はルールを作り、仲間関係の調整をする。 →×
  3. 物事には良いことや悪いことがあることに、子ども自身が気づき、考えながら行動できるように、保育士は子どもの行動を見守りつつ、適宜、良いこと、悪いことを明確に示す。 →

正答:3 ○ × ○