平成28年度後期試験 子どもの食と栄養 問 19
次の文は、体調不良の子どもの食に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 母乳栄養児の便は、軟らかく1日 10 回ぐらい出ることもある。→○
- 離乳期の子どもの下痢が落ちついて食事を再開する場合には、子どもの様子をみながら、徐々に元の食事形態に戻す。→○
- 口内炎、手足口病など口腔内に痛みがある時には、舌触りのよい滑らかなものを提供する。→○
- 下痢の時には、冷たいものを与えるとよい。→×
- 下痢の回復期には、食物繊維が多い食品を与えるとよい。→×
正答:2 ○ ○ ○ × ×
H28後:子どもの食と栄養⑱
平成28年度後期試験 子どもの食と栄養 問 18
次の文は、「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」の乳児期に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 乳児期における食事摂取基準は、目標量が設定されている。→×
- 乳児期の月齢区分は、0~ 11 か月の1区分に設定されている。→×
- 乳児の脂質(%エネルギー)の目安量は、他の年齢区分と比較して最大の割合となっている。→○
- 乳児期における身体活動レベルは、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの3段階となっている。→×
- 乳児期におけるエネルギー・栄養素は、男女別に設定されている。→○
正答:5 × × ○ × ○
H28後:子どもの食と栄養⑳
平成28年度後期試験 子どもの食と栄養 問 20
次の文は、食物アレルギーのある子どもの食に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 食物アレルギーを引き起こす抗体のことを免疫グロブリンA(IgA)という。→×
- 食物アレルギーのアレルゲンは、ほとんどが食品中に含まれる糖質である。→×
- 乳幼児の食物アレルギーのアレルゲンは、エビ、カニなどの甲殻類が多い。→×
- 除去食や代替食を使用し、できるだけ他の子どもと同じテーブルで食事ができるように配慮する。→○
- 保育所等では、職員、保護者、主治医と十分な連携をとるようにする。→○
正答:5 × × × ○ ○
H28後:保育実習理論②音楽用語
平成28年度後期試験 保育実習理論 問2 次のA~Dの音楽用語の意味をア~ウから選んだ場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- andante
ア やわらかく
イ 情熱的に
ウ ゆっくり歩くような速さで- 【V】
ア その音を特に強く
イ 息つぎ
ウ 短く切って- 【フェルマータ】
ア 十分に長く伸ばす
イ やさしく
ウ とても強く- rit.
ア だんだん強く
イ はじめにもどる
ウ だんだんゆっくり正答:4 ウ イ ア ウ
H28後:保育実習理論③コードネーム
平成28年度後期試験 保育実習理論 問3 次のコードネームにあてはまる鍵盤の位置として正しい組み合わせを一つ選びなさ
い。
ア イ ウ
G dim : ①④⑧ ④⑦⑬ ⑨⑬⑯
D : ⑫⑮⑳ ③⑧⑪ ⑧⑫⑰
E7 : ②⑤⑩ ②⑧⑩ ⑩⑬⑳
E♭ : ⑤⑨⑬ ⑨⑬⑰ ④⑨⑬
正答:3 イ ア イ ウ
H28後:保育実習理論④移調とコード
平成28年度後期試験 保育実習理論 問4 次の曲を4歳児クラスで歌ってみたところ、最高音が歌いにくそうであった。そこでヘ長調に移調することにした。その場合、下記のコードはどのように変えたらよいか、正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
G C G7 G
1 F B♭ C7 F
2 F G B♭7 F
3 F C G7 F
4 C F G7 C
5 C B♭ C7 C
正答:全
H28後:保育実習理論⑤歌
平成28年度後期試験 保育実習理論 問5 次のリズムは、ある曲の歌いはじめの部分である。それは次のうちどれか、一つ選びなさい。
- 春が来た(文部省唱歌)
- やぎさんゆうびん(作詞:まど・みちお 作曲:團伊玖磨)
- バスごっこ(作詞:香山美子 作曲:湯山昭)
- どんぐりころころ(作詞:青木存義 作曲:梁田貞)
- まつぼっくり(作詞:広田孝夫 作曲:小林つや江)
正答:4
H28後:保育実習理論⑥音楽理論
平成28年度後期試験 保育実習理論 問6 次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「わらべうた」は、すべて作詞者および作曲者が明らかである。→×
- 「しゃぼんだま」は、野口雨情の作詞である。→○
- シューベルト(Schubert, F.P.)は、「魔王」を作曲した。→○
- カスタネットは、アメリカの民俗楽器である。→×
- ヘ長調の階名「ラ」は、音名「変ロ」である。→×
正答:4 × ○ ○ × ×
H28後:保育実習理論⑦【保育所保育指針】保育の内容
平成28年度後期試験 保育実習理論 問7 次の文は、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」の1「保育のねらい及び内容」及び、2「保育の実施上の配慮事項」の一部である。( A )~( E )の語句が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
1 保育のねらい及び内容
