R6後期 社会的養護 問 10
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
Ｇ児童養護施設に入所しているＭ君（11 歳、男児）は、両親からの虐待を理由に入所している。
両親ともに「Ｍが言うことを聞かない時、Ｍへの暴力や暴言が止まらなくなる。だから、Ｍと一緒に暮らすことに自信がもてない」とＧ児童養護施設の家庭支援専門相談員に話をしている。しかし、Ｍ君を引き取りたい気持ちがあることや、Ｍ君も両親の暴力や暴言が改善できれば家庭での生活を望んでいることから、親子関係再構築支援を進めることになった。
【設問】
次のうち、Ｇ児童養護施設が行うこの親子に対する支援として、「社会的養護関係施設における親子関係再構築支援ガイドライン」（平成 26 年３月 厚生労働省 親子関係再構築支援ワーキンググループ）に照らし、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを１つ選びなさい。
- 両親のペアレントトレーニング受講に関して、児童相談所等と連携する。 →〇
- 両親以外の家族や親族に対し、親子が自立するためにも支援は行わないよう促す。 →×
- 親子交流については、両親が暮らす自宅へ宿泊することから開始する。 →×
- Ｍ君の養育はＧ児童養護施設の職員が担っているため、両親に学校行事への参加は控えてもらう。 →×
（組み合わせ）
Ａ Ｂ Ｃ Ｄ
１ ○ ○ ○ ×
２ ○ × × × →〇
３ × ○ ○ ×
４ × × ○ ○
５ × × × ○
正答：2