令和2年度 後期試験 社会福祉 問 14
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
F児童家庭支援センターに子を連れて母親が来所した。その母親Hさん(30 歳)は、発達障害と診断されたGちゃん(3歳)の養育と自分の仕事との両立に悩んでいた。父親は仕事のため同行することができなかった。この来所相談に応じたのは相談員Jだった。
【設問】
次の文のうち、相談員Jによる初回面接時の対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 相談員Jは、Gちゃんの養育と仕事の両立に悩んでいるという主訴に対して、Gちゃんの養育を優先させることの大切さを主張した。 →×
- 相談員Jは、主訴がすぐに表明されたので、女性の社会進出の権利を前提に話した後、発達障害児が利用できる制度を紹介して、ぜひ仕事を続けるように主張した。 →×
- 相談員Jは、主訴を聞いた後で、Gちゃんの発達の遅れを診断するために母子をプレイルームに案内して、Gちゃんの遊ぶ様子を観察しながら、Gちゃんの生育歴を丁寧に質問した。 →×
- 相談員Jは、主訴を聞いた後で、母親Hさんの心情について表出を促し、その後、家族関係の状況を質問した。 →〇
正答:5 × × × ○