(2)教育に関わるねらい及び内容
オ 表現
(A 感じたことや考えたこと→○)を自分なりに表現することを通して、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにする。
(イ)内容
① 水、砂、土、(B 布→×)、粘土など様々な素材に触れて楽しむ。
④ 生活の中で様々な出来事に触れ、(C 経験→×)を豊かにする。2 保育の実施上の配慮事項
(4)3歳以上児の保育に関わる配慮事項
カ (D 自然→○)との触れ合いにより、子どもの豊かな感性や認識力、思考力及び表現力が培われることを踏まえ、(D 自然→○)との関わりを深めることができるよう工夫すること。
ク 感じたことや思ったこと、想像したことなどを、様々な方法で創意工夫を凝らして自由に表現できるよう、保育に必要な(E 素材や用具→○)を始め、様々な環境の設定に留意すること。正答:4 ○ × × ○ ○
H28後:保育実習理論⑧子どもの発達過程
平成28年度後期試験 保育実習理論 問8 次の文は、子どもの絵の発達過程に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
子どもの絵の発達過程の順序では、一般的に(A 頭足人)を描く段階から、人間や乗り物などを自分なりの(B 絵記号)で表した段階へと変化する。子どもの絵の発達を研究したローエンフェルド(Lowenfeld, V.)は、このような描画の形式を(C スキーマ)と呼んでいる。(C スキーマ)の段階では、(D 身体で感じた経験)をもとにして、その子ども独自のイメージを像として表現し、その内容は少しずつ変化する。固定化した概念的な絵を描き続ける子どもに対しては、新たな経験へ目を向けることができるよう支援していくことも大切である。
(組み合わせ)
A B C D
1 透視図 絵記号 ダイアグラム 目で見たこと
2 頭足人 絵記号 スキーマ 身体で感じた経験
3 頭足人 なぐりがき スキーマ 目で見たこと
4 頭足人 なぐりがき ダイアグラム 目で見たこと
5 透視図 絵記号 スキーマ 身体で感じた経験
正答:2
H28後:保育実習理論⑨色
平成28年度後期試験 保育実習理論 問9 折染め(紙染め・浸し染め)遊びをするために、赤、青、黄、橙、緑の5色の染料と和紙を用意し、試し染めをしました。折り畳んだ和紙に2色を選んで染めてみたところ、混ざった部分が黒っぽい色に濁ってしまったものがありました。
次のうち、黒っぽく濁った色の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
(組み合わせ)
- 赤と橙
- 青と黄
- 赤と黄
- 黄と緑
- 青と橙
正答:5
H28後:保育実習理論⑩小麦粉粘土
平成28年度後期試験 保育実習理論 問 10 R保育所では、2歳児クラスで小麦粉粘土を作ることにしました。 次のうち、作り方の説明として適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 可塑性を持続させるため、小麦粉に少量のクエン酸を入れる。→×
- カビを防ぐため、小麦粉に少量の塩を入れる。→○
- 小麦粉に水を入れて練り、適度な柔らかさにする。→○
- 小麦粉粘土に色をつける場合は、安全に配慮し食紅を使うとよい。→○
正答:4 × ○ ○ ○
H28後:保育実習理論⑪伝承遊び
平成28年度後期試験 保育実習理論 問 11 次の文は、伝承遊びについての記述である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい
日本では、物を紙で包んで渡す習慣があり、このような形式が(A おりがみ)遊びの原型ともなったと言われている。また、(B めんこ)は、地方によっては「ベッタ」「ペッタン」「パッチ」「パッタ」などとも呼ばれ、紙を切り抜いたものを地面に打ち付けた時の風圧で相手の(B めんこ)をひっくり返したり、もぐらせたりすると勝ちになる。(C 福笑い)は、顔の輪郭部分だけを描いた紙の上に、目隠しをして眉、目、鼻、口などを正しいと思う場所に並べて遊ぶ遊びである。
【語群】
ア かるた イ おりがみ ウ めんこ エ ベーゴマ オ 福笑い
カ 紙相撲
正答:3 イ ウ オ
H28後:保育実習理論⑬イソップ寓話
平成28年度後期試験 保育実習理論 問 13 次のうち、イソップ寓話が元となっているお話を○、そうでないものを × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 北風と太陽→○
- アリとキリギリス→○
- ヘンゼルとグレーテル→×
- ウサギとカメ→○
- 美女と野獣→×
2 ○ ○ × ○ ×
H28後:保育実習理論⑭童話と作者
平成28年度後期試験 保育実習理論 問 14 次のうち、幼年童話の作品と作者の組み合わせとして正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 『いやいやえん』 ―― 中川李枝子→○
- 『ちいさいモモちゃん』 ―― 松谷みよ子→○
- 『エルマーのぼうけん』 ―― ルース・スタイルス・ガネット(Gannett, R.S.)→○
- 『ロボット・カミイ』 ―― エリック・カール(Carle, E.)→×
正答:1 ○ ○ ○ ×
H28後:保育実習理論⑮【保育所保育指針】保育の内容「言葉」
平成28年度後期試験 保育実習理論 問 15 次の文は、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」のエ「言葉」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
