R6後期 社会福祉 問 12
次のうち、相談援助の理論についての説明として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
- 「診断主義アプローチ」は、ランク(Rank, O.)の影響を受けたケースワーク理論であり、利用者と支援者との良好な関係を通して、利用者が持つ力を発揮し、社会的機能を高めることを目指すものである。 →×
- 「機能的アプローチ」は、フロイト(Freud, S.)の影響を強く受けたケースワーク理論であり、個人の心理面を重視し、パーソナリティの病理や欠陥の変容を図ることで問題解決を目指すものである。 →×
- 「問題解決アプローチ」は、「診断主義アプローチ」と「機能的アプローチ」を取り入れた理論であり、パールマン(Perlman, H.H.)によって体系化されたものである。 →〇
- 「エコロジカル・アプローチ」は、ライフモデルとも言われ、ジャーメイン(Germain, C.B.)とギッターマン(Gitterman, A.)によって体系化されたものである。 →〇
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ×
3 × ○ ○ ×
4 × × ○ ○ →〇
5 × × × ×
正答:4