① 自分の気持ちを言葉で表現する(A 楽しさ)を味わう。
② 人の言葉や話などを(B よく聞き)、自分の経験したことや考えたことを話し、伝え合う喜びを味わう。
③ 日常生活に必要な言葉が分かるようになるとともに、絵本や(C 物語)などに親しみ、保育士等や(D 友達)と心を通わせる。
(組み合わせ)
A B C D
1 体験 よく聞き 紙芝居 保護者
2 楽しさ よく聞き 物語 友達
3 体験 よく聞き 物語 友達
4 楽しさ よく理解し 紙芝居 保護者
5 体験 よく理解し 物語 保護者
2
H28後:保育実習理論⑯【事例】保育士の自己評価
平成28年度後期試験 保育実習理論 問 16 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
保育所に勤務している保育士のMさんは、自己評価を具体的に展開していくための方法について考えている。
【設問】
次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 保育所の自己評価は、計画的かつ見通しをもって進めていくことが重要である。→○
- 保育所の自己評価は、保育士等が主体的に参画して自己評価を実施し、学びあっていくことが重要である。→○
- 保育所の自己評価は、日誌やビデオ等の記録をもとに振り返る方法に限定する。→×
- 保育所の自己評価は、職員の過重な負担にならないように工夫する。→○
- 保育所の自己評価は、常勤と非常勤、保育士と保育士以外の職員の区別なく、可能な限り全員が参加できるよう配慮する。→○
2 ○ ○ × ○ ○
H28後:保育実習理論⑰【保育所保育指針】養護・教育とは?
平成28年度後期試験 保育実習理論 問 17 次の文は、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
「養護」とは、子どもの(A 生命の保持)及び情緒の安定を図るために保育士等が行う援助や関わりである。また、「教育」とは、子どもが健やかに成長し、その活動がより豊かに展開されるための(B 発達の援助)であり、「健康」、「人間関係」、「(C 環境)」、「言葉」及び「表現」の5領域から構成される。
(組み合わせ)
A B C
1 安全な生活 個別の支援 環境
2 生命の保持 発達の援助 社会
3 健康の増進 個別の支援 環境
4 安全な生活 個別の支援 社会
5 生命の保持 発達の援助 環境
5
H28後:保育実習理論⑱【保育所保育指針】保護者に対する支援
平成28年度後期試験 保育実習理論 問 18 次の文は、「保育所保育指針」第6章「保護者に対する支援」の1「保育所における保護者に対する支援の基本」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 子どもの(A 最善の利益)を考慮し、子どもの福祉を重視すること。
- 一人一人の保護者の状況を踏まえ、子どもと保護者の安定した関係に配慮して、保護者の(B 養育力)の向上に資するよう、適切に支援すること。
- 子育て等に関する相談や助言に当たっては、保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者一人一人の(C 自己決定)を尊重すること。
(組み合わせ)
A B C
1 最善の利益 保育力 自己決定
2 権利 保育力 自己理解
3 最善の利益 保育力 自己理解
4 権利 養育力 自己理解
5 最善の利益 養育力 自己決定
5
H28後:保育実習理論⑲【事例】児童養護施設運営指針
平成28年度後期試験 保育実習理論 問 19 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
保育士を目指している大学生Pさんは、児童養護施設への実習を控えています。実習にあたり、「児童養護施設運営指針」を読んで、事前学習を行いました。【設問】
施設実習を行うにあたっては、事前に施設について知っておくことが必要である。 次の文は、「児童養護施設運営指針」の一部である。 次の( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
社会的養護を必要とする子どもたちに「あたりまえの生活」を保障していくことが重要であり、社会的養護を(A 地域)から切り離して行ったり、子どもの生活の場を大規模な(B 施設養護)としてしまうのではなく、できるだけ家庭あるいは家庭的な環境で養育する「(C 家庭的養護)」と、個々の子どもの育みを丁寧にきめ細かく進めていく「(D 個別化)」が必要である。
【語群】
ア 集団指導 イ 家庭的養護 ウ 療育 エ 地域 オ 施設養護
カ 教育 キ 個別化 ク 連携
3 エ オ イ キ
H28後:保育実習理論⑳【事例】医療型障害児入所施設の実習準備
平成28年度後期試験 保育実習理論 問 20 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
保育士を目指している大学生Yさんは、医療型障害児入所施設への実習を控えています。実習にあたり、実習施設の概要や役割・機能、利用者などについて調べることにしました。
【設問】
次の実習準備に関する記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 入所している児童のほとんどは、身体障害のない軽度の知的障害の児童であることから、ゴム風船でバレーボールをするレクリエーションの準備をした。→×
- 入所している児童のほとんどは、虐待を受けて心身にダメージを受けていることから、被虐待児の心理・行動面の特徴について調べた。→×
- 入所している児童のほとんどは、非行による補導歴等があるため、非行の背景と、そうした児童への対応方法について調べた。→×
- 日常的な医療的ケアが必要な児童でも可能な、音楽に合わせて体を動かすレクリエーションの準備をした。→○
- 入所期間が3年間と定められていることから、退所に向けた自立支援の取り組みとその後に利用できる施設について調べた。→×
4
H28前:保育原理①【保育所保育指針】保育の方法
平成28年度前期試験 保育原理 問1
次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」の(2)「保育の方法」の一部である。( A )~( G )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 一人一人の子どもの状況や家庭及び地域社会での生活の(A 実態)を把握するとともに、子どもが(B 安心感)と信頼感を持って活動できるよう、子どもの(C 主体)としての思いや願いを(D 受け止める)こと。
- 子どもが自発的、(E 意欲的)に関われるような環境を構成し、子どもの(C 主体)的な活動や子ども相互の関わりを大切にすること。特に、乳幼児期にふさわしい(F 体験)が得られるように、生活や遊びを通して(G 総合的)に保育すること。
(組み合わせ)
A B C D E F G
1 課題 安心感 主体 促す 積極的 援助 計画的
2 実態 満足感 個人 促す 意欲的 援助 総合的
3 実態 安心感 主体 受け止める 意欲的 体験 総合的
4 実態 満足感 個人 受け止める 積極的 体験 計画的
5 課題 安心感 主体 受け止める 意欲的 援助 総合的
正答:3
H28前:保育原理②【保育所保育指針】保育の環境
平成28年度前期試験 保育原理 問2
次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」の(3)「保育の環境」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。保育の環境には、保育士等や子どもなどの人的環境、(A 施設)や遊具などの物的環境、更には自然や社会の(B 事象)などがある。保育所は、こうした人、物、場などの環境が(C 相互)に関連し合い、子どもの生活が豊かなものとなるよう、次の事項に留意しつつ、(D 計画的)に環境を構成し、工夫して保育しなければならない。
(組み合わせ)
A B C D
1 保育室 事象 適切 快適
2 施設 出来事 相互 家庭的
3 園舎 現象 適切 系統的
4 施設 事象 相互 計画的
5 保育室 現象 相互 教育的
正答:4
H28前:保育原理③【事例】幼保連携型認定こども園と保育所
平成28年度前期試験 保育原理 問3
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】
「保育原理」の授業で、幼保連携型認定こども園と保育所について学びました。その後、グループで学んだことについて話し合い、グループの意見として発表することになりました。【設問】
次の文は、各グループの発表の内容である。適切な内容を○、不適切な内容を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 幼保連携型認定こども園では、養護の視点を配慮する必要がない。→×
- 保育所は、3歳未満児には養護のみを行い、3歳以上児には養護と教育を一体的に行う施設である。→×
- 幼保連携型認定こども園は、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとしての満3歳以上の子どもに対する教育並びに保育を必要とする子どもに対する保育を一体的に行う施設である。→○
- 保育所の保育は、0歳から就学前までの子どもを対象として養護と教育を一体的に行う。→○
正答:5 × × ○ ○
H28前:保育原理④新潟静修学校託児所
平成28年度前期試験 保育原理 問4
次の文は、新潟静修学校託児所についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 大正時代に設置された日本で最初の公立保育施設である。→×
- 明治時代に開設された私塾に付設された施設で、専従の大人が子どもを預かり世話をした。→○
- 後に「守孤扶独幼稚児保護会」と名付けられた。→○
- 筧雄平の指導の下に開設された農繁期託児所の一つである。→×
正答:2 × ○ ○ ×
H28前:保育原理⑤人物
平成28年度前期試験 保育原理 問5
次の【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の人名を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【Ⅰ群】
- 彼の著作である『エミール』において、子ども固有の時期があることを主張し、子どもは未成熟な大人であるとする当時の子ども観に一石を投じた。
→ルソー- 最も恵まれない子どもを豊かに育む方法こそ、すべての子どもにとって最良の方法であるとする信条のもと、保育学校を創設し医療機関とも連携を図って保育を進めた。
→マクミラン【Ⅱ群】
ア マクミラン(McMillan, M.)
イ デューイ(Dewey, J.)
ウ エレン・ケイ(Key, E.)
エ ルソー(Rousseau, J.-J.)
正答:4 エ ア
H28前:保育原理⑥教育・保育の歴史
平成28年度前期試験 保育原理 問6
次の【Ⅰ群】の事項と【Ⅱ群】の記述を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
- ヘッドスタート計画
- レッジョ・エミリア・アプローチ
- モンテッソーリ・メソッド
A
【Ⅱ群】
ア 保育方法の特徴は、プロジェクトと呼ばれるテーマ発展型の保育であり、教師、親、行政関係者、教育学の専門家等が支え合って子どもの活動を援助するイタリア北部の保育施設での実践
→レッジョ・エミリア・アプローチ
イ 1998 年、イギリスにおいて発足した経済的・社会的支援を必要とする地域への早期介入の補償保育・教育プログラム
ウ 1965 年にアメリカで開始された、教育機会に恵まれない子どもを対象とした大がかりな就学準備教育
→ヘッドスタート計画
エ 子ども自身が、深く集中し継続するように考案された「日常生活の訓練」「感覚訓練」「読み書きと算数」等の教具を選択して活動し、教師は仲介者に徹する教育法
→モンテッソーリ・メソッド
オ 1996 年にニュージーランドで作成された、保育の原理と目標の方向性を定めた共通の保育プログラム
正答:2 ウ ア エ
H28前:保育原理⑦【保育所保育指針】職員の資質向上
平成28年度前期試験 保育原理 問7
次の文は、保育所職員の資質向上についての記述である。「保育所保育指針」第7章「職員の資質向上」に照らして正しいものを○、誤ったものを × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 子どもの最善の利益を考慮し、人権に配慮した保育を行うためには、職員一人一人の倫理観、人間性並びに保育所職員としての職務及び責任の理解と自覚が基盤となること。→○
- 保育所全体の保育の質の向上を図るため、職員一人一人が、保育実践や研修などを通じて保育の専門性などを高めること。→○
- 保育所全体の保育の質の向上を図るため、保育の内容や方法に関して職員の意思を統一すること。→×
- 職員同士の信頼関係とともに、職員と子ども及び職員と保護者との信頼関係を形成していく中で、常に自己研鑽に努め、喜びや意欲を持って保育に当たること。→○
正答:2 ○ ○ × ○
H28前:保育原理⑧【児童の権利に関する条約】第12条
平成28年度前期試験 保育原理 問8
次の文は、「児童の権利に関する条約」第 12 条の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
締約国は、自己の意見を形成する能力のある児童がその児童に影響を及ぼすすべての事項について(A 自由 )に自己の意見を表明する権利を確保する。この場合において、児童の意見は、その児童の(B 年齢 )及び(C 成熟度 )に従って相応に考慮されるものとする。
(組み合わせ)
A B C
1 周囲 年齢 環境
2 自由 年齢 成熟度
3 周囲 能力 成熟度
4 自由 能力 発達
5 周囲 年齢 発達
正答:2
H28前:保育原理⑨【保育所保育指針】保育の内容
平成28年度前期試験 保育原理 問9
次の文は、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。保育士等が、「(A ねらい)」及び「内容」を具体的に把握するための(B 視点)として、「(C 養護)に関わる(A ねらい)及び内容」と「(D 教育)に関わる(A ねらい)及び内容」との両面から示しているが、実際の保育においては、(E 養護と教育)が一体となって展開されることに留意することが必要である。
(組み合わせ)
A B C D E
1 ねらい 視点 養護 教育 養護と教育
2 目標 活動 保育 福祉 保育と福祉
3 ねらい 活動 福祉 健康 福祉と健康
4 目標 視点 養護 教育 養護と教育
5 ねらい 視点 福祉 教育 福祉と教育
正答